国際経済・外交に関する調査会
○参考人(川端清隆君) ありがとうございます。 皆さん、こんにちは。福岡からやってまいりました川端と申します。 福岡には、三年前に教職を得たので福岡にやってきたんですけれども、その前の二十五年間はニューヨークの国連本部政治局で政務官という仕事をやってまいりました。 簡単に、短い間ですけれども、何をやってきたかという話なんですけれども、二十五年の間の大体六割ぐらい、国連の本部の中の、最初のこの写真ですね、安全保障理事会、ここの
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発言数 10件
初発言日: 2017-02-15 / 最新発言日: 2017-02-15 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(川端清隆君) ありがとうございます。 皆さん、こんにちは。福岡からやってまいりました川端と申します。 福岡には、三年前に教職を得たので福岡にやってきたんですけれども、その前の二十五年間はニューヨークの国連本部政治局で政務官という仕事をやってまいりました。 簡単に、短い間ですけれども、何をやってきたかという話なんですけれども、二十五年の間の大体六割ぐらい、国連の本部の中の、最初のこの写真ですね、安全保障理事会、ここの
○参考人(川端清隆君) まさに国連とは何かということなんですけれども、ドイツにしてもアメリカにしてもフランスにしてもロシアにしても中国にしても、自分たちの外交政策を達成するための道具、器だと思っている節があるんですね。だから、お願いだけではなくて、たまには命令口調の話もございます。 翻って日本の場合、私なども日本の要人が事務総長に会いに来たとき、ノートテーカーといって、記録を取れというので事務総長室に呼ばれて行くことがあるんですけれ
○参考人(川端清隆君) 日本の一番弱い分野の一つですね。日本で国際NGOがなかなか育たない。場合によっては、学生ボランティア活動と誤解されている方がいる節もございます。欧米では、立派なまずキャリアですよね。今、藤田議員もおっしゃったように、国連ではパートナーとして認められている。例えば、国連の人道支援、NGOの協力なしには食料にしても医療品にしても配れません。 NGOというのは、国連職員になるためには職歴がないとなれませんので、NG
○参考人(川端清隆君) 二点あります。 まず、国連をどう利用するかどうかということですけれども、これはもう日本の問題ですね。冒頭から何回か出ておりましたけれども、日本は今まで国連を安全保障の場と思ってこなかった。本来の意味での国連外交をそろそろ始める時期かと思います。 トランプ政権の話が出ましたけれども、私のこの二番目の、日本人の国連観の書いてある次のページで、ついでにと思って、米国の国連観というのをちょっと書いてみました。米国
○参考人(川端清隆君) 国連というのは、やっぱり人権、難民問題も含めてその擁護者であると、紛争地の人たちの最後の防波堤であると言われています。だから、その旗を下ろすことはできない。そういう面で、この点が信念があったからこそ、あのグテレスの批判ということであろうかと思います。ただ、その一方で、国際政治、日米関係の中で日本が何をどう言うかと、ワシントンで。ちょっと性格が違うところもあるのかなと。 それと、日本自身の問題ですよね。はたと足
○参考人(川端清隆君) 今日の話は、日本の発信力、発言力の話ですよね。その中で、やっぱり一番私の専門である安全保障の面で効果があるというのは、人を出すことなんです。紛争地に人を出す。おのずとこの活動内容は限られてまいります。人道支援、難民支援から始まって、PKOあるいは和平活動、いろんなものがあるかと思います。でも、いずれにしても、危険と全く無縁ではない。 ただ、それを恐れていれば、恐れておれば、紛争地の人間にとって一番有り難いとい
○参考人(川端清隆君) 二点強調させていただこうかと思います。 まず、今日の朝日の記事ですけど、PKO五原則はそもそも憲法との関係の中でつくられたと。特に憲法九条の第一項ですよね。そこで、日本の多分議論に欠けていると思うのは、この憲法の第九条の一項に、そもそも国連の和平活動というのは抵触するのかしないのかと。九条をよく読めば、国権の発動としての戦争、これをやらないということですよね。PKO、これ国権の発動、つまり日本が主人公となる国
○参考人(川端清隆君) バランスの取れた安全保障政策であろうかと思います。あるいは外交ですよね。別に国連外交、多国間外交をやったからといって二国間外交をおろそかにしろと、そういうことではないと思うんです。安全保障もそういうことですよね。ある日突然この日米同盟が消えてなくなると、そういうことでもないと思います。それぞれ相互補完関係にあるんではなかろうかと。 沖縄に関しては、私、一度琉球大学に行って話をしたこともあるんですけれども、ある
○参考人(川端清隆君) そのとおりだと思うんですけれども、本格的にリボルビングの話、つまり転職ですか、あるいはキャリアアップ、ミッドキャリアの育成、そういうこと、今の日本に足らないことばっかりですよね。どっぷりと我々この終身雇用制の世界につかってきて、むしろ転職をしたら信用できない人間だと一時期思われた時代もあったかと思います。ところが、翻って国際社会、ニューヨークの方に行ってみますと、リボルブしないと、つまり転職しないと上に行けないと
○参考人(川端清隆君) 済みません、ちょっと歴史観の話が出てきましたので。 私が今教えている大学は福岡にありまして、福岡から韓国釜山まで三時間です、フェリーで。その中で国際問題を教えるということであれば、慰安婦問題とかやらざるを得ないんですよね。その体験からしまして、統一した歴史観だとか、それを達成するというのはやっぱり無理があると思います。各国、歴史というのはその国のアイデンティティーにつながるものでありますから。 我々、大学