憲法調査会
○参考人(廣野良吉君) ありがとうございます。 今日は、こういう機会を与えていただきまして、私自身のいろんな意見を述べることができますこと、大変どうもありがとうございます。 今日の私の議論は二つに分かれます。一つは、まず何といっても我が国が第二次世界大戦後たどってきた道というものを国際環境の変化の中で見ないと困るなと。というのは、やっぱり私自身たまたま約二十年間海外で生活してまいりまして、海外の大学あるいは国際機関で長く働いてま
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発言数 12件
初発言日: 1993-12-10 / 最新発言日: 2004-03-17 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(廣野良吉君) ありがとうございます。 今日は、こういう機会を与えていただきまして、私自身のいろんな意見を述べることができますこと、大変どうもありがとうございます。 今日の私の議論は二つに分かれます。一つは、まず何といっても我が国が第二次世界大戦後たどってきた道というものを国際環境の変化の中で見ないと困るなと。というのは、やっぱり私自身たまたま約二十年間海外で生活してまいりまして、海外の大学あるいは国際機関で長く働いてま
○参考人(廣野良吉君) 私は、一九七四年、ちょうど中国が文化大革命で荒れているときですが、そのときに周恩来総理の御招待で参りました。それで、参りましたけれども、それはあくまでも、私は一日本人として行ったんじゃなくて、たまたま国連の職員であったというところ、中国が国連に加盟したばかりだったものですから、何とかして、国連というものはどういうものであるか、あるいはまた国連の主体となっているアメリカあるいはヨーロッパあるいは日本の経済というのは
○参考人(廣野良吉君) ありがとうございます。 憲法第九条二項というのはだれが見てもよく分かることなんですが、現実と完全に離れているんですね、現実の問題と。やはり、当時の日本の置かれた、世界に置かれた状況においては正にそれでよかったと思います。正に理想と言えるものですから。しかし、朝鮮戦争以降、御存じのように警察予備隊ができました。それからまた自衛隊ができました。これは必ずしも日本だけの国内の状況からできたんじゃなくて、やっぱりアメ
○参考人(廣野良吉君) ありがとうございます。 私は実は憲法学者じゃありません。それですから、細かなことは申すことはできませんので。ただ、言いたいことははっきりしていまして、それは、我々はこの国際環境の中において全面的に世界の平和、世界の発展のため、特に持続可能な開発のために、すなわち環境保全と両立するような格好で世界の経済の発展のために我々が貢献する。そのために必要なあらゆる条項は、細かなことは難しいけれども、少なくとも方向として
○参考人(廣野良吉君) 御質問ありがとうございます。 私のペーパーにも書いておきましたけれども、実は現行憲法の中で第九条第一項というのが、すばらしいものがあるわけであって、やっぱり私たち、こういう海外での武力行使を禁じているという、こういうようなすばらしい我が国の第九条第一項というものを、これをやっぱり世界に胸を張って誇れる規定ですので、これを是非守るだけでなくて、実はもっともっと積極的にこれを前に出していって、それで日本のこういう
○参考人(廣野良吉君) 私、長い間、実はJOCV、青年海外協力隊の方の仕事をやっているんですが、できたときからですけれども、JOCVの方々が、海外に若い方々が行かれてすばらしい成果があるんですね。この方々は、正に村に入り、あるいはその他いろんなところに入っていって現地の方と交流するということで、JOCVの方々に対する現地のいろんな国の人々の、単に政府だけでなくて村人であるとか村議会の議長さんであるとか、いろんな方々の評価は物すごく高いで
○参考人(廣野良吉君) 私は、もうまさに御意見に大賛成でございます。すなわち、日本のODAの一環として青年海外協力隊員、現在二千人近く海外へ出ているわけですけれども、過去を入れますともう二万人近くなるわけですが、本当にこの方々はすばらしいお仕事をしております。そういう意味で、私は海外へ出るたびに、途上国に行くたびにこういう方々とお会いする機会を持ちましでいろいろお話をしております。本当にすばらしいお仕事をしておりまして、いつも頭が下がり
○参考人(廣野良吉君) どうもありがとうございました。 実は、このところしゃべり続けてのどをちょっとやられちゃっているものですから、座ったままでよろしゅうございますでしょうか。 本日は、二十一世紀に向けた日本の責務ということにつきまして、調査会の参考人として出席するようにというお話がありました。私、どの程度御参考になるかわかりませんが、ふだん自分が考え、また行動している事柄についていろいろお話を申し上げまして皆様方の御参考に供し
○参考人(廣野良吉君) いわゆる普通国家とか、あるいは等身大国家ということが一体何を意味するのかということで、実は私自身もその言葉自身がよくわからない。 例えば、世界のGNPの一四%を占める国というのは普通国家なのかそれとも経済大国なのか。あるいは世界のGNPの一四%を占める国が政治的に何か振る舞ったときに、それは普通国家なのかそれともそうでないのか。だから、これはもう言葉の問題です。両方とも意味のない言葉だと思います。そういう意味
○参考人(廣野良吉君) 会長、先ほどの点で一言だけ付け加えてよろしゅうございますでしょうか。
○参考人(廣野良吉君) 先ほどの永野委員からの御質問に対する私のお答えで、一つ足らない点がありましたのでちょっと付け加えさせていただきたいと思います。 それは、先ほど普通国家とかあるいは等身大国家というような言葉が逃げに使われるのではないかという点を私強調したわけですけれども、この言葉を使って表現した両国会議員は非常に国際的な日本の責務を強くいつもおっしゃっている方ですから、本人自身はそうではないということを確信しております。その点
○参考人(廣野良吉君) 非常に重要な点の御指摘と思います。 私自身、国連の安全保障機能の強化というのは、これはまず第一に、これから二十一世紀の初頭にかけての一つの世界の情勢としてそういう方向になっているというのが第一点であると。じゃ、日本として一体どうすべきかということ、これはまた別にあります。 世界の情勢としての国連の安全保障機能の強化ということを考えた場合に、確かに現在のブトロス・ブトロス・ガリ国連事務総長は、おっしゃるよう