外務委員会
○戸叶武君 いま松前君によっておおむね問題点は三条約とも質問されましたが、この中で私は、外務省なり農林省なりの当事者の人たちが非常な苦心を重ねてその積み重ねの上に新しい外交の方向を、国際的な潮流の変化にもよりますけれども、具体的に成果を挙げたということは私は大変なこれは記録だと思うのであります。少なくとも外交の問題、防衛、経済というようなものを含んでこういうふうにきわめて具体的に現実的に相互の理解を求めながら話し合いを重ねるならば、困難
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発言数 3,812件
初発言日: 1954-04-20 / 最新発言日: 1982-12-23 / 1 ページ目 / 全体 191ページ
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○戸叶武君 いま松前君によっておおむね問題点は三条約とも質問されましたが、この中で私は、外務省なり農林省なりの当事者の人たちが非常な苦心を重ねてその積み重ねの上に新しい外交の方向を、国際的な潮流の変化にもよりますけれども、具体的に成果を挙げたということは私は大変なこれは記録だと思うのであります。少なくとも外交の問題、防衛、経済というようなものを含んでこういうふうにきわめて具体的に現実的に相互の理解を求めながら話し合いを重ねるならば、困難
○戸叶武君 政務次官としては誠意のある御回答かと思いますが、私は国家多事の折、重要問題が幾つか横たわっているときに、総理大臣が私は改憲論者でありますという冒頭発言というものは非常に不謹慎であって、日本の今日のむずかしい国家の中枢にある総理大臣としてはえらい不適格者を選んだなという感じを受けるのでありますが、あなたはどう感じますか、常識的に。
○戸叶武君 えらい鬼っ子が生まれたもので、そのことは答弁しなくてもよろしゅうございます。 私は、前の鈴木総理大臣にも、総理がアメリカのレーガン大統領に最初にお目にかかりに行くという直前に質問をいたしました。その私の質問の趣旨は、日本国憲法は国連憲章を母体として生まれたものであって、国連憲章の精神が揺るがない限り、簡単に憲法改正はできなくできているんだという私の見解を述べて、答弁は要らないがと言って答弁を求めない質問をいたしました。そ
○戸叶武君 ただいまの福島君の動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○戸叶武君 御異議ないと認めます。 それでは、委員長に宮之原貞光君を指名いたします。 ───────────── 〔宮之原貞光君委員長席に着く〕
○戸叶武君 ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○戸叶武君 このたびの教科書問題が政治問題化したことは、問題が中国側にあるのでなくて、日本側における少なくともいまの鈴木内閣における閣内不統一と言ってもよろしいような、文部省は文部省のメンツにとらわれ過ぎ、外務省の意見というものにほとんど取り入れられないで、文教族と言われる人たちのウルトラ右翼的な考え方が外国を刺激すること非常に大きなものがあったと思うのです。このたびアメリカの「タイム」でも、やはり日本のいままでの残虐行為というようなこ
○戸叶武君 今日の外交というものはきわめてスピーディーに物に対処しなければならないので、タイミングを逸しては外交においてはその機会を失い、成果というものがなくなってしまうおそれがあるのです。文教族と言われる人の論議を拝聴していると、どこに風が吹いているのかわからないような形でのんびりとメンツ論にとらわれているようでありますが、こういうぎくしゃくした官僚的なかみしもをつけなければ物が言えない、ついでにちょんまげもほしいということになるんで
○戸叶武君 文化というのは生きているのです、流れているのです。固定化してぎくしゃくしたのは、文化という名を使ってそれを食い物にしている官僚的な一つの表現であって、もっとスムーズに心が伝達されるような方式が今日における文化ではないかと思うのでありますが、日本ではやはりプロシア流の法律、明治憲法によって培われた根が日本官僚の土壌の中にしみ込んでおって、何か法治国家思想というものがもっともらしく見えるが、われわれは法秩序というものを無視するも
○戸叶武君 徳川時代の爛熟したときの文化人に蜀山人という方がありました。櫻内さんや私らよりもおもしろい方で川柳なんかもはやらせた方であります。この退廃文化の中におっても文化の流れというものをよく見つめていった方でありますが、腐敗政治を直すことに力点を置いて、庶民の中から川柳やその他を盛り上げていった方でありますけれども、いざこの退廃を改めようとして登場したところの白河楽翁公が幕府の実権を握るや、非常に窮屈で苦労を知らない殿様だから、文武
○戸叶武君 いや、別に感謝を受けるほどのありがたいものじゃありませんが、「良薬は口に苦し」と言うので、苦い方だけは幾らか感じたようですが、私は肖向前君とは一九六〇年(昭和三十五年)、安保闘争の際における安保条約改定阻止国民会議の十二団体のカンパニアの総団長として北京に訪ねた、彼が有名人でなかった時代からの知り合いですが、彼は大連に生まれ、日本の文理科大学を出、台湾生まれの外交官謝南光君の下におって非常に正確に日本の情報をキャッチしている
○戸叶武君 櫻内さんの言われることはよくわかりますが、先走って物をやるのでなく、慎重に問題をかみしめて間違いのないようにやっていきたいという配慮はごもっともですが、外交は政府の責任ですから、われわれ野党の者はいろいろそれに協力しながら、ときには反対論を展開しながら、警告をしながら、ある意味において広い立場から日本の意向というものを政府を通じて相手側にまで通じさせようという努力にやぶさかではありませんけれども、いまのような自民党内における
○戸叶武君 なかなか外務大臣にもお目にかかれないので、総理大臣の鈴木さんや外務大臣の櫻内さんは、現場に触れて、体で物を確かめようという非常に精神の旺盛な方で、そういう意味においては、観念的な実証主義学者よりも体でぶつかって受けとめて、そして問題の中から直観と決断においてタイミングを逸しない一つの政治的な配慮をしようという新しいタイプの政治家として、人物私見においては非常に日本の政治史の中で興味ある人物だと私は思っておるのです。実証主義的
○戸叶武君 今度はもっと細かいところに入りますが、私は単なる演説をやっているんじゃない。ただ単に国会が、だんだん行政権の膨張によって、小国家と言いながら事実上は行政の拡大によっていつの間にか最高機関というものが内閣に従属するような形になって、官僚国家になりつつあります。日本の官僚は、フランスの官僚以上に危機を感じてよく勉強していてくれます。だから、もっているのだと思いますけれども、ただ危ないのは、官僚というものは頭がいいし頭脳があるけれ
○戸叶武君 もう少し過ぎてからの方がヤルタ協定を問題とするのにはタイミングがいいと思いますが、それは、飢えたるポーランドを救えという声は必然的に、アメリカがどんなことを決めようがヨーロッパじゅうの世論となり、フィンランドからノルウェー、スカンジナビア半島からバルト三国にまで及び、私は東欧にも、ソ連に対してもっとココムの強化よりも緩め、もっと自由な立場をしなければ窒息してしまうという要求の中に、飢えたるポーランドを救えという人道主義的なス
○戸叶武君 大体この条約に対する質問の問題点は松前君から詳細に質問がなされたので、私はダブることも必要といたさないと思いますので違う角度から若干の質問をいたします。 今度のサミットの会はいろんな意味において世界の注目を浴びておりますが、米ソの核兵器制限に対する具体的な成果をどのように上げるかということはまだ今後にかかわっていると思います。しかしそれと同時に、いまヨーロッパで問題になっているのはエネルギーの問題よりもむしろ環境整備の問
○戸叶武君 この間アルゼンチンにおける島の中に、一番小さな島にイギリスの主権が残っているというのでイギリス大使とのお話し合いをしたところが、東洋における香港とその二つだけしかもう植民地がイギリスにはなくなったんだと。原則的には植民地を返すけれども、現在の状態で主権が脅かされるような場合においてはこれを武力をもっても排除していくという伝統的な考え方から、いまのどうこうというのでなく、イギリスの伝統的な物の考え方は各地において平和裏において
○戸叶武君 いまの答弁はきわめて明快で、やっぱり宮澤さんがシャープな頭と経験を通じていまの鈴木内閣に陰の方から非常に貢献しているということはよくわかることであり、前は、余り聡明過ぎるので宮澤さんはいつも逃げちゃうんじゃないかと言われたけれども、このごろはどうしてどうして、積極的にやはり日本の主体性確立のためには泥でも体でも張っていこうという意気込みが出ている点においては、いまの世界の危機の中における日本の外交、防衛のあり方をこの機会に自
○戸叶武君 もう時間がありませんから最後に一点だけにしぼっていきますが、今回のサミット、今後の国際会議においては、やはりいまの総理大臣の鈴木さんなり、またなかなか櫻内さんも思慮の深い人になり、さらに思慮の深いのじゃあなたもおりますが、やはり軽率な言動じゃなくて慎重を要するという態度でやらないと、いまのような形で憲法改正をやれば何でもというようなことになると、恐らく政府はひっくり返ってしまいますよ。政府を倒すのに手は要らない。それはやはり
○戸叶武君 スリランカとの協定は、いままでスリランカの公使なり何なりは非常に熱心に日本に近づいてきたが、日本人はあそこにおける水力電気の問題でもあるいは水源開発の問題でも、余り耳を傾けるゆとりがなかったようです。 それは、一つはフランスに留学した優秀なインテリがトロツキストで、夫婦ともあそこの政権を握っていた時代がありましたのでその関係かとも思いますが、私は一九二九年、船でコロンボを訪ねたことがあります。そのときに宝石屋の主人に非常