経済産業委員会
○新井参考人 読売新聞の新井でございます。 私はジャーナリストなものですから、十市さんが精緻に全域に触れるようなお話をしたと思うのですが、私は、考え方といいますか、今回の問題になっている石油開発部門の問題のあり方みたいなことをちょっとお話をしてみたいと思います。 現在のエネルギー問題の置かれている状況というのは、私は、非常に複雑化していて、かつ、エネルギー政策という意味合いでいいますと、不透明であるなというふうに思っています。
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発言数 30件
初発言日: 2001-04-10 / 最新発言日: 2002-07-02 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○新井参考人 読売新聞の新井でございます。 私はジャーナリストなものですから、十市さんが精緻に全域に触れるようなお話をしたと思うのですが、私は、考え方といいますか、今回の問題になっている石油開発部門の問題のあり方みたいなことをちょっとお話をしてみたいと思います。 現在のエネルギー問題の置かれている状況というのは、私は、非常に複雑化していて、かつ、エネルギー政策という意味合いでいいますと、不透明であるなというふうに思っています。
○新井参考人 物すごくもっともな御意見であると思います。日本のエネルギー政策に欠けているのはそのような視点でして、自給率が極めて低いというにもかかわらず、そういう視点から考えずに経済的な視点のみから考えられているのが議論の深みを薄めてきたのであって、先生おっしゃるとおりだというふうに考えます。
○新井参考人 見通しをつけるのは非常に難しいことと思います。 石油公団発足以来三十数年の成果というのはあるわけですが、今になってこれでうまくいくんだという保証はできないかもしれませんが、私が最後の機会というふうに言っているのは、本当にこのときをずるずると逃してしまった場合には一体どうなるのかということをきちんと判断しておかなければならないということでして、そういう言い方をすると、評価すれば五分五分だという以外にはありません。
○新井参考人 なかなか難しい御質問だと思います。石油公団、三十四年ぐらいの歴史がありますわけですので、その間の努力の結果がどうだったかという評価になるわけで、これからどうなるのかという見通しになるわけですが、やはり半々以上は、積極的に自主開発原油というものを維持する方向に行くべきであろう。ただ、時間的な考え方をどこか導入して、きちんとこれまでにこういう形にならない場合はそうしないというような措置が必要なのかなというふうに思っております。
○新井参考人 中国の問題というのは余りにも巨大で、ある想定をしてやりますと、中国が韓国程度の経済レベルになりますと、世界じゅうの油をそこに全部注がなければいけないというような状況になるということになって、我々も余り想定しないということになってしまうわけですけれども、これをどう考えるかということは、多分食料問題や何かを考えまして最大級の問題なんだろうというふうに思います。 ただ、どういうふうに対処するかということでありますけれども、こ
○新井参考人 公団法の改正のときの仲間内の議論というような形でのお話としますと、やはり石油公団は残しておいて、十年程度でやめるとか、成果がなければやめるとか、そういうような措置の方向もあったのかな、先ほどちょっと申し上げましたが、私はそのように考えておりまして、文字どおり、今の石油政策はやや混迷ぎみだと思っております。
○新井参考人 人事の話というのはなかなか難しい話だと思っております。天下り人事がすべて悪いのかどうかと詰めていきますと、なかなか答えが出てこないんですが、ただ、李下に冠を正さずというような言葉がありますように、石油開発部門につきましては、若干といいますか、相当やはりそれが目立つということは事実だと思います。 それが実際に悪い方に機能しているのかいい方に機能しているのかはともかくとしまして、言葉を選んで言わなければならないんでしょうが
○新井参考人 きちんとした中身の検証をしながらであれば、妥当な線だと私は思っております。
○新井参考人 大体十市さんがお答えになったこととタブってしまいますので、若干観点を変えますと、アジア地域でも、ぼつぼつではありますが、原子力の開発が少しずつは進んでおります。この前ベトナムから原子力代表団が来られたのでお会いしたんですが、あそこでも二〇一七年ぐらいまでには持ちたいというようなことがありました。この視点も一つ入れておいていいのかなというふうに考えます。
○新井参考人 備蓄の議論は何度かしたことはあるんですが、共同備蓄というのはやはりその先にある話で、安全保障上というふうに考えるのであれば、個別的な国の単位で対応し、その上でということになるんだろうと思います。
○新井参考人 危機的な状況できちんとした、国と国がイーブンな対応ができるかというのは、なかなか難しいことになるんではないかと想像いたします。
○新井参考人 確かに、制度的な側面でいいますと先生おっしゃるとおりで、何も変わっていないじゃないか、むしろ強化されたんじゃないかという側面もあろうかとは思います。 ですが、石油公団廃止という形でこれだけ関心を持たれたということでありますから、そう簡単に同じような体制でいけるというものではないんではないかと考えています。 これは何度も申し上げますように、これがある意味で開発分野が成り立ち得るのかどうかということの最後の局面というふ
○新井参考人 多分、先生の御懸念のとおりかとは思いますけれども、しかし、逆に言いますと、石油政策とか戦略とかいう方向にシフトした結果が、現在の公団廃止みたいなところになったという側面もあるわけでして、全く違った側面から物を見ておくポジションができるというのは、それはそれで意味があることだと私は思います。
○新井参考人 その点、先ほど別の質問を受けたと思うんですけれども、原則として私もそう考えております。会社の社長となれば、形ということになるんだと思いますが、個々の人の資質の問題と同時に、言葉がちょっと不適切かもしれませんが、李下に冠を正さずみたいなのがあるはずでして、もたれ合いの構造ができ上がってしまうのも、少なくともそうと疑われて仕方のないような土壌ができてしまうということであって、原則としてそうであろうかというふうに思います。
○新井参考人 具体的イメージでこうだと明示できるものは私も持ってはおりません。 ただ、状況を考えますと、今、エネルギーの自由化が急速な勢いで進んでおります。電力もそうですし、石油業法が廃止になりましたから、石油業界も同じでしょう。そういう形で、今までにないような石油、エネルギーの関連する環境というのが大きく変わってきていまして、その中からどういう形で生まれてくるかということは言えないわけですが、一方、逆に、そうしたものが生まれるよう
○新井参考人 最初の意見のときにも申し上げたと思うんですけれども、日本には石油会社の一貫石油会社、開発部門から精製、販売にまで至るような会社が事実上今でもないに近いわけです。ですから、和製メジャーのイメージというのは、開発分野も持ち、精製・販売分野も持ち、そのバランスで展開していく会社だというふうに考えています。
○新井参考人 基本的には、十市さんのおっしゃっておったことと同じになるんだと思います。ここで最後のチャンスを生かすのか生かさないのかという視点から考えないと、この問題は解答が出ないというわけで、私としては、国庫に返すというようなことは早急にやるべきではないというふうに思っております。
○新井参考人 なかなか具体的にお答えしにくい質問のように私は思うんですけれども、やはり一番大事なことは、今回の議論に出ていなかったように思うんですが、透明性をいかに高めるかという、ちょっと嫌な言葉なんですけれども、そのことに尽きるんじゃないかと思っています。 公団の問題も、そうした点で隠ぺいされた部分が相当あったがゆえに、それが暴露されるというような形になったわけでありまして、最大の問題は、議論されておりませんけれども、税金が使われ
○新井参考人 何か先生の御質問はなかなか難しいんですけれども、開発を大事にしろということは、ある意味では原子力をある程度抑制できるということに単純にはなってしまうんだと思います。日本のエネルギー政策、大きく考えまして、先ほどから申し上げましたように、極めて複雑になってきていまして、さまざまな要素からすべて検討しなければならないように、三次方程式や四次方程式を解くような話だと思います。 先生、原子力は御反対の御様子ですけれども、であれ
○新井参考人 現状では多分相当難しいのかと思います。 石油業界の販売姿勢というのは、売れるときはどんどん売っちゃってということでして、昔をちょっと振り返りますと、為替差益の還元問題がありました。あのときのお金あたりをうまく使いますと、あるいはその時点ではチャンスがあったかなというふうに今になって思いますけれども、現状では、多分、これだけの高いリスクマネーをそこから出してスムーズにいくというふうにはなかなか思いにくいと思います。