文教委員会
○参考人(新井直之君) 新井でございます。 私は現在大学に奉職をしておりますことと、それから専攻がマスコミニュケーション論ということをやっておりますので、その立場から御意見を申し上げたいと思います。 八つほど疑問点といいますか問題点といいますか、そういうことを申し上げたいと思いますけれども、第一は、放送で学習が可能なのだろうかということであります。 一般に、マスコミを視聴したりあるいは読んだりという場合には、必ずしも全部が受
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発言数 10件
初発言日: 1981-04-16 / 最新発言日: 1981-04-16 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(新井直之君) 新井でございます。 私は現在大学に奉職をしておりますことと、それから専攻がマスコミニュケーション論ということをやっておりますので、その立場から御意見を申し上げたいと思います。 八つほど疑問点といいますか問題点といいますか、そういうことを申し上げたいと思いますけれども、第一は、放送で学習が可能なのだろうかということであります。 一般に、マスコミを視聴したりあるいは読んだりという場合には、必ずしも全部が受
○参考人(新井直之君) 私は、大学の自治を確保するためには、基本的には先ほど最後に申し上げましたように、現在あるそれぞれの国立大学がそれぞれに放送教育を行うようにすれば一番基本的な解決になるだろうと思うんでありますけれども、それを別にいたしまして、現在の学園法案に関して言いますならば、まず第一には、教授会のことについて地位及び内容、職責などについて明確に規定をすること、それから、もちろん現在の国立大学でも評議会というのが非常に大きな役割
○参考人(新井直之君) 私は、基本的に申しますと、放送大学は学問の自由あるいは大学の自治、研究、そういうようなことから考えて、少々の手直しでは基本的には解決はしないのだろうというふうに考えております。 たとえば一つ例をとりますと、放送大学で非常に実際的に教育の第一線に立つのは各地の学習センターの人たちであるだろうと思います。学習センターができますと実験、実習もそこで行うことになります。それから、ビデオをそこに置いておきまして、それで
○参考人(新井直之君) 御質問の趣旨に全く私は賛成でございまして、オープンユニバーシティーが成功した理由の一つはスタディーセンター、学習センターが非常にたくさん敷かれまして、全イギリスで二百七十カ所のスタディーセンターを置いたわけであります。今度の放送大学では現在関東一円の中に学習センター六カ所というふうに書いてございまして、そうしますと、一府県ごとに一カ所ずつという非常にネットワークとしては粗いネットワークになっているかと思います。も
○参考人(新井直之君) まず、資格のことについては私も板橋参考人と同じ意見でありまして、放送大学を出たからといってそれが社会的評価にどういうふうにつながるのかということが非常に基本でありまして、その社会の、これはまあ通信教育にも関係すると思いますけれども、その物の見方が変わらなければ、資格をとることで満足しないだろうと。たとえば自己満足にはなるかもわかりません、その卒業証書をとって、学士号をもらったということで。しかし、それが社会的な評
○参考人(新井直之君) 私も、学習センターは、もし放送大学が実際に行われるならばそこが非常に問題といいますか、大事なところになってくると思うんでありますけれども、学習センターを利用しての面接授業というようなことを行うようになるためには、今度は受ける方が、つまり通信教育でも同じかもしれませんけれども、放送大学の場合に昼間働いている。そうすると休みをとって学習センターに何日か通わなければいけないということになりまして、そこのところが非常に学
○参考人(新井直之君) 全くおっしゃるとおりでありまして、大学人はそういう大学人としての気概を持たなければならないのは全くそのとおりでございます。で、ただ気概だけでは何ともなりませんので、やはりその制度的保障ということがそれに伴わなければ気概だけあっても空回りをいたしますので、やはりそういう意味では制度をきちんとしておくということが絶対に私は気概を保障する意味で必要不可欠だろうと存じます。
○参考人(新井直之君) 任期制につきましては私は反対であります。つまり、任期制というのは、それが何年であろうとも、やはり教官の身分というのは非常に不安定なものになります。長期の研究というものができなくなるということも起きてまいります。ですから任期制というのは考えものではないかというふうに私は考えております。 それから、スクーリングにつきましては全く御指摘のとおりでありまして、しかし私は、スクーリングというものは、通信教育であれ、ある
○参考人(新井直之君) まことに御指摘のとおりでございまして、私たちの方の学問で申しますと、マスコミには逆機能と言いまして、つまり機能の逆さでありますけれども、放送などあるいは新聞なんかでもそうであるかもわかりません。影響力の大きなマスコミであればあるほど、そこにしばしば登場する人あるいはそこでしばしば繰り返される説明というものはかなり大きな権威を持ってくるということが定説になっております。したがいまして、もし相対する学説があるときに、
○参考人(新井直之君) 御指摘のとおりでありまして、私放送大学について心配していますのは、たとえば自分で学ぶということについて考えてみましても、普通の既存の大学ですと図書館を利用するという、大学にそれぞれりっぱな図書館が規程で決められてつくられておりまして、それを利用して学ぶということができます。しかし、全国各地にばらばらに散らばっている放送大学の学生はその大学の図書館を利用することができません。それから、自分で参考書を買って勉強すると