外交防衛委員会
○参考人(新崎盛暉君) どこから話をしていいかちょっとあれですけれども、確かに五一年に安保が締結されて、安保が締結されたというのは、同じ日に対日平和条約が締結されているという、そして翌四月二十八日に安保条約と対日平和条約が効力を発生して、日本が言わば独立をしたと。その代わり、その対日平和条約の第三条で、沖縄は、その規定に従えば、日本の潜在主権は認めるけれどもアメリカが住民も地域も全部管理する、半永久的に管理するという、そういう規定になっ
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発言数 61件
初発言日: 1997-04-09 / 最新発言日: 2009-05-12 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○参考人(新崎盛暉君) どこから話をしていいかちょっとあれですけれども、確かに五一年に安保が締結されて、安保が締結されたというのは、同じ日に対日平和条約が締結されているという、そして翌四月二十八日に安保条約と対日平和条約が効力を発生して、日本が言わば独立をしたと。その代わり、その対日平和条約の第三条で、沖縄は、その規定に従えば、日本の潜在主権は認めるけれどもアメリカが住民も地域も全部管理する、半永久的に管理するという、そういう規定になっ
○参考人(新崎盛暉君) 新崎盛暉です。 限られた時間ですので、私は二点に絞ってお話をさせていただきたいと思います。一つは、なぜ今グアム移転協定なのかということです。もう一つは、先ほどから盛んにそれが実現できるかのように言われている負担軽減というものの実態が沖縄においてどのような現れ方をしているのかというこの二点です。 まず第一点ですけれども、なぜ今グアム移転協定というのが必要になったのか、これが最も私などにとっては理解し難い点で
○参考人(新崎盛暉君) 普天間の返還の問題は、九六年ですけれども、これはなぜ組み込まれなかったかというのは、日本政府にその意思がなかったというか、当初はアメリカとしては返還の代償を求めたということ、それがこの間、非常に地元の意向とかそういうので揺れながら、どこまでが獲得できるかという、そういう駆け引きの中でいつまでも残ってきている、私はそのように理解しています。
○参考人(新崎盛暉君) 必ずしもそうではありません。 ただ、現実には、戦後六十年間、日米同盟とか日米安保というのは結果として沖縄の構造的差別の上に成り立ってきたということを皆さんはどう認識しますかという問いかけをしているということです。 それともう一つは、私、終わりの方の冒頭で申し上げたことは、軍事戦略的な問題だけで国際関係を考えるのではなくて、もう少し平和外交とか、そういうことを重視した国際関係への対応を優先させることによって
○参考人(新崎盛暉君) 簡単にお答えしたいと思います。 核の問題と通常兵器という、こちらでこちらを補完できるかどうかという議論をされているように聞きましたけれども。 今、嘉手納の例が出ましたけれども、今問題になっているのは、沖縄で海兵隊が必要かどうかという、さらに、新しい海兵隊の基地を造るのが必要かどうかという、そういう具体的な議論なんですね。そのときに、僕は海兵隊の存在が核を補完するとか、そういう通常兵力の中に海兵隊というもの
○参考人(新崎盛暉君) 破棄するかどうかというのはよく分かりませんけれども、先ほども指摘しましたけれども、現在、政府それ自体が、これは四月九日の衆議院の外務委員会ですか、なりで見解を明らかにされていて、アメリカ政府とも確認した上で、例えば辺野古に新基地が造られなくてもこれは協定違反ではないと、あるいはアメリカが予算措置を講じなくても協定違反ではないと、つまり法的義務を課すものではないと言っているんですから、この協定そのものの実効性そのも
○参考人(新崎盛暉君) 普天間基地がどのような経過でどのような時期に造られていったのかというのは、私はもうたくさんいろいろなところで書いておりますが、普天間飛行場というのは、宜野湾村という村役場もあって、国民学校も二つあって、そういう最も平たんな、宜野湾の中の平たんな土地、そういう田んぼがあり畑があり松並木がありという、そういう土地だったんですね。そこが戦場になって、そしてそういう建物も破壊されて、そこに住んでいた人は逃げ惑って、生き残
○参考人(新崎盛暉君) 三十分ぐらいでもあれば今のお答えができると思いますけれども、詳しくは私が書いた本を読んでくださいということですが。 つまり、沖縄の人たちが社会的に何を体験してきたかと、特にこの五、六十年の中で体験をしてきたかというところでいえば、一つの原点はあの沖縄戦、地上戦だろうと思います。その直接体験者はもう人口の上でいえば極めてわずかになっています。にもかかわらず、例えば教科書検定の問題で、一昨年でしたか、あれだけの人
○新崎参考人 ちょっともう一度言っていただけませんか、私に対する質問。
○新崎参考人 新崎です。 私は、沖縄から見た米軍再編の問題について話をさせていただきたいと思います。 米軍再編それ自体は、繰り返されていますように、アメリカの世界的戦略の一環ですし、日米同盟あるいは日米の軍事的協力を目指すものですけれども、沖縄の地位というのは、既に日米再編協議の合意文書あるいはこの法案の中においても、特に沖縄県とか沖縄住民、あるいはその負担軽減というような文言が登場していることからも明らかなように、日米同盟の中
○新崎参考人 わかりました。 要するに、それはそのとおりです。ですから、そのアメリカの戦略に追随することが日米同盟にとって貢献することであり憲法にも合致するというぐあいに国会が判断されるのかどうかという極めて重要な問いが投げかけられていると思います。 それを沖縄の負担軽減というような言葉で覆ってしまっては本質が見えなくなりますよということだけ、つけ加えさせていただきたいと思います。
○新崎参考人 再編交付金の問題については、先ほど私はその中身にも問題があると言いましたけれども、今のお話にもあるように、つまり、現在の段階では、我々に、あるいはその対象になる市町村にも、どういう形でどういうものがというのが全く見えていません。 過去でいいますと、例えば北部振興策とか基地所在市町村活性化事業等でも、何年でどれぐらいというとりあえずの目安はあったように思います、途中で打ち切られたりもしていますけれども。そういうものもなし
○新崎参考人 結局繰り返すことになりますけれども、私は、この法案の三つの問題点を指摘したと思います。 一つは、出来高払いという発想、あるいはそれが生み出す問題。それから、これは従来の箱物だけではなくてソフトの部分を対象にするというふうに言われているけれども、そのことがかえって持つであろう大きな危険性の問題。それともう一つは、沖縄の負担軽減という口実で、この法案の中にちゃんと書かれていますから、アメリカ合衆国における基地の建設等にお金
○新崎参考人 現状なのか、それとも再編によるパッケージによる変化の方がいいのか、現実問題としてというふうに前提をされました。私は、現実問題というときに、現実問題とおっしゃる方が本当に現実を見ているのかなということをまず考えざるを得ません。今、現実問題として、現状かパッケージ、あるいはパッケージ論とおっしゃいましたけれども、要するに米軍再編かという二者択一以外の道はないのかという発想は、日本の政治家にはないのかと私は思ってしまいます。
○新崎参考人 私は軍事問題の専門家ではありませんけれども、いわゆる抑止力という場合には対象があるはずです。例えば、こちらが抑止力を強化する、そうすると相手もそれに対応して強化する。これは、例えば、世界的規模での例としては東西対立がありました。 そして、今の議論というのは、相手の存在とか相手の反応を全然無視したまま、ある意味では仮想敵国をつくって、こちらの抑止力の強化ということを言っているのではないか。相対的な関係として、視点を移して
○新崎参考人 一言では答え切れない問題を一言で答えろと言われて非常に困っていますけれども、日米同盟という言葉がどこから使われるようになったか。 例えば、私たちは沖縄返還に際して、これは日米軍事同盟の再編強化だと言っていたようなときに、政府とかそういうのは日米同盟という言葉を非常に嫌っていましたし、同盟ではないとおっしゃっていました。そして、恐らく同盟関係という言葉が日米の文書の中に出てきたのは鈴木善幸・レーガン共同声明あたりじゃなか
○公述人(新崎盛暉君) 一言で言えば、あきれています。
○公述人(新崎盛暉君) 国連の役割、具体的にはどういう御質問でしょうか。
○公述人(新崎盛暉君) 新崎です。 ことしはちょうどいわゆる安保条約が締結されて、五一年の九月ですけれども、五十周年になります。その安保条約に基づいて沖縄には多くの米軍基地があるということは、皆さん御存じだろうと思います。もっとも、最初から沖縄の基地というのは安保条約に基づいて置かれたのではなくて、安保条約と一緒に締結された対日平和条約の第三条によって米軍政下に長らく置かれ続けて、一九七二年の五月十五日以降、安保条約に基づく基地とい
○公述人(新崎盛暉君) もう一度言っていただけますか。