国家安全保障に関する特別委員会
○参考人(日比野敏陽君) こんにちは。日比野でございます。 本日は、このような場に発言をする機会を与えていただきまして、誠に光栄であります。ありがとうございます。 今日は、一新聞記者として、そして全国の多くの新聞記者が加盟する日本新聞労働組合連合の代表としてこの場に来ておるところです。日常的に取材、そして報道の仕事に携わる者として、この秘密保護法案には極めて問題が多く、国民の知る権利に奉仕する取材、報道の自由を大きく損なうもので
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発言数 13件
初発言日: 2013-12-03 / 最新発言日: 2013-12-03 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(日比野敏陽君) こんにちは。日比野でございます。 本日は、このような場に発言をする機会を与えていただきまして、誠に光栄であります。ありがとうございます。 今日は、一新聞記者として、そして全国の多くの新聞記者が加盟する日本新聞労働組合連合の代表としてこの場に来ておるところです。日常的に取材、そして報道の仕事に携わる者として、この秘密保護法案には極めて問題が多く、国民の知る権利に奉仕する取材、報道の自由を大きく損なうもので
○参考人(日比野敏陽君) ありがとうございます。 取材の方法、手法について、常軌を逸したもの等についての御質問でありましたが、取材の手法、形というのは、何が常軌を逸しているのか、何が正当なのかというのは、やはりその時代によっても違いますし、その人の判断によっても違いますから、そういった取材の手法が問題にされるのではなくて、結果的にどんな手法であろうと国民に伝えるべき、本来伝えるべき、つまり、ある種の権力によって恣意的に隠されているよ
○参考人(日比野敏陽君) 御質問ありがとうございます。 私自身として立派なことを語れる経験は余りありませんが、個人を特定するような事例はなかなか出せませんけれど、最近の、本当に最新の記事で、ある記者が、これは全国の新聞に掲載されておりますけど、このように述べておられます。この方は、歴代の外務次官経験者を取材して、米軍による核兵器の持込みについてのいわゆる核密約の管理実態を明らかにしたことがあると書いておられます。記事を書いた直後に政
○参考人(日比野敏陽君) まず、もう既に江藤先生が指摘されておられますけど、内閣総理大臣がチェックをするということは、どのような説明をされても、行政機関の長の上には総理大臣がいらっしゃるわけですから、内輪で点検をするということにしか国民、有権者には映らないと思います。それが第三者機関と果たして言えるのかということを指摘させていただきたいと思います。 したがって、私としては、恣意的な秘密指定を回避する仕組みには到底なっていないというふ
○参考人(日比野敏陽君) 秘密情報が安易に捨てられることはない仕組みがあるというふうに説明をいただいておりますが、そもそも私たち国民は、主権者は何が秘密かが分からないままに秘密指定が行われるわけですから、それが三十年後、六十年後、どのようになっているのかということを私たちが検証することは不可能であります、まずそれが一つ。そして、法案の御説明で足りているかというと、それは全く足りていないと思います。 例えばアメリカでは、今情報の問題が
○参考人(日比野敏陽君) 私の経験だけを話すわけにもいかないと思いますので、一般論になると思いますが。 基本的に、今、小野先生がおっしゃったように、取るに足らないことだから教えてくれというふうにして取材する記者は誰もいないと思います。やはり、あなたの持っている情報は社会的に、そして歴史的にも非常に重要だから教えてくれと。そして、取材源の秘匿というのは、これは記者の鉄則ですから、言うまでもなくあなたの名前は言いませんということで取材を
○参考人(日比野敏陽君) 西山太吉さんのおっしゃっていることは、この法案ができたら、やはりますます取材の萎縮、そして情報源の萎縮が激しくなり、情報公開、もう既にある情報公開法も空文になってしまう、そのような状況になるというふうにおっしゃっておりますが、取材現場としても同じように、使命を果たそうと思っても果たせなくなることは明らかであると思います。 日本では、戦後一貫して、情報を取得することについては、つまり探知、アクセスすることにつ
○参考人(日比野敏陽君) 少し重なるかもしれませんが、私たちの取材というのは、先ほど小野先生にも申し上げましたけど、社会的かつ歴史的に重要であるということで相手を説得して取材をすると。だまして、ある種ごまかして情報を得るということはあり得ません。私、最初に述べましたけど、情報は自動販売機に知る権利を入れたら出てくるものではないので、人対人の、ある種人間対人間の泥臭い営みだと思っています。 その相手が、最初からもうこの法律によって同じ
○参考人(日比野敏陽君) 私たちの先輩の皆さんが、特に核密約を含めて歴史の検証を行ってきておられると思います。もちろん取材対象者の方も、最後に、こう言ってはなんですが、もうそろそろ随分な年になったからということでお話になりたいと、それは悔いを残さないとか、いろいろな思いがあると思います。そういったものが歴史をつくっているわけでありますから、ジャーナリズムは、やはり歴史を記し、検証していくという役割が第一義であると思いますから、六十年、そ
○参考人(日比野敏陽君) この附則について盛り込まれる御努力をされたことについては、心から敬意を表したいと思います。 しかしながら、根本的にこの法案の問題であるそもそも秘密の範囲が余りにも広範囲過ぎるということ、そして、秘密が何か、どこにあるのか、どういった秘密なのかということについて国民、有権者は誰も知らされない、こういった問題をおいたまま、今、江藤先生がまさにおっしゃったように、秘密の指定及び解除の基準ですから、中身については誰
○参考人(日比野敏陽君) この点については幾つか、私たちとしては、私たち新聞記者の立場としても指摘をさせていただきたいと思います。 この部分が、目的ですね、目的の部分が入ったということでありますけれども、これは、ようやく八四年の国家秘密法と言われた時代のレベルに戻っただけではないかなというふうに思います。つまり、その当時の法案も、各党から、こういった内容がなくて問題があるということで盛り込まれたと。しかし、その法案は実現しておりませ
○参考人(日比野敏陽君) 私も福島先生とその点については全く同じ意見であります。 そもそも、この法案について、いろいろ問題点が原案から出てくるたびに、知る権利が追加されたり、非常に、憲法の一番重要な基本的人権である知る権利が追加されたり、それから審議中も政府側からは良識、ある種の良識で判断するといったような答弁が続いておりますが、そういったことが果たして表現の自由につながるのか。表現の自由にある種の試行錯誤みたいなものはあり得ないと
○参考人(日比野敏陽君) もちろん職業的ジャーナリスト、職業的記者がそう簡単にひるむということはないというふうにまず私の立場としても申し上げたいと思いますが。 しかし、何度も申し上げるように、取材する側が萎縮することは確実だと思います。そして、何よりも取材源が萎縮することによって私たちの取材活動ができなくなってしまう、事実上不可能になると。それは、聞き出す能力とか記者の力量だとかいうことではなくて、法的に十年の重罰で情報源を押さえ込