科学技術委員会
○最相参考人 クローン羊ドリーの誕生から約三年が過ぎまして、ようやくここに一つの結論と言えるべきものが示されたと思います。この間、クローン技術、その周辺技術の取材をさせていただきまして、法案作成の過程を傍聴させていただきました一取材者として、発言させていただきたいと思います。 生命倫理委員会は、一言で言いますと、消化不良のまま、後味悪く終了したという印象であったと思います。クローン小委員会とヒト胚研究小委員会の二つの委員会の報告書で
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発言数 5件
初発言日: 2000-11-14 / 最新発言日: 2000-11-14 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○最相参考人 クローン羊ドリーの誕生から約三年が過ぎまして、ようやくここに一つの結論と言えるべきものが示されたと思います。この間、クローン技術、その周辺技術の取材をさせていただきまして、法案作成の過程を傍聴させていただきました一取材者として、発言させていただきたいと思います。 生命倫理委員会は、一言で言いますと、消化不良のまま、後味悪く終了したという印象であったと思います。クローン小委員会とヒト胚研究小委員会の二つの委員会の報告書で
○最相参考人 具体的な事例といいますと、クローン研究もES細胞研究も、ヒトの胚ではまだ認められておりませんので、日本で具体例があるというわけではないのですけれども、例えば、昨年だったかと思いますが、十一月に東京農業大学で、牛の胚に、核を抜きまして、人間の核をそこに移植するというような、文部省の指針に違反しました事件がございました。それは新聞でも非常に大きく報じられたものだと思います。 私が恐れますのは、今回のような解読するのが非常に
○最相参考人 先ほど西川参考人がおっしゃられましたように、届け出が研究者側の自主性を重んじているという御意見には、私もそうであると大変思います。 しかし、今回の法案の成立過程、それから論議などを傍聴しておりました過程、それから先ほども指摘させていただきました倫理委員会のシステム、このような法案成立に至るまでのさまざまな問題点を見ておりますと、現段階ではまだ届け出制にするには時期尚早であるのではないか、そのように思っております。
○最相参考人 実はそこが一番難しい問題で、私も大変悩みました。クローンを禁止してはいけない理由は何かということを見つける方が、やはり難しいんです。 それで、私は、九八年にロスリン研究所のイアン・ウィルムットが来日しましたときに二日間にわたってインタビューさせていただいたんですが、そのときにウィルムットがおっしゃったことは、この技術が我々研究者だけではなく大変な世界的な問題になることはわかっているから、どうかみんなで考えてほしい。特に
○最相参考人 ヒト胚保護法にさかのぼるのが無理というのはちょっと意味がわからないんですが、結局、見直し規定などを入れずにもう一度戻って最初から構築し直す方がいいのではないかという御意見ですね。私もそれがベストだと思います。それができるのなら、そうしていただきたいです。