科学技術・イノベーション推進特別委員会
○本島参考人 松野委員長、ありがとうございます。 最初に、松野委員長及び委員の皆様方に、私を参考人として呼んでいただきましたことに感謝申し上げます。核融合エネルギーの実用化に向けての現状と今後について意見を述べさせていただく機会を得ましたことを大変感謝しております。 松野委員長には、二〇一一年の秋に国会議員の先生方と一緒にITERまで来てくださいまして、大変勇気づけられました。そのことをきのうのことのように覚えております。おかげ
日本の国会議事録 全文検索
発言数 47件
初発言日: 2011-11-24 / 最新発言日: 2017-06-06 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○本島参考人 松野委員長、ありがとうございます。 最初に、松野委員長及び委員の皆様方に、私を参考人として呼んでいただきましたことに感謝申し上げます。核融合エネルギーの実用化に向けての現状と今後について意見を述べさせていただく機会を得ましたことを大変感謝しております。 松野委員長には、二〇一一年の秋に国会議員の先生方と一緒にITERまで来てくださいまして、大変勇気づけられました。そのことをきのうのことのように覚えております。おかげ
○本島参考人 大変残念なことだと考えております。 ただ、ニュースによりますと、二〇二〇年までは時間があるということですので、その間に考え方を変えてくれるのではないかと。 それから、現在、ITERについてはいろいろなブリーフィングが行われている最中だと思いますので、特にリアクションが出ておりませんし、石炭を掘って燃やすためには、それにかわるクリーンな、炭酸ガスを出さないエネルギー源が必要になるはずですので、ブレーンが、特にエネルギ
○本島参考人 ありがとうございます。 やはり我が国は、準ホスト国、もうあと一歩で日本に誘致できるところまで行っていたわけですが、準ホスト国としての技術的基盤それから政治的なバックグラウンド、ポテンシャルを持っておるわけです。準ホスト国としてリーダーシップをこういう大きなプロジェクトの中で発揮し、リーダーシップをとり続けていくということが、結果として、見える場合と見えない場合があると思いますが、日本の国益になるはずだ、こういうふうに思
○本島参考人 物納の方式は、やはりITER協定が二〇〇七年につくられたときの基本的なこととして各極が承認したことでありますが、その意義は、やはりそれぞれの国が物を、設計はITERでするという原則で、ビルド・ツー・プリント・デザインと申しますが、製作設計に非常に近いところまでして、それを、プロキュアメントアレンジメントと申しまして、いわゆる契約行為で各極と設計図を渡して、コストについては二〇〇七年に取り決めた表に基づいて各極がつくる、こう
○本島参考人 大変センシティブなところが我が国にはあると思います。 世界的に申しますと、私がヨーロッパにいましたときに思いましたことは、ヨーロッパ等では、そういう動きが実際に始まっています。実際に、原子力発電所をシャットダウンするというふうな動きもドイツ等であるとおりです。 我が国の場合は、そういった非常に悲劇的な事故の後、原子力と核融合の違いといった理解が深まってきているのではないか、そういうふうに思います。ただ、まだ核融合に
○本島参考人 今、第三者委員会、マネジメントアセスメントのことをおっしゃっていただいたと思います。 私は、真摯にその内容を受けとめて、私の在任中も、マネジメントの強化、特にITER機構とそれから各極、七極の、ドメスティックエージェンシーと申しますが、担当の極がございます。それは大きな研究所に所属している場合が多いんですが、日本の場合は、現在の量子放射線機構の、略語で申しますが、那珂研にあります。そことの一体化を進めるということと、そ
○本島参考人 それは、少しずつITER理事会の方で勘案されているというふうに見ております。また聞いております。 非常に重要なポイントは、私が在任中に進めようとしましたのは、今の問題を解決するために建設期を早く終わらせるということが重要です。建設期は、物納ですから、いわゆるキャッシュフローが余りないわけですね。ところが、運転期に入る、最初のプラズマを何とかつけて、装置はとにかく必要最小限で完成して、そういう戦略をとることを最優先課題の
○本島参考人 やはり、それを私どもが社会に発信しないといけないわけでございまして、この十二ページの写真、ここまで進んでくると、建設現場そのものですけれども、この写真の左側がITER本体が据わるコンクリートの、クラウンストラクチャーと申します、これがもう建ち上がってきているわけです。 それから、その後ろにある、ITERの写真を張ってありますが、これは組み立て室なんですね。ここでトロイダルコイル等の部品の組み立てが行われます。こういった
○本島参考人 やはり、アメリカのこの計画の中における存在というのは、それは大変重要な位置を占めておりますので、何らかの形で残ってもらうような努力をする必要がある、こういうふうに思います。 十五年ぐらい前、RアンドDの段階で撤退しましたのは、また今の状況とは違う理由で脱退していまして、アメリカの場合は核融合はサイエンスとして捉えている面が大きいんですね。ですから、その要求を満たすような形でITERに参画してもらえるような環境づくりが必
○本島参考人 私は、大学の入学が昭和四十二年でして、大学紛争等がその直後にあって勉強できない期間があった世代なんですが、大学の二年生のときに、私は物理でしたから、自分の進路を決める必要がありまして、私自身は、親の影響か、親は原子力研究所にいまして原子力をやっていましたので、やはり、全部そうなんですが、そのころの学生としては、社会の役に立つ、一番役に立つことでやりたいのは何だろうなと思っていたわけです。ちょうど、まだ一億度が必要なのに百万
○本島参考人 やはり非常に重要なことでして、それが社会からよく見えるようになるといいんですが、例を申し上げたいと思うんですけれども、超電導技術は、中国の例で申しますと、西安で超電導線をつくって、全て合格したわけです。高い技術レベルを開発できたわけですが、ITERの発注が終わった後どうするかというのは、企業として死活問題になるわけです。 どうしているかといいますと、今の波及効果をうまく応用いたしまして、その線材の技術をNMRに使ってお
○本島参考人 日本の国民の皆様の核融合に対する認識は、私どもの努力不足もあって、まだまだ不十分なところはあると思います。やはり、それをよりよく御理解いただくためには、特にITER計画でその着実な進展を示すことが必要である。 今、ターニングポイントを過ぎて、やはり胸突き八丁のところでございます。ですから、これを乗り越えるべく、いろいろな応援をいただけるととてもいいな、こういうふうに思うわけです。 御質問に直接お答えすべきことは、や
○本島参考人 まず、非常に重要なことと思いますのは、長期的なビジョンが必要になってくるのではないか。日本の国力で核融合の実証炉ができて、電気を発電して、それで三割とか五割とかを賄おうというふうにしていくためには、一年間に一個発電所を核融合でつくっても、百年で百台にしかならないわけですね。ですから、やはり百年ぐらいはかかる。 ですから、その間に政策を維持していただく必要がありますし、将来的には、核融合炉が百台になれば、それは原子力はも
○本島参考人 その点、ITERでの経験、つまり、フランスの原子力規制当局、ASNからライセンシング、許可を受けたと。その中には、フランスの原子力規制法に基づく縛りを全て受けておるんです。そのことが大変重要な実績になってくると思いますが、やはりその中ではリスクは明確にしております。 放射線的には、何か起こる、例えば上からボルトが落ちて八百立方メーターの一億度のプラズマに当たった、そうすると、プラズマは一遍にとまってしまうわけですが、ト
○本島参考人 私はずっとヘリカルの方をやってきましたので、ITERへ行きましたときに、最初にヘッドクオーターミーティングをしましたら、そこでロシアの副機構長が、おまえはITERをヘリカルにする気かというふうな質問をしてきまして、そのときに答えました、これは一言で黙らせないかぬと思いましたから、あなたは知っていますか、きのうの敵はきょうの友という言葉があるだろうと。それで黙りましたけれども、私はITERの成功のために来たんだ、黙れ、こうい
○本島参考人 レーザー方式は大変興味深い方式でして、もう既に大阪大学、学術研究、学問としてかなり大きな規模になっているんですが、私は日本としても続けていただきたい、こういうふうに思っています。 レーザーについては、瞬間的に反応を起こさせますので、反応そのものの原理は一緒なんですが、メカニズムが大分違うという点があって、興味深いことが多々出てくる可能性はあると思いますし、それから、今御指摘になった医療応用への広がりというのも期待できま
○本島参考人 ありがとうございます。 まず、どのように進めるべきかについては、やはり、ここまで日本の核融合研究が、私の経験としましても成功してきているわけですので、それは、基盤をしっかりつくっていって、開発の部分とサイエンス、学術の部分とを車の両輪として進めてきた点にあると言えます。ですから、今後もそれを、その分コストがかかる部分が出てくると思いますが、ぜひ続けていただきたい。つまり、日本の科学技術の基盤の一つとして、しっかり維持し
○本島参考人 まず、太陽に打ち込むという点については、私は考えたことがないので、さあ、どうかなと思うんですが、まず太陽は、あれだけ、地球の三十三万倍でしたか、重さがありますけれども、太陽の、四十六億年ほとんど、一%、二%でしか、核融合反応ですね、変わっていないのに、影響があってはいけないんじゃないか、そういう懸念があると思います。 技術的には、太陽の重力は非常に大きいので、打ち込むのは、太陽ぐらいの大きい星からロケットを打ち出すのと
○本島参考人 リニアコライダーにつきましては、私、それほど承知していないものですから、適切なお答えができるかどうか、ちょっと自信がないんですけれども、物質の本質を探る、それから日本の、特に高エネルギー研での研究の実績、それを発展させていこうというプロジェクトについては、大変ポジティブに受けとめております。ですから、できるだけ合理的に、ローコストで、ただし、計画立ち上げの段階でしっかりした計画をつくっていただくということが重要なんじゃない
○本島参考人 まず、ニュートリノですが、小柴、梶田両先生がノーベル賞をとられて、日本の非常にすぐれた研究分野でございます。 今、先生の体を太陽から飛んでくるニュートリノが、先生だけじゃないです、全員ですが、一秒間に一平方センチ当たり六百六十億個当たっているんです。感じませんでしょう。これが放射線だったら大変なわけです。我々はもうとっくに消滅しているわけです。でも、それだけ飛んできている。ほんのちょっと反応するわけですね。ですから、カ