厚生労働委員会
○参考人(村上清君) 長崎ウエスレヤン大学の村上です。よろしくお願いいたします。 私の専門は精神障害者の分野なので、その立場で今回の改正案及び精神障害者の雇用対策について意見を述べたいと思います。 まず、今回の改正案については、精神障害者を法文上に位置付けたということについては前進だと思います。しかし、多くの精神障害者本人や家族、関係者が最も期待していた精神障害者を障害者雇用率の対象にすることが見送られたことについては、失望以外
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発言数 77件
初発言日: 1980-02-13 / 最新発言日: 2002-04-23 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○参考人(村上清君) 長崎ウエスレヤン大学の村上です。よろしくお願いいたします。 私の専門は精神障害者の分野なので、その立場で今回の改正案及び精神障害者の雇用対策について意見を述べたいと思います。 まず、今回の改正案については、精神障害者を法文上に位置付けたということについては前進だと思います。しかし、多くの精神障害者本人や家族、関係者が最も期待していた精神障害者を障害者雇用率の対象にすることが見送られたことについては、失望以外
○参考人(村上清君) 先ほどピアヘルパーの話を少ししたんですけれども、知的障害又は精神障害を持っている方でヘルパーの資格を取って実際に身体障害者のヘルパーをやっている人が現実にいます。また、それは普通のヘルパー、障害を持たない方のヘルパーさんと組んでヘルパーの仕事が可能じゃないかと。 先ほども述べたように、やっぱり職種の拡大という視点から、このピアヘルパー制度をもっともっと充実させていくべきではないかと思います。軽い知的障害の方なん
○参考人(村上清君) 昨年、厚生労働省の精神障害者の雇用促進等に関する研究会というのが行われまして、私もこの委員のメンバーになっておりました。その中で、精神障害者の雇用率問題は何回も主張してきたんですけれども、なかなかいろんな関係で今回見送りということになりました。 幾つか私残念に思うのは、精神障害者を雇用率に入れることでまずスタートラインに並ぶと思います。現段階では、知的障害、身体障害に比べて雇用率に入っていないということで、まだ
○参考人(村上清君) 全国各地でNPO組織又は市民団体ができて、行政と一緒になっていろんな障害者の雇用問題に取り組んでいます。私の知っている例でも、例えば福岡や北九州とか、あと久留米などでもそういうネットワークを作ってやっています。こういうことをやはりもっともっと広めていくべきだし、やはりNPOの活用、NPO法人の活用等をもっと雇用の中に入れていくべきじゃないかなと思っています。
○参考人(村上清君) 先ほども言いましたけれども、地域のネットワークというのは本当に大事だと思っています。 大阪ではピアヘルパーの養成を実際やっていますし、また、独自のネットワークづくりを大阪職業センターの関さんを中心にやっています。その意味では、そういうネットワークを大阪方式と呼びますけれども、それを全国に広げようかという話も最近したところなんです。その意味では、大阪や、先ほど言いました北九州や久留米とか、いろいろなところで地域ネ
○参考人(村上清君) おはようございます。村上でございます。 きょうは、三つの点について意見を申し上げたいと思います。 まず、第一は給付の面でございます。 今回、特に六十五歳問題が論議の焦点になりました。ちょうどここに一年前の雑誌の記事がございます。読んでみますと、当時のプロジェクトチームが「六十歳から六十五歳までの対応策のパターン八通り(年金評論家 村上清氏の私案)」を参考にして検討したと書いてございます。年金評論家村上清
○参考人(村上清君) お答えをする前に、先ほど私、良と申し上げたんですけれども、厚生省の方からすると不満だと思うんです。私は、今やっていらっしゃる方については優という点を差し上げたいんです。ただし、いかにしてもできないことはあるわけです。過去からの連続とか、あるいは片方で財源がどうしても伴わない、そういうことのために良という点をつけました。役所の御努力は私は優でございますが、結果的にはいろんな問題がどうしてもできないんで、仕方がないから
○参考人(村上清君) 委員長、ちょっと一言、補足よろしゅうございますか。
○参秀人(村上清君) お答えいたします。 基礎年金というのは、国際的な用語ではユニバーサルベネフィットと申しまして、これは普遍的にだれにでも上げるということなんですね。だから、むしろミーンズテストがないのが普通だと思います。ミーンズテストがあるのはオーストラリアとかニュージーランドです。これは所得によってでございますけれども、これでも大部分の人が受け取っているんですね。したがって、これは要するに制度の立てようだと思います。
○参考人(村上清君) お答えいたします。 日本で国民年金ができましたとき、これは違っているかもしれませんが、私の理解でございますけれども、その前にイギリスで国民保険といいますか、定額の年金をやっておったわけですね。ビバリッジという方が社会保障の神様みたいになっておりまして、ビバリッジが考えたのは、定額掛金で定額給付、だれからも例えば一万円ずつ取って三万円ずつ上げるとか、それが公平だと彼は考えたわけです。多分その影響を随分受けているん
○参考人(村上清君) 点をつけるというのは大変苦労いたします。私も大学でしばらく教えておりまして、採点が一番苦労いたしました。私の教えた大学では優良可としてそういうふうに分けるというので、真といたします。
○参考人(村上清君) アメリカの例を引きますと、アメリカでは所得税を払わないぐらいの人でも社会保険料は払っているわけです。例えば、基礎年金を間接税にすればだれだって払うわけです。だから、所得税と関係なく、だれだって厚生年金を所得に応じて徴収していいんじゃないですか。
○参考人(村上清君) それは、育児期間中は働いていたとみなすような方法を入れるというふうな方法はいかがなものでございましょうか。
○参考人(村上清君) 誤解があるといけないんですが、私も今すぐ賦課方式にしろという意味じゃございません。一昔前に賦課方式論というのがはやりまして、積立金を使っちゃえば安くできると、そういう意味じゃなくて、したがって庭田先生と大体同じことだと御理解いただきたいと思います。
○参考人(村上清君) 今、バナナのたたき売りとございましたけれども、私ももう何年も前から講演会のときにはそういう話をしているので、私が言つな言葉を使われたのかもしれませんね。 今、厚生省の方が大変苦慮しているというのは、私率直に言ってやっぱり四十年代の失政だと思うんです。やり過ぎですね。つまり、あのころのキャッチフレーズは低負担高福祉でしょう、新聞が見出しにそう書いておったですよ。国会の先生方もそれに対して何も言わなかったです。低負
○参考人(村上清君) 年金制度、ここでは国の公的年金でございます。それは賦課方式か積立方式がというのは、主要国では賦課方式というのがまず常識だと思うんです。日本でも世代と世代の助け合いという言葉を使っております。つまり昔の家族内扶養、これを社会全体に拡大した、そうすればせがれが稼いできた金の一部を年寄りにやるわけでございますからね。ただ、異常な状態がいつ起こるかわからないから、若干の手元資金というんでしょうか、積立金というもの、支払い備
○参考人(村上清君) わかりませんけれども、もう日本の生活のパターンとかそういうものほかなり欧米の影響を受けてきていますよね。ほとんどの分野で何年がおくれて起こっているということを考えると、やっぱり六十から六十五ぐらいの間で自由に選択してリタイアできるんじゃなかろうか。 さっきから六十五歳のお話ばかり出るんですけれども、アメリカは原則六十五なんですけれども六十二歳から八割の年金をもらえる。実際には六十五まで待つ人は四人に一人しかいな
○村上参考人 村上でございます。 最初にお断りしておきたいと思うのですけれども、これから申し上げます意見は、私が自分で考え出したというものではございません。私は余り独創力はないのです。ただ、私の取り柄は、三十年間各国の年金制度を勉強してまいりまして、そこにはもう長い歴史といろいろな成功や失敗の例がたくさんあります。別に西洋かぶれというわけじゃないのですけれども、そういうたくさんの例を見まして、その中でうまくいった例とか失敗した例、あ
○村上参考人 幾つかのテーマで申し上げましたが、それはもうおのおの次元が違うものですから、ちょっと優先順位というのはつけにくいのですね。 ただ、せっかくの機会でございますので言わせていただきますと、最近ある雑誌に一橋大学の高山先生が書いていたのですが、「年金が二十秒でわかる法」というのですね。要するに、一つのものをどう分けるか、それを決めるだけの話だということなんです。私が申し上げた三対二がいいのか七対三がいいのかという、そういう配
○村上参考人 村上でございます。 今御指摘のございましたように、これは先進国共通でございますけれども、老後の経済的な備えというのは三本柱とかあるいは三階建てと言います。一階は公的年金でございます。国の年金ですね。これは世代と世代の助け合いでございます。それから二階が職域でございますから、これは企業年金も入りますが、日本の場合には退職金の方がまだ比重が高いと思います。よその国も、年金もありますけれども、一時金も随分普及しておりますので