「村山裕三」の過去の国会発言

発言数 21件

初発言日: 2022-03-31  /  最新発言日: 2023-04-25  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 村山と申します。今日はどうぞよろしくお願いいたします。 レジュメが配られていると思うんですけれども、防衛産業の基本問題と防衛産業強化法案というタイトルで話をさせていただきます。 私、実は過去三十年間にわたり防衛産業の調査研究をやっておりまして、それで、この三十年間、防衛産業というのはよい状態になかったんですけれども、残念ながら大きな改革というのはなされずにここまで来たんですね。それで、今回初めて政府の方でこの問題を

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 まず、一点目ですけれども、範囲なんですけれども、一番上に来るのはいわゆるシステムインテグレーターですので、ここはもう範囲として決まると思うんですよね。ここは長年のノウハウを持っているので、これはなかなか取って代われないという部分があります。その下に、それこそ二次、三次、四次というのが、傘が開いているわけですよね。その下をどう定義するかというのは結構難しい問題でして、ここにデュアルユースの民生企業もこれから入れておくべきだと

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 御質問どうもありがとうございます。 私が守る方に特化して競争力を上げるべきだと言うたびに、いつも批判されます、これは。そんな、技術的に見てみたら、守るも攻めるもないということをいつも言われるわけですよね。これは確かにそうだと思います。 しかし、明らかに守る兵器、守る装備品、例えば地雷除去のそういう機器とか、そういうことですね。それから、攻める方で、射程の長いミサイル、これは明らかに守る攻めるがあるわけですよね。それ

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 アメリカがこういうとんでもない技術を手がけるというのは、やはり予算があるからできた話だと思うんですよね。DARPAでもかなり予算がついて、かなり無駄なこともやるということなんです。 この背景にはどういうことがあるかといいますと、無駄なことでも将来役立つことがあるという発想なんです。だから、やっていて途中で失敗しても、そこまでやったことは何かに生きるだろうという発想でやっているわけですよね。それは予算に余裕がないと、そう

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 防衛産業といっても、防衛産業という一つがあるわけではないです。これは、構成するのは自動車産業であって、船舶産業であって、ロケット産業であり、航空産業。だから、それぞれ非常に広いところを防衛といって一くくりにしているだけなわけですよね。だから、これは分野分野で全然違うんですよ、はっきり言って。防衛産業全般としてなかなか捉えられないですよね。 だから、そういう調査がないというのが一つは問題でして、そもそも、どの分野のどうい

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 防衛装備品が普通の商品と違うのは、やはり政治的な部分なんですよね。それで、国益を実現させるとか、そういう側面があるということなんですよね。でも、政治的側面もあるけれども、一方で産業である、ビジネスである、ここが一番難しいところなんです。 政治的役割だけだと、もう国営化してしまえばいいんです、極端な話。ところが、それをビジネスでやらないと効率的にできないという面があるので、そこの折り合いをどうつけるかというのは、実は非常

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 これは非常に重要な問題でして、まず、投資家が防衛産業をどう見ているかという話をしなきゃならないと思うんですけれども、一度、私、外資系の証券会社に呼ばれて、日本の防衛産業の話をしてくれと言われたんですよね。それで話をしたんですけれども、何か雰囲気が違うんです。それで、後で聞いてみたら、投資家にとって企業が防衛部門を持つということはリスクである、そのリスクをアセスしたいと言うんです。だから、防衛スキャンダルが起こったら、株価が

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 中小企業で防衛に使える技術力を持っているところは非常に多いんです。一度、私、京都で現代の名工選考委員というのをやっていまして、すごい企業が出てくるんですよ。それで、私なんか、防衛の目で見たら、これは絶対防衛で使えるし、面白いというのが出てくるわけですよね。ところが、そういう意識は全くないということが一つありますよね。 それで、もちろんシステムインテグレーターも大変なんですけれども、部品メーカー、下請も今大変な状況にある

2023-04-25 衆議院

安全保障委員会

○村山参考人 御指摘のあった武器輸出の件ですけれども、結局、完成品を今まで輸出したのはフィリピンへのレーダーだけなんですよね。だから、八年間で一件だけなんです。これは、ある意味、私の立場からすると、何なんだということですよね。緩和して、オープンにしているのに、できない。だから、まずその辺りを解決すべきですよね。だから、そこを解決して、それから、どういう国に、どういう形でやっていくか。これはかなり時間がかかります。というのは、それほど競争

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 同志社大学の村山と申します。よろしくお願いいたします。 本日は、長きにわたり経済安全保障に関わってきました研究者としての立場から意見を述べさせていただきます。 レジュメに沿って話をいたします。 一番目が法案の意義というところなんですけれども、まず、経済安全保障の日本にとっての重要性ということですが、日本は軍事力に制限をかけた通商国家であり、他国が軍事力で考えるところも、経済力、技術力で何ができるかを考えなくては

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 世界が危ない方向に向かっていて、自制を促さなければならない、まさにそのとおりだと思います。 これを経済安全保障的に考えるとどういうことかといいますと、今何が起こっているかというと、米中間で経済競争にあったのが、その経済競争の後ろにナショナリズムが入ってきているんですね。したがって、ナショナリズムが入っているから、ともかく自分にいい条件を引き出そうとして、関税をかけたり補助金をつけたりして、そういう競争が始まったわけです

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 今、鈴木参考人が死の谷というふうに言われましたけれども、そこなんですね、ポイントは。それをいかにして乗り越えるか。 私は、それを乗り越えるのはプロジェクトマネジャーの力だと思います。最初から最後まで見るマネジャーがいて、そこをうまく研究開発から社会へ技術移転する。そこにプロジェクトマネジャーが活躍する場があるわけですね。 ところが、残念ながら、日本はそういう人材が余りいないし、社会的な地位もないわけです。だから、今

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 最後の、特定物資の特定に関してですけれども、これを法律で書き込むというのは私は非常に難しいと思っております。 なぜかというと、法律ができるスピードと技術が進展するスピードが違うんです。技術は日進月歩で進みますよね。法律を作るのは、何かこういうものを開いて長く議論して作るわけですよね。だから、法律の速さが技術の速さに追いつかない場合があるんです。 したがって、そこはかなり下の方で、柔軟性を持ったような体系にしないと、

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 極めて重要なポイントでして、中国、アメリカはたくさんお金を持っていて、すごいお金をここに投じているわけですよね。ところが、日本の場合はそれだけ投じられないということは、そこで相当知恵を絞らなきゃならないということなんですよね。 ただ、今までの日本の問題というのは、日本の企業にいい技術はありながらも、それを社会、国、それから人の安全を守るために使っていなかった、そのメカニズムがなかったということなんですよね。だから、そこ

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 私の方は、国際共同技術開発プロジェクトにおける重要性というのをお話ししたいと思います。 というのは、経済安全保障で、民間がある技術をいかに安全保障だとか国の安全に使うかというのは非常に重要なんですけれども、それを国際的にもやらなきゃならないと思います。そのときに、相手がセキュリティークリアランスが要ると言った場合、今は、政府からはいけるんですけれども、民間企業はいけないんですよね。だから、民間企業がいいものを持っていて

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 BCPですけれども、どの企業も一生懸命取り組んでいるんですけれども、当然、跛行色があるわけですね。 BCPの場合、通常の経済活動ではありませんで、いざというときに備えたことですので、そこにどれだけ投資を振り向けるかという問題なんです。だから、通常の経済活動にこれだけ投資をして、BCPにどれだけ投資をするかということなんですね。それに対して、政府が、ある意味、補助金を与えれば、BCPへの取組がより強くできる、投資ができる

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 まず、第一点ですけれども、自由貿易、自由競争、これは日本の要ですね。 アメリカと中国と日本の違うところというのは、アメリカにしても中国にしても、国内のマーケットは大きいですから、閉じてもある程度やっていける。ところが、日本は、閉じたらもう終わりになると思います。したがって、ここは開放性というのは第一に考えなきゃならないところなんですね。 したがって、経済安保のところで自律性と不可欠性という二つの言葉があるんですけれ

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 私も、自由な研究という面からコメントさせていただきたいと思います。 今度の経済安全保障法案が自由な研究を阻害するというふうには考えておりません。むしろこの辺りは、政府というよりも大学に責任があるというふうに思っております。 我々、大学にいて、軍事研究は駄目とか言われても、非常に幅広いんです。例えば人間の安全保障に関する研究も駄目なんですかという話になるわけですよね。だから、そのお題だけ掲げて、具体策まで全く大学が落

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 私の定義は非常に簡単でして、経済と安全保障が重なっている分野ということです。もう少し言うと、安全保障のレンズを通して見たら経済がどう見えるかということなんです。 一番それが重なっているのが技術分野なので、私がやってきたのは、技術分野でそれがどう重なっているかというのを議論してきたということです。ところが、今、経済安全保障で非常に範囲が広がってきていまして、議論するのが難しくなってきています。 したがって、我々研究者

2022-03-31 衆議院

内閣委員会

○村山参考人 デュアルユースに関しては、この法案というよりも、恐らく国家安全保障戦略の方で議論すべきだとは思うんですけれども。 これは実は、非常に残念なことは、日本が非常に競争力があるのはデュアルユースの部分なんです。材料分野だとか部品分野だとか、これが非常に日本は競争力が高いわけですね。ところが、残念ながら、それは今まで経済、ビジネスのためにしか使われていなかったということなんです。 だから、それを何とか安全保障の方にも引っ張

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