国民生活・経済に関する調査会
○参考人(染矢明日香君) どうぞよろしくお願いいたします。(資料映写) NPO法人ピルコンの染矢明日香と申します。本日は大変貴重な機会をいただき、ありがとうございます。 私は、大学生のときに思い掛けない妊娠と中絶を経験したことをきっかけに、日本の性教育の問題に関心を持ちました。大学を卒業した後、民間企業の勤務を経て、二〇一三年に性の健康教育の普及啓発を行うNPO法人ピルコンを設立し、現在、年間約一万人の中高生や保護者の方を対象と
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発言数 24件
初発言日: 2021-02-10 / 最新発言日: 2021-02-10 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(染矢明日香君) どうぞよろしくお願いいたします。(資料映写) NPO法人ピルコンの染矢明日香と申します。本日は大変貴重な機会をいただき、ありがとうございます。 私は、大学生のときに思い掛けない妊娠と中絶を経験したことをきっかけに、日本の性教育の問題に関心を持ちました。大学を卒業した後、民間企業の勤務を経て、二〇一三年に性の健康教育の普及啓発を行うNPO法人ピルコンを設立し、現在、年間約一万人の中高生や保護者の方を対象と
○参考人(染矢明日香君) 御質問いただきまして、ありがとうございます。 SNSでの性被害の問題ですね、非常に深刻だと私たちも感じております。中高生だけではなくて、今小学生もそのような被害が多く起こっているという声を聞いています。 性被害に遭わない、させないための教育として、やはり具体的な事例を踏まえて考えたりとか、相手の心情を考え、自分の気持ちを、向き合ったりとか、相手を傷つけない方法でコミュニケーションしていくということを具体
○参考人(染矢明日香君) 和田議員のこの質問をいただいて、本当に有り難いなと思っております。 本当に、月経痛とか月経不順で悩む中高生の声というのは非常に多くいただいているんですね。母親に相談したとしても、いやいや、月経というのは痛いもので、これが普通なんだよ、我慢するしかないんだよというふうに言われたりとか、いや、病院で低用量ピルといういいお薬があって、それを飲めば少し改善されるかもしれないとお子さんから言ったとしても、保護者がそれ
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 性教育について、学校任せになっている、学校の裁量に任せられる範囲が大きいというのは実感していまして、ただ、保護者としても、子供たちのリスクを考えると性教育をきちんとやってほしいという声も多くいただいています。 ただ、まだまだ性教育というものに対する認識とかイメージが人によって違うということもありますので、どういった目的でどのような性教育を行うのかというのを保護者の方にも説明
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 これまでも文部科学省の担当者の方に御質問させていただいたこともあるんですけれども、日本の学校における性に関する指導では、発達の段階を踏まえることですとか学校全体で共通理解を図ること、保護者の理解を得るということに非常に重視されていて、性的な発達というのは個々人によって差が大きいということなので、集団教育と個別教育を分けて実施していくことというふうに言われています。また、国際スタ
○参考人(染矢明日香君) 具体的な講演の反応としましては、やっぱり知れてよかったという声が非常に多くいただいています。 性について、なかなか知りたくても、検索するのも恥ずかしかったりとか、検索しても必要な情報に、得られないという声も非常に多くいただいていて、その中で具体的にきちんと科学に基づく正しい情報を知れてよかった、安心したという声もありますし、さっきお伝えしたとおり、性的な発達というのは人それぞれだとは思うんですけれども、今す
○参考人(染矢明日香君) 障害がある子への性教育も非常に重要だと思っております。被害者にも加害者にもなりやすい傾向があると言われておりまして、やはり全ての人に対する性教育を受ける権利ということを保障していくことというのが非常に重要だと思っております。 その中で、ではどのように伝えていくのがより効果的なのかという調査や研究というのも今後進めていく必要性があると感じております。
○参考人(染矢明日香君) 御質問と温かいお言葉をいただきまして、どうもありがとうございます。 インターネット世代のために必要な情報の啓発ということなんですけれども、今私たちもまさに模索はしているところではあるんですが、やはりSNSを活用した情報の発信ということも重要かと思います。今の子供たち、インターネット検索をするときも、検索エンジンではなくてSNSのハッシュタグですとかユーチューブから検索をするということも多くあります。なので、
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 原因は今おっしゃっていただいたような複数考えられるかと思うんですけれども、やはり感じているのは、今の大学生にどのような性教育を受けたか覚えていますかというような質問を投げかけると、ほとんどの人が、覚えていないとか、生理のことをやったというのを女子は覚えているんですけれども、生殖に関する仕組みについてが中心で、自分の体とか実生活に関わる大切なこととして習わなかったという声が非常に
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 学校に、教える人はどなたがいいのかという議論なんですけれども、私は、多職種連携して、いろんな方がいろんな立場から伝えていくというのがいいと思っております。もちろん、学校の先生というのが一番子供たちに近く接していて、課題なども把握している立場ではありますので、そういった中で、地域の助産師であったり、産婦人科医であったり、小児科医であったりが専門的な知識を活用して、子供たちを一緒に
○参考人(染矢明日香君) おっしゃるとおり、家庭での性教育も非常に重要ではあるんですが、その親自身が非常に困難であったりとか大変な状況であって、子供たちをケアできるほどの余裕がないというような御家庭も多く存在すると思います。そういった中で、家庭支援センターであったりとか子育て支援の文脈の中で保護者に向けてのサポートというのも非常に重要だと思っております。 例えば、ドイツでは各家庭に性教育の手引のようなものが配られまして、家庭でこうい
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 小学生にも性教育、非常に必要だと思っております。月経や射精の二次性徴が起こる時期でもありますので、そういった思春期の体の変化に対してどのように対応していくのかであったりとか、あとはプライベートゾーンやいいタッチ、悪いタッチがある、身体接触における同意を確認していくというのを身に付けていく非常に重要な期間であると思っております。 なので、産婦人科の先生の専門といえばやはり妊娠
○参考人(染矢明日香君) そうですね、私たちがしているプログラムでは、若い方に限って、身近な目線で若い人同士で伝える性教育というような、ピアエデュケーションと呼ばれる手法を使っております。これは、ピアというのが仲間という意味で、啓発している対象に近い立場の方というのを登用した取組になっております。 なので、そういった若い方に限って私たちの用意している研修、トレーニングを受けていただいて、一緒に学びながら活動していくというようなことは
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 専門人材の活用という視点ですが、そもそもその方がどのような専門性を持っていらっしゃるのかにもよるかと思います。全く知識がないところから、ゼロから伝えていく、教えられるようにしていくというのはやはり労力というのも掛かってきますので、逆に、専門性がある人材をこういった教育現場で貢献していただけるような筋道をつくっていただくということも重要かと思っております。 先ほどの事例にある
○参考人(染矢明日香君) 私たちのチャットボットは全て自動応答で答えるものになっていますので、専門の相談員というのは付いてはいないんですね。ただ、ニーズとしては、恐らく、メール相談とLINE相談の両方やっているんですけれども、個別の自分のケースについてどういうふうにしたらいいか教えてほしいとか、気持ちを受け止めてほしいというようなニーズもあるかなと思っております。 ただ、やはり相談支援事業の中で相談者から課金をするというのがなかなか
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 相談支援におけるリソースというところでは、やはり私たちの相談の窓口ではメールのみの対処というふうになりますので、もし何か被害があったときに付き添ってどこかに行ったりとかというところまではできないという状況があるんですね。そのため、既にある社会資源や相談機関につないでいくということになるんですけれども、やはりそういった信頼関係を築いていくとか、直接的なもっと深い支援をやっていくと
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 こちらの国際セクシュアリティ教育ガイダンスというのは、ユネスコが様々な国際機関と連携した上で作成して発表したものになっておりまして、二〇〇九年に初版ができて二〇一八年に改訂をされています。日本語訳も今出ておりまして、書籍もあるんですけれども、ウエブサイト上で全て無料で閲覧もできますので、もし御興味のある方、是非御覧いただけたらと思っております。 やはり、こちらの特徴としては
○参考人(染矢明日香君) 御質問ありがとうございます。 このジェンダーの不平等というのは、日本において非常に重要な問題と私自身も感じております。 日本で生きているとこの今の状況が普通だと思ってしまうんですけれども、海外と比較すると、やはり政治に関わるとか重要な意思決定に関わるところで男性の意見というところがメーンになってしまっていて、女性の声というのがなかなか生活や社会の中で反映しづらい状況というのがあるのではないかと思っており
○参考人(染矢明日香君) こちらの性交同意年齢が十三歳というのは、学習指導要領で性や生殖について教える内容が限られているというのと非常に矛盾していて、その結果、やはり若い世代、特に女の子たちにしわ寄せが行っていると感じています。 もし妊娠した場合に、自分が性行為を断れなかったから悪いんだとか、避妊について知らなかったから悪いんだとか、あとは、妊娠してしまってどうしよう、親にも絶対言えなくて毎日泣いて過ごしていますというようなメール相
○参考人(染矢明日香君) 御質問いただいてありがとうございます。相談者の方も非常に大変な思いをしてこられたということが伝わってまいりました。 私どもが行っている少年少女の支援の施設、更生施設における取組なんですけれども、率直に申し上げて、今のところ特にそういった方からの相談と分かるような事例というのはないように思っております。ただ、やはり、こういった問題行動と言われるものの背景に、その子が置かれている社会的な状況であったりとか支援の