「根岸昌功」の過去の国会発言

発言数 24件

初発言日: 1988-09-08  /  最新発言日: 1996-06-03  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) お手元に資料をお配りいたしましたが、その資料の第二ページ目のところをちょっとごらんいただきたいと思います。一番最後のページのところです。 ここに参考1、参考2として書いてございますが、参考1は、HIV感染者、エイズの患者さんが告知を受けたときにどのような反応があるのかということを羅列して書いてあります。そして参考2の方には、その後医療機関に対してどんなニーズを持っておられるかということを書いたものです。このニ

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 先ほどお話しいたしましたが、エイズの診療を行っていく上でやはり順序があるというふうに思います。 といいますのは、現場で大変苦しんでおられる患者さんが実際に直接どこへ行ったらいいんだろうかという情報の開示がまだ十分にされていないこと。そしてまた、それが受け入れられるほどのいわゆる拠点病院としての十分な機能が果たせるかどうか、そこの部分。そういう意味で、現在指定されている拠点病院を何とか実力アップをするための方策

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 私どものHIV感染者、エイズ患者さんに対しての医療は一九八五年十月から始まっております。この間、どのような質と量の医療を提供していいのかということで大分苦労をしてまいりましたが、私たちが今行おうとしていることは、今お話ししたような三つの柱をどのようにうまく現場で融合させることができるかということです。 特に、医療の技術、そして看護の技術を提供するというのがやはり第一義的な職務でありますから、これは努力をしてま

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 二つございます。 一つは、より高度の、そして最新の医療を提供するようなシステムをぜひともつくってほしいということです。これは私どもの病院だけではなくて、ほかの一般病院の方にも参加をお願いして、ともに診療の輪を広げていくという形で最新の医療ができるような、例えば技術の導入あるいは薬剤の導入に関してしっかりとしたシステムをつくっていただきたいというふうに考えています。 それからもう一つは、今おいでになっている

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 現状がどんな病状であるのかということはかなり正確に時間をかけて御本人にお話をしています。当然、大変つらい現実に直面することになりますので、今の状況ではこの薬剤が使えない、なぜ使えないのかということをお話しした上で、これから選択できるものはこういうものがあるということでその選択肢を示して、その一つ一つに対してこちらから説明をしていくというやり方でやっております。 特に、臨床の現場で気をつけていますのは、常に希望

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 都立駒込病院は、産科を除いて総合病院になっております。それで、私たちが一九八五年に始めたころ、小さなグループで始めたものですが、患者さんからこういうニーズがある。例えば肺の方に影が見えてくると、そうすると呼吸器の専門家の方と連絡をとりながら診療を進めていく。あるいは歯科の問題、あるいは眼科の問題、幾つかのほかの科との連携というのがどうしても必要になってまいります。それで、その必要のたびにそこと話し合いをしながら診

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) この研究・治療センターがどういうものであるのかというのは、アウトラインを私はよく知らないのでお答えできないんですが、少なくとも、私たち駒込病院で治療を行っていったり、いろいろな情報が必要になった場合に、国際医療センターの中のAIDS医療情報センターがたくさんの文献とそして多くの治験を持っておられるので、そことの連携によって非常に最新の情報が得られていることは事実ですし、ほかの医療施設からこの件に関してわからないん

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) そのとおりです。 総合病院で入院の数が大体九百近くございますので、ケースワーカーとしての職員は三名おられます。この方たちはメディカルソーシャルワーカーとしての訓練を受けておりますので、ある程度の心理的なアプローチの能力を持っている方です。しかし、それだけではなくて、HIV、エイズに関しての知識を十分お持ちになっていて、そして専門のカウンセラーとして働いておられる方がどうしてもそれ以外に必要になりますので、そう

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 私たちのところでは確かにカウンセラーが活躍しております。これは病院の職員として存在しているのではなくて、都の衛生局の中のエイズ対策室に所属する専門相談員を派遣していただくという形でやっております。 現在の医療の点数の中にはカウンセリングに関しての保険点数が入っておりませんので、職業としてもまだ確立されておりません。その意味で病院が、あるいは拠点病院がその相談員を確保していくという方向性は恐らくこれからしばらく

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 私どもの病院にはカウンセラーは一人もおりません。ケースワーカーが三人おられてケースワーキングをしています。そして、東京都の衛生局の方に所属しているカウンセラーが現在七名動いておりまして、その方たちに来ていただいてカウンセリングをしていただくというやり方をとっています。医師そして看護婦はカウンセリングのテクニックは持っておりませんが、カウンセリングが大切である、あるいはこういう場面で必要であるという感覚を磨くために

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 病院を訪ねておいでになる患者さんは、どういう方であろうとも医療を求めておいでになっている方であるという位置づけはどうしても外すことができないというふうに思います。そしてまた、それに対して感染の経路を問わずに医療を提供するというのが医療従事者のプロフェッショナルとしての誇りであるというふうに考えています。

1996-06-03 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(根岸昌功君) 患者さんたちがなかなか声を上げられないということは確かに事実だと思います。 その中で、例えば「HIVoice」という冊子があります。これは感染された方が投稿されて、そして刊行されている刊行物なわけで、その中で大変多岐にわたるいろいろな問題点が出されています。 それを集約することがなかなかできないというのが現状なんですが、実際我々が何かをしたい、どういうふうになってほしいと思う、それでお話をしますと、彼らが

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 都立駒込病院の感染症科の根岸と申します。 私は、今まで何人かの患者さんを診、そして残念ながらみとっていくという過程の中でいろいろな種類の経験をしてまいりました。その経験の中で、臨床の現場で一体何が起こっているのかということを一点、それから考えてエイズの対策には一体どういうものが必要なんだろうかということに関する意見、そして最後に、本予防法案に関しての私の意見をお話ししたいと思います。 まず第一に、電話相談、そして専

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 患者さんないしは感染をした人に対する積極的な支援がないというふうにお話をいたしましたが、実際にしなければならないと思うことが幾つかあります。それは例えば感染がわかってしまったために職場を追われた人あるいは学校から追われた人がいます。これは何も血友病だけではありません。ほかの性行為感染でもやはり同じことが起こっております。その人に対する、例えば日本にはございませんが差別を禁止する方法、あるいは法律かもしれません、そういう種類

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 医師の中にもHIVに感染している人の診療を潔しと思っていない人がいないとは言えません。これは一般の方々と同じで、あるいは逆に、であるからこそむしろHIVの感染を恐れているという表面的な理由があります。しかし実際のところは、もしそういう種類のことで感染をするのでしたらば私たちは大変奇特な人間になってしまうわけです。どこの国であっても、そこに感染力の違いということがございますけれども、実際のところ、診療を受けていない、そういう

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 個人の情報をどうやって守るかということに関しては、大変大きな問題があると思います。人権というふうにお話をいたしましたが、自分の持っている基本的な人権としてのいろいろな種類の行為が保障されるということ以外にも、個人の尊厳を保つということが人間にとって大変大きな活動である、大変大切なものであるということも指摘しなければならないと思うのです。そうしますと、例えば現在の非常に豊富な情報力と、それからマスコミの人たちの努力ということ

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 一つは、不幸にして感染をしてしまった人たち、しかもそれがどこかに責任があるような種類のもの、例えば輸血を通じて感染をした人たちに対して十分な補償をしていただきたいということ。これは決してそれで問題が片づくわけではありません、その感染をした人の苦しみがとれるわけではありませんが、それは最低限やらなければならないことであるということが一つ。 それからもう一つは、それができたからといってエイズの問題が片づいたのではないという

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 全くおっしゃるとおりでございます。取り締まるという姿勢に関して、それを受ける者の言葉を一つ言いたいと思うのです。 ある感染者に、二次感染の予防のためにはどうしても追跡調査が必要だと思うけれども、どう思いますかというふうに聞きました。そうしましたら、その感染者が言った言葉は、私は今この病気でこんなに苦しんでいます、この苦しみをどうしてだれがほかの人に苦しませようと思いますかというふうに言われました。それが彼らの正直な気持

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 具体的にどこの州でつくっているかということをちょっと私今メモを持っておりませんので、申しわけございません。ただ、アメリカ合衆国の中の州で、例えば検査をするにしてもどういう目的で検査をするかということ、それがはっきりしていないところで検査をしてはならない、あるいは感染者を職業の上でも生活の上でも法律の上でも、そして保健の上でも差別してはならないという法律は幾つもございます。感染者を隅に追いやるということは、その人たちを地下に

1988-09-08 衆議院

社会労働委員会

○根岸参考人 サーベイランスの考え方は、実際に疫学調査をし、そしてその流行病、コミュニカブルディジーズですけれども、それの対策を講ずる上ではどうしても必要なことです。ところが、その必要な情報が周りの人たちの理解を得ないで いますと不十分なデータしか入ってこない。したがって、不十分な対策しか講じられないという致命的な欠陥を持つことになります。ところが、このエイズの報道に関し、あるいは今回のこの法案に関して、自分たちを守るための法律ではな

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