憲法調査会公聴会
○植松公述人 医療ということ全般で考えますれば、高度先進医療を初めといたしまして、いわゆる高度医療というものが非常に脚光を浴びておるわけでございますけれども、これの対象になります人と、いわゆるコモンディジーズというふうなもの、あるいは生活習慣に基づいたもの、このようなものとを比べますと、数からいいますと、一般的な疾患がはるかに多いわけでございます。その中には、治るものも治らないものもある、また加齢に伴うもの、いろいろあるわけでございます
日本の国会議事録 全文検索
発言数 17件
初発言日: 2004-11-11 / 最新発言日: 2004-11-11 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○植松公述人 医療ということ全般で考えますれば、高度先進医療を初めといたしまして、いわゆる高度医療というものが非常に脚光を浴びておるわけでございますけれども、これの対象になります人と、いわゆるコモンディジーズというふうなもの、あるいは生活習慣に基づいたもの、このようなものとを比べますと、数からいいますと、一般的な疾患がはるかに多いわけでございます。その中には、治るものも治らないものもある、また加齢に伴うもの、いろいろあるわけでございます
○植松公述人 このような機会を与えていただきましたこと、厚く御礼を申し上げたいと思います。 私は、生命尊重の思想というものを中心に置きながらお話を申し上げたいと思います。 終戦から今日に至るまで、我が国がたどった道のりは決して平たんとは言えず、明暗さまざまな出来事が起こったわけでございますけれども、人々は衣食に不足することなく、一見、至って平和な日常を暮らせております。これは、大局的に見れば、我が国の政府及び国民がこれまでおおむ
○植松公述人 私が医師になりましたのは、昭和三十年に卒業しておりますから、もう来年で五十年になるわけでございますが、そのころといいますのは、やはり戦争というものの中で、現実に身近に命を失った人がたくさんあった、また、家庭におきましても、いわゆる病気で亡くなる場合もほとんどが家庭で亡くなっておったという中で、人間の死というものは、皆さんが目にし感じてきた中での命という考え方が、身をもって体験したというか、あったように思います。そういう中で
○植松公述人 これはもう中山会長が十分に御経験があると思うんですが、脳死臓器移植が問題になりましたときに、やはりこれで一番難しかったのは、臓器を移植するというよりも、脳死の状態をどのように判定するかということが大事であった。そのときに、いろいろな面での考え方がございました。 その中で、日本の宗教といいますものを、私どもは、自分のところは仏教だと思っておるわけでございますけれども、お盆が来たときにどうこうという、いろいろなことを見ます
○植松公述人 日本の医療といいますものは、今の位置づけでは国民皆保険制度ということでございますが、これがそもそもこういうふうな形になりましたのは、私は、戦後におきましての日本での社会保障というもののあり方、これの中で、いわゆる救貧措置ということで始まりました社会保障というものが今や全く普遍的なものになってきた。このように、社会保障という概念が変わりながらも大きくなってきたという中で、一番にこれを支える柱が医療であるというふうなことが十分
○植松公述人 医学と申しますのは、これは科学でございますので、科学はそれ自身どんどんと発展させようということで進むのは当然の話でございます。だから、今言う遺伝子の解析から、いろいろな問題に広がっていくということは当然でございます。 これは、昔の日本医師会会長であります武見太郎さんが言った言葉でございますが、医療は医学の社会的な適用であるというふうに言われております。医学は、今申し上げましたように、どんどんと進むわけでございます。これ
○植松公述人 私は、医療を行う者として、原則といたしまして、いかなる人でいかなる立場にあっても同じ医療は提供すべき、これは私どもの任務であるというふうに思っております。 ここで問題になっておりますのは、それの後の医療費というところでの問題でございます。これを国が見るか地方が見るか、いろいろございますけれども、今のところは、その相当な部分が医療機関の負担になっておるということでございまして、医療機関がいわゆる医療費をいただかないで治療
○植松公述人 私は法律のことに詳しいわけではございませんので、個々の事例ということでは申し上げられないわけでございますが、先ほど申し上げましたのは、少なくとも生存権というものについてのお話をさせていただいたわけでございます。 日本におられます外国の方にどのような範囲での市民権を与えるかというふうな考えになりますときに、前に考えるべきは、外国におられる日本人にどれぐらいのことを外国にいてもしてほしいかなという観点に立ちませんと、こちら
○植松公述人 基本的に、子供の権利、これが大人と変わらないというのはもう当然の話であって、大人と同様に認めるべきである。ただ、発展途上といいましょうか、これが発育の途上の中で子供に大人と違うまだ未熟な部分があるということについて、これによって権利をどうこうと考えるよりは、むしろ子供を育てております親の義務というふうな形でそれを補完するということで、子供というものを一つの人格という中で十分に考え得るということで、大人と何ら変わらない観点で
○植松公述人 胎児の問題につきましては、先ほど最初の話でも申し上げましたように、取り出した臓器自体にも人としての尊厳を感じなさいという話でございますので、今は法の整備というふうな問題で片づけられておりますけれども、基本的にございますのは、胎児であれ大人であれ、また手術して取り出した臓器であれ、すべてのものが人間としての尊厳の中から出てきておるということを考えますれば、この扱いについては、私は、そういう立場から慎重に対処すべきでありますと
○植松公述人 ただいま福島先生おっしゃったとおりでございますが、例えば抗がん剤の例で、アメリカで使われていて日本で使われておらない薬というふうなものを使いたいということで、これは混合診療でというふうな話もございますけれども、今、医療保険で薬が使われるという中では、安全性を担保しておるということがあるわけでございます。新薬といいながらも、これの安全性を保証するということも国の大きな責任でございます。承認された抗がん剤といたしましても、イレ
○植松公述人 ただいまの問題は大きな問題でございますけれども、医学、医術が進歩いたしますと、この倫理問題にかかわってくるものはだんだんと変わってくるだろうというふうに思います。今非常に大きな問題でありましても、何年かするとそれは大きな問題でないものとなるものもあるだろうということは考えられます。 そういうことを考えますと、少なくとも憲法というふうな中でもし取り上げられるとするならば、理念的な大きな、縛りと言うとおかしゅうございますが
○植松公述人 この問題は、先ほども臓器移植に関しましての脳死の問題でも触れさせていただいたわけでございますけれども、やはり個々の医師がプロフェッションとしてどう考えておるかということ、また、これを望む人があるかないかという問題とは別に、こういうことのトータルといたしまして、社会、日本の国民がどのようにこれを認めるかというふうな、いわゆる世論というふうな形がいいのかどうかわかりませんが、社会がトータルとして受け入れられる状況にあるのかない
○植松公述人 社会保障という観点からいいますと、年金、医療、介護、いろいろあるわけでございますが、私どもといたしましては、これは十数年来申し上げておりますけれども、年金というものにつきましては、これは生活の保障の部分でございますけれども、例えば、これはできる人もできない人もあろうかと思いますけれども、月に一万円貯金をいたしましても、三十年貯金をいたしますと四百万を超える貯金ができるわけでございます。そのことは、いわゆる年金にプラスし得る
○植松公述人 生存権の問題とも関係いたしますけれども、日本におきましての公衆衛生、地域医療、いろいろな面の問題が今厚生労働省関係でやられておりまして、その多くのものが今度の三位一体というところで地方への移譲ということになっておるわけでございます。 このこと自体、その事業がこれからも完全に行われるということの保障があるならばこれはさほどの問題はないわけでございますけれども、かつて、がん検診事業が地方への一般財源ということで移譲されまし
○植松公述人 おっしゃるとおりでございまして、今度の厚生省の調査がいつの時点かということははっきりいたしませんが、そういう調査がなされたということは私も認識しております。 現在、日本医師会並びに日本医師連盟の関係で申しますと、日本医師連盟の入会は、その入会の届けをもってしております。本人の御意思で入っていただいておるということでございますので、現在、組織率は大体七〇%ぐらいでございます。そういうことでは、決して強制という形はございま
○植松公述人 今言われました、いわゆる三割負担の問題でございますけれども、これが出ましたときに私たちは反対運動をやったわけでございます。 現在の医療費の内訳を見てみますと、大体、国の出しておりますのが二十数%、医療保険その他で持っておりますのが五十数%、一部負担で持っておりますのが大体二〇%ぐらいというふうな状況でございます。 この状況で見ましたときに、社会保障という考えの中での国民皆保険制度ということを考えますれば、やはり今が