国土交通委員会
○橋山参考人 橋山でございます。 交通政策とか交通インフラに対して御見識の高い先生方の前でこういう私見を申し上げる機会を与えていただいて、大変光栄に思います。御礼を申し上げます。 私は、きょうの問題、ちょっと今回の法案の改正について重点があるのかどうかということについてはわかりませんでしたけれども、そこだけの問題ではなくて、リニア計画そのものについて私の考え方を申し上げて、それで、最後に自分なりの政策論を申し上げて御参考にしてい
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発言数 11件
初発言日: 2016-10-26 / 最新発言日: 2016-10-26 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○橋山参考人 橋山でございます。 交通政策とか交通インフラに対して御見識の高い先生方の前でこういう私見を申し上げる機会を与えていただいて、大変光栄に思います。御礼を申し上げます。 私は、きょうの問題、ちょっと今回の法案の改正について重点があるのかどうかということについてはわかりませんでしたけれども、そこだけの問題ではなくて、リニア計画そのものについて私の考え方を申し上げて、それで、最後に自分なりの政策論を申し上げて御参考にしてい
○橋山参考人 ありがとうございます。 私、先ほどこの問題について少し触れましたけれども、実績から見ますと、東京—大阪間がつながったことによって東京集中が始まった、それからずっとそれが続いております。今回、リニアをつくれば逆流するということは、どう見ても合理的な理由、根拠はないと思いますから、結果的に、いいか悪いかは別にして、東京集中は避けられない。 それで、国のあり方として、あるいは、人口のそれぞれの配置あるいは密度、地方の活力
○橋山参考人 需要については、全線開通した場合、東京—大阪間の流動人口は一・三倍ないしは一・五倍というところまで見込まれています。 それで、今、東海道とリニアと二つの線をつくるわけですから、輸送力は相当ふえます。ですけれども、会社の試算を見ますと、終局的にはリニアに七五%の人が乗る、東海道は二五%ということになっています。これは大変な問題でありまして、現実に国民は乗るだろうか。それだけシフトするということは、結局、同じ会社の二つの路
○橋山参考人 はい。 コストは下がりません。なぜかといったら、東京—大阪間を往復するだけで、車両も増産されません。将来延伸するとか、海外でふやすというような量産効果がきかないということから見ますと、コストは下がりません。したがって、非常に厳しい。 ただ、二路線併営ですから、両者の総合収支で見るのはあってもいいと思いますけれども、本来だったら、これは単独のプロジェクトとして評価すべきであります。世界銀行から借金した東海道新幹線はも
○橋山参考人 干渉しない、傍観でいいんだというように私には思えて、これはちょっと心配だなという気持ちを持っております。
○橋山参考人 ありがとうございます。 財投資金は、もちろん、国が直接一般会計でやれない部分について、国としてやはり進めるべきプロジェクトだと認めた上で財投資金を貸すというのは当然であります。それは現に今までもやってきたし、今でもそういうことでやっているのはあります。 ただ、今回は、前提が、全部私ども自分でやりますからといって、よし、それだったらよろしい、やりなさいといって認可された事業でありますから、その当時、会社の方は、先生方
○橋山参考人 ありがとうございます。 安全性は、交通インフラにとっては一番重要な要素であります。これがなかったら、一回でも失敗したらその会社は潰れます。コンコルドもそうですね。そういうことから見まして、失敗は許されません。だから、安全性ということが本当に確認されるためには、つまり、どういう技術を使うかということです。 東海道新幹線をつくるときに十河総裁とか島技師長なんかが考えたことは、絶対に信頼できる、これまで使って大丈夫だとい
○橋山参考人 恐れ入ります。ありがとうございます。 これは、ちょっと重要な事態が現に今起こっております。残土の処理はどこの都道府県も困っております。しかし、本来考えますと、全部私どもが自分の責任でやりますというプロジェクトでありますから、残土の処分場を見つけてそこで適正な処理をするというのがもちろん含まれているわけですけれども、現に今、都道府県に、その当該する地域にそれをやってほしい、我々は場所を見つけることができないから助けてくれ
○橋山参考人 ありがとうございます。 需要予測は、机の上で簡単につくれるものではございません。つまり、本当に乗りたいという人が定常的に長期にわたってあるかどうかということであります。 青函トンネルをつくったときにどうだったか。確かに鉄道は走りましたけれども、たった一年で、ぴっと乗って、後はどんどんどんどん下がって、今はもう当時の四割、三分の一ぐらいですね。 つまり、北陸新幹線も開通しましたけれども、ああいうのを見ましても、ピ
○橋山参考人 電力は確かに使います。約三倍とか三・五倍というふうに会社もはっきり認めております。それは大変な電力ですけれども、これは、時代としては望ましい方向じゃなくて逆方向です。これを何とか、省電力、省エネルギー化の努力をしていただきたい。 これは当然、新幹線もやってきまして、今、コストが非常に下がっていますけれども、これからリニア技術が発達するかとなると、つまり、競争相手がいませんから、これはいかぬというふうにインセンティブが働
○橋山参考人 ありがとうございます。 私は、この問題で一番重要なのは目的だと思います。何でも、国がかかわってプロジェクトをやろう、公共事業であろうと半官半民でやろう、あるいは特殊法人でやろうという場合でも、何のためにやるかということを考えて、よし、それだったらこういう方法がいいねと決めるのが本来のやり方でありまして、今回は、リニアを実現したいというところしか目的として残っておりません。東京—大阪間にリニアをつくれば、多くの人が北海道