予算委員会公聴会
○水谷公述人 中京大学の水谷でございます。 二〇〇八年度予算に対しましては、結論として賛成したいというぐあいに考えております。 問題がないわけではございません。膨大な予算書であります。細かく言えばいろいろございますでしょう。大きなところで申しましても、収支相償わない予算というのは本当に予算と言えるのかという原則論からいきましても、大変な問題だと思っておるのであります。 赤字の累積として、借金が出てまいります。借金がある以上、
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発言数 13件
初発言日: 1998-03-11 / 最新発言日: 2008-02-22 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○水谷公述人 中京大学の水谷でございます。 二〇〇八年度予算に対しましては、結論として賛成したいというぐあいに考えております。 問題がないわけではございません。膨大な予算書であります。細かく言えばいろいろございますでしょう。大きなところで申しましても、収支相償わない予算というのは本当に予算と言えるのかという原則論からいきましても、大変な問題だと思っておるのであります。 赤字の累積として、借金が出てまいります。借金がある以上、
○水谷公述人 先生のおっしゃるとおりであります。 実は、国民に知らせていないのかというと、知らせていると思います。しかし、聞きたくないんです。そういうことを知ってしまうと、対処しなければならない。対処がどれぐらい厳しいかというのはすぐわかります。ですから、みんな知りたくない。借金は自分の借金だと思っていない。すなわち、国の借金は国民の借金と思っていない。国が自分の国であるという感覚がない。あるいは、人の国だと思っているかもしれません
○水谷公述人 今の景気は、下方修正は当たり前だと思います。私はもっと悪くなるだろうと思っております、それは余り細かくは申しませんけれども。 その場合の対策としまして何が必要か。景気をよくするためには、物が売れればいいんですね。売れるためには、だれかが買わなければいけない。そこで、今先生おっしゃったように、個人が、消費者が買う、これが一番いいですね。あるいは、国が買ってもいいわけですね、公共投資はその代表ですけれども。公共投資をやる、
○水谷公述人 このように意見を言わせていただきます機会をいただきまして、大変ありがとうございます。私は、東海総合研究所社長の水谷研治でございます。 予算はそもそも収支相償わなければならないものだと私は考えております。その意味におきまして、赤字予算というものが是認できるかどうか、大変な問題であると私は思っております。それじゃ本予算について反対なのかと申し上げますと、今この予算を反対してもし成立しなかったらどういうことになるかという現実
○水谷公述人 私は、〇・五%の公定歩合は異常に低いと思います。異常に低い公定歩合というのは、一%でも異常に低いと私は考えております。それの半分です。異常さは是正すべきだ、チャンスを見て是正すべきだ。しかし、今それが是正できるかといいますと、金利を上げることによるプラス、金利を上げることによるマイナスということを考えますと大変難しいのではないか、このように考えております。
○水谷公述人 ただいま先生の方からのお話の中で、右肩上がりはもう終わったというお話が実は出ておりました。この認識がどれぐらいあるかというのが、私は最大の問題ではなかろうかと思うのであります。 戦後、我が国の経済は、明らかに右肩上がり、しかも、それは世界に冠たる奇跡的な発展を続けてきたのであります。私どもの記憶の中では、経済は発展するものだということが身にしみついて考えていると思うのであります。果たして現状がそうなっているかと申します
○水谷公述人 国民の理解を求める、大変難しゅうございます。しかし、一番重要な点は、私が考えますのに、改革をやれば落ち込むということをはっきり明示することであります。しかも、大改革なのでありますから大きく落ち込む、しかしやらなければいけない、この訴え方の力不足じゃないでしょうか。国民はえてして、改革をやらなければならない、何のためか、よくなるから。よくするために、そのよくするのは後々であるということをはっきりさせなければいけないと思います
○水谷公述人 政治は生きております。国民生活は毎日送られております。したがって、将来の夢だけで現実を過ごすわけにはまいりません。これは事実であります。しかし、ともすれば我々は、目先だけが重要であって、将来を犠牲にし過ぎるのではないでしょうか。その結果が今日になっておるというぐあいに思うのであります。 日本の経済の成長率を眺めてみますと、先ほど斎藤先生が冒頭の図をお示しになりました。これを先生方、どのようにごらんになったかわかりません
○水谷公述人 三十兆円に及ぶ金融特別の措置、これにつきましては、私は原則は外れているのだろうと思います。したがって、原則から外れておりますけれども、当面具体的な対策としてはやむを得ない施策ではなかったのだろうか、このように考えております。 当面といいますのは三月末の話でありまして、ごく短期、目先の問題であります。それは貸し渋りの問題であると同時に、BISの基準クリアの問題でもあります。こういった問題の中には短期的な問題と長期的な問題
○水谷公述人 今先生の方から、貯蓄・投資バランスという話が出ました。 日本は貯蓄超過であります。投資が低いのであります。このギャップが、私が申し上げました需給ギャップであります。需要が不足しているのであります。もしそこで財政の再建を強行すれば、すなわち、増税並びに支出のカットといいますと、なお需要が落ちるのであります。したがって、より需要が落ちた段階で所得が決まる、こういう状況になってまいります。そこで所得水準は下がるというぐあいに
○水谷公述人 先生の御指摘の点、あるんじゃないでしょうか。私は、これから名目成長率が三%あるいは一・七五%というのは大変難しいのだと思います。もし、財政再建をやらなくて、ここで景気振興をやれば別かもしれません。それでも難しいかと私は考えております。 というのは、一たん上げることは可能です。しかし、翌年はマイナスになります。上がっただけのマイナスになる。それを横ばいにさせたら大変な借金の増大になる。それが一体可能なのかということを考え
○水谷公述人 減税をすれば国民はうれしいです。懐が暖かくなった方がいいのです。これはわかっています。今の国民にとって、減税は最も人気のある政策であります。 しかし、その結果として、その分だけ赤字が出ます。取りやめたら、せっかく上がった経済水準は下がります。せっかく上がった生活水準を下げなければいけないのであります。したがって、上げたらそのままにしておきたいといいますと、赤字がそのまま続きます。赤字の分だけ、借金の上乗せが毎年続くので
○水谷公述人 私は、基本的に、財政改革と景気振興とは矛盾すると思っております。矛盾しない部分も多少あるでしょう。それはどんどん実行した方がいいです、矛盾しない限り。しかし、その場合の効果といいますと、財政構造改革はちょっぴり達成されるだけです。そして、景気振興もちょっぴりなされるだけ。それで両方満足はできないと思います。 財政構造改革は、徹底してやらないと成果は上がりません。一方、景気を本当に振興しようとしますと、相当財政を犠牲にし