「江川紹子」の過去の国会発言

発言数 49件

初発言日: 1999-11-16  /  最新発言日: 2015-07-08  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

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2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 おはようございます。江川です。 今回の法改正というのは、本当に多岐に及んでいると思います。それぞれの課題をよく吟味することも大切ですけれども、少し視野を広くして全体像をチェックするということもまた必要だと思います。 そうして見たときに、私が一番気になるのは、裁判の公開、司法の透明性、国民による検証可能性といった問題がなおざりにされていないだろうかということです。本来、日本の刑事司法は少しずつよくなって、透明性も昔よ

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 真実発見と人権擁護というのは、必ずしも対立する概念とは限らないと思います。真実発見のためにがんがん取り調べて有罪にした、ところが、その人は犯人ではなかったというような事件がありますよね。そうなると、結局、真実を発見するために人権をないがしろにしてまで頑張ったのに、結局、真実は発見できなかったというようなこともあるので、私は、必ずしも、対立概念とばかり考えるというのは違うのではないかなというふうに思います。 それからもう

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 ゼロか一かの二元論で考えるのは違うんじゃないかなと思うんですね。もちろん、完璧な制度を目指すというのは大事だと思いますけれども、誰にとって完璧かというと、人によって完璧な制度は違うので、そこのところを、できるだけ合意できるところでやってみるというのはやはり大事なことかなと思っています。そうやって少しずつ前進させるということは大事だと思っています。 ただ、問題は、先ほども申し上げたように、では本当に三年後にもう一度全体像

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 裁判官に一々何か言ったりすることはできないと思うので、やはり制度とか、あるいは見られているというところが意識を変えるんだと思うんですね。 だから、先ほど、後から検証可能なようにというふうに申し上げたのはそこで、やはり後から人に見られるというところが、変な判断はできないという緊張感を高めるのではないかな、そういうような制度が必要ではないかと思います。

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 キーワードは透明性だと思うんですね。 先ほど若狭先生の方からお話のありました、保釈における裁判官の意識の問題もそうですし、それからこの司法取引の問題もそうですけれども、後からどれだけ検証できるような状況になるかということだというふうに思います。 ですから、保釈については先ほど申し上げましたけれども、やはり司法取引についても、これは可視化とセットでなければいけないのではないかと私は思います。 つまり、そういう取引

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 時間はたっぷりあると思います。何か、安保の関係で九月までやるということなので、時間はたっぷりあると思うので、ぜひその辺についても御審議いただきたいと思います。 山尾先生おっしゃったように、やはり私もルールづくりが必要だと思いますし、再審事件というのは、昔の事件、その時期に、起きたときに、そのときの日本の法律制度が十分進化していなかったという、たまたまそれだけの理由でいろいろな証拠が表に出ていなかったりするわけですから、

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 私はビデオリンクの裁判をそれほどたくさん傍聴したわけではないので、弊害がこれだとはっきり言えるわけではないのですけれども、ただ、そこにいてちゃんと近くに見えるのと端の方でモニターでやっているのとでは、やはり全然見え方は違うというふうに思います。 ただ、さっき申し上げたように、どんどんビデオリンクが便利になっていくと、やはりそういうふうにしたいとなると思うんですね。そうではなくて、やはり裁判というのは、本人がちゃんと行っ

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 私も、いろいろな方たちの要求をちょっとずつ組み入れることがバランスみたいな感じになっているような気がするんですね。 最初は、冤罪防止、村木さんのような事件を二度と起こさないためにということだったのに、でも、そうすると、捜査の方からこういう問題も入れてくれという注文がついて、これを通すためにはこっちの言うことも聞いておかなきゃみたいな感じで、そんな変なバランス感覚が働いてしまっているのかなという感じもいたします。 で

2015-07-08 衆議院

法務委員会

○江川参考人 いろいろあると思うんですけれども、一番はやはり透明性の欠落というか、検証不可能な状況ということだというふうに思います。 先ほど保釈の問題も申し上げましたけれども、例えば大きな冤罪事件が起きたときに、警察や検察のことはいろいろ批判をしたり、あるいは物によっては検証報告書が出たりしますけれども、裁判所からそういったものが出てきたというのは私は聞いたことがないのです。 冤罪が起きたときに、何も、その裁判官を締め上げろ、こ

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 私は、先ほど申し上げたように、まだ過渡期だと思っています。これだけ大がかりな、そして重要な裁判のあり方の制度変更ですので、やっていくうちにいろいろなことが出てきて、実際、大震災のようなことが起きて、これはどうしなきゃいけないのかということも今話し合われているわけですね。 先ほど申し上げたように、これから死刑の執行が相次ぐというような時期になったときにどうなるかとか、そして、これもまた先ほども申し上げましたけれども、裁判

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 おはようございます。江川でございます。 ちょっと風邪を引いておりまして、お聞き苦しい点がありましたら、申しわけありません。 先日、一連のオウム裁判で、最後の被告人となりました高橋克也被告の一審判決が出ました。オウム事件では、教団のナンバーツーが殺害されるという残念な事件はありましたけれども、それ以外は最後の一人まで法の裁きにかけた。これは、法治国家として誇っていいことだと思います。 一連の事件では、たしか百九十

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 辞退率が今回の法改正でどう変わるかというのは余り関係ないんじゃないかなという気がするんですね。 それよりも、さっき申し上げたような託児の問題とか、それから、先生おっしゃったように、実際、裁判員の中にも、会社との関係が一番大変なんだ、だから、裁判所の方からも会社の方に一言言ってほしいみたいなことをおっしゃっている方もいらっしゃいました。 そういういろいろな配慮を尽くす。だから、どこが一番つらかったのかというのを裁判員

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 よくわからないんですけれども、とにかく、これ以上の迅速化、迅速化というのはやめてほしいというのが裁判を見ていての感想です。これ以上迅速化しなければいけないんだったら、これ以上迅速化しないと裁判員でできないんだったら、裁判員じゃなくても、普通の裁判官による裁判でもいいから丁寧な審理をやってほしいという事件もあるというふうに思っています。 そこのバランスのところをどうしたらいいのかは先生方の御専門だと思いますので、よろしく

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 先ほどのオウムの事例、オウム三件ですね、その中では、やはり迅速化ということで弁護側の証人が認められなかったりというようなケースもありましたし、実際に先ほど申し上げたような裁判の状況もありました。 やはり、何をやったのかだけではなく、なぜこんなことをやってしまったのかという部分を解明することが必要な事件もあります。事件によって異なると思うんですね。オウムの場合には、何であんなことをしでかしたのかというようなところが非常に

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 傍聴人の立場から申しますと、裁判員裁判が始まって劇的に変わったのは検察官であります。かつては、恐らく主戦場が取り調べ室だったということもあるのかもしれませんけれども、証人尋問なんかでも、ただ読んでいるだけという感じの検察官が少なくありませんでしたが、今は、本当に証人と会話をしながらきちっと尋問を行うというような場面が、別に裁判員裁判以外でも、そうやって力量が高まっていますので、よくなってきたということが言えるというふうに思

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 起訴率が低下しているということについては、その内容はきちっともう少し分析した方がいいと思います。何も、裁判員裁判だから下がっているという問題ではないんじゃないかなと。例えば、殺人で逮捕されたけれども不起訴になった例がふえているかというと、そうでもないんじゃないかなという感じがするんですよね。 ちょっと思い当たるのは、知的障害者の問題であります。 刑務所の中にも知的障害者がたくさんいるということで問題になり、そして、

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 今、前田さんがおっしゃったように、裁判員裁判が導入されてからいろいろな面が改革されていったと思います。裁判員裁判が行われるということを前提に証拠開示の範囲も拡大されてきたとか、そういうようなことで、司法の最も大事な役割の一つである、冤罪をどう防ぐかということについては大分前進が図られたと思います。 そして、これからここでまた御審議なさるんだと思いますけれども、取り調べ過程の録音、録画についても、裁判員裁判対象事件につい

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 気をつけなきゃいけないのは、裁判員裁判を余り過度に絶対視するというのは違うと思うんですね。裁判員だって間違うことはあると思うんですよ。 私も実際、裁判員裁判を傍聴して、判決を見て、これはかなり検察の組み立てに引っ張られているなというふうに感じたことはあります。そういうときには、一つは検察のプレゼン能力が高いということもあり、あるいは、裁判所がいろいろと、助言とか、それから証拠の整理とか、そういうのをしたのかなというのが

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 最初にアンケートの結果をおっしゃいましたけれども、自分が裁けるかどうかわからない、こういう謙虚な姿勢がむしろ私は必要なんだと思うんですね。そういう姿勢を裁判所に伝えるというのもやはり裁判員の大事な役割なのかなということを、今伺っていて思いました。 そして、どう理解を進めるかというのは、これはやはり長い目で見る必要があると思うんですね。ですから、これをやったらすぐ結果が出るというものではないと思います。 最近、裁判所

2015-05-12 衆議院

法務委員会

○江川参考人 先ほどは痴漢事件を例に挙げましたけれども、例えば窃盗事件などでも、被疑者、被告人が無罪を主張し、そして、いろいろな状況から、一般の人たちに見てもらった方がわかるんじゃないか、こういうふうに弁護人が考えたときに、やはり、そういう市民感覚を生かせるような裁判を受ける機会を、チャンスをつくっておくというのは、私は大事ではないかなというふうに思っています。 あるいは、さっきも申し上げましたけれども、再審請求事件ですよね。これは

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