農林水産委員会
○参考人(池田斉君) 私は農業会議所におります池田でございます。 農業者年金基金法の改正案につきまして、当委員会で審議が始められたわけでございますが、その一部改正につきまして、参考人として意見を申し述べる機会を与えていただきましたことを、まず厚く御礼を申し上げたいと思います。 農業会議所は、御案内かと思いますが、この年金制度と大変深いかかわりのある組織でございます。第一は、この基金制度をつくり上げるときにおきまして農業委員会系統
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発言数 133件
初発言日: 1967-07-13 / 最新発言日: 1990-04-19 / 1 ページ目 / 全体 7ページ
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○参考人(池田斉君) 私は農業会議所におります池田でございます。 農業者年金基金法の改正案につきまして、当委員会で審議が始められたわけでございますが、その一部改正につきまして、参考人として意見を申し述べる機会を与えていただきましたことを、まず厚く御礼を申し上げたいと思います。 農業会議所は、御案内かと思いますが、この年金制度と大変深いかかわりのある組織でございます。第一は、この基金制度をつくり上げるときにおきまして農業委員会系統
○参考人(池田斉君) 私は、構造政策を加速的に推進しなきゃならぬのは、国際化の中での二十一世紀の農業を展望すると、最大の農政の課題であるというふうに考えております。そういう意味では、年金だけに構造政策の責任をかぶせるということは、これは無理な問題があると思います。やはりもろもろの構造政策を政府は確立して、それを総合的に前進させるその一翼として、この年金制度も構造政策の一翼を担う。従来の年金制度は、その面から見ますと必ずしも十分ではなかっ
○参考人(池田斉君) 先ほど、私も最後に遺族年金の問題はひとつ今後の課題として積極的に政府も考えてもらいたい、こういうことを申し上げました。 今お話しのように、日本の農業の大宗は家族経営であり、しかも夫婦が中心になっておるという姿、そういう中で、非常に経営そのものから見ても重要な女性は役割を持っておる、こういうことになるわけですが、ただこの制度が土地利用型農業、土地を軸としておるという、土地の権利、これに関連した形で整理されている。
○参考人(池田斉君) 今おっしゃるような問題が、農業委員会として何かこの制度改正と絡んでしっかり位置づけが制度的にも行われるということを念願しておるわけで、この点は従来からも繰り返しお願いをした問題でございます。 御案内のように、農業委員会は独立した執行機関ではございますけれども、予算の執行権がないというようなこともあるんでしょう、農業会議所とか農業会議は人格があり、農協はもちろんあるわけですが、この業務委託の問題がいわゆる農協と市
○参考人(池田斉君) 今、谷本委員が言われましたように、いろんな意見が、農業の展望の中でどういう形の農業の形態を将来つくり上げていくか。現在、個別経営が軸になっていることは御案内のとおりでございます。また、協業とか集団とか、こういう議論もございます。しかし、協業、集団にいたしましても共同経営ではございませんから、やっぱり個別経営の集まりにこれはなるわけでございます。農業生産法人というものは経営体としての人格を持つわけでございますので、個
○参考人(池田斉君) これは非常にこれから難しい、しかも大事な問題の指摘だと思います。現在、安全保障というような言葉がございますが、日本の国で今、五百五十万ヘクタールを既に割ってきている、農地がむしろ減った方がいいのではないかというような話までございます。農業は平たん地でやったらよろしい、中山間地帯は、もうこれはあきらめてもいいじゃないかというとんでもない議論がだんだん出る危険さえあるわけでございます。我が国が安全保障を考える場合には、
○参考人(池田斉君) 婦人の問題は、一つは遺族年金の問題、加入の問題、二つあるわけでございます。 遺族年金につきましては、これはその仕組みの仕方において、逐次段階的にやれる方法もあるのではないか、これが私の個人的な見解でございます。やはりこれは政府の財政にかなり依存しなければスタートができない、掛金をやたらに上げるということは限界がある、こういうことでございますので、どこから段階的に手をつけるかということです。その辺は、今ここでこう
○参考人(池田斉君) 保険料を今回のように八百円ずつ段階的に引き上げていく、これは苦しいわけでございますが、やはりやむを得ない問題であり、国も大いに負担してもらうし加入者も負担をすると。ただ、受給者につきまして物価スライド等を一時停止をすることができる、こういうふうになっております。加入者の立場からの保険料の問題を考えますと、これは減らすのではなくて一定の時期までそれを待ってもらう、こういう問題が今後の中にあるわけでございまして、これは
○参考人(池田斉君) 今統計の数字等でのお話があったわけでございますが、構造政策に寄与するということで二十年間来たわけです。それはそれなりの役割と成果を持った、こういうことを私は意見として申し上げたわけでございます。そういう中におきまして、特にサラリーマン農家に移譲する、サラリーマンに移譲する、これが圧倒的に数が現在多い。それで、サラリーマンとして経営移譲を受けたもののこれからどうするかというような、そういう意向調査というものに関連した
○参考人(池田斉君) 女性の年金加入の問題は、先ほどから繰り返し申し上げておるわけでございまして、家族経営という中での夫婦の土地所有に対するあり方との関連を含めてこれは仕組みができているので、その辺を将来どうするかということは一つの課題でありますが、当面なかなかこれは難しい問題ではないか。ただ、私は先ほど申し上げましたように、今のところ土地利用型農業の構造政策にシフトしながら、この年金が、将来の展望の中でどれだけの役割を他の構造政策と絡
○参考人(池田斉君) 女性の加入問題は、制度の仕組みが変わらないとなかなか困難ではないか。今の制度でも使用収益権を奥さんに渡せば、これはもう加入できるんですから問題はないわけです。ただ、遺族年金につきましては、財政の問題との絡みの中でそのスタートができないことはない、それは段階的にどういうふうにして遺族年金の問題はやるか、こういうことで私は解決できると思うんですが、加入の問題はなかなかその辺の問題が難しいのではないかというのが私の見解で
○池田参考人 農業者年金基金法の改正案が当委員会で審議されるわけでございますが、この一部改正案につきまして参考人として意見を申し上げる機会を得ましたことをまず御礼を申し上げたいと思います。 今紹介ございましたが、私、全国農業会議所に所属しておりますが、全国農業会議所はこの制度と大変深いかかわり合いを持っておるわけでございます。その一つは、制度の制定、発足に当たりまして、我々農業委員会系統組織が挙げてこの法案の創設に取り組んでまいった
○池田参考人 遺族年金の問題につきましては、我々この問題がやはり強い要望でございますので、繰り返し要望を申し上げてきた経過がございます。今お話しのように、この制度との整合性を含めてどういうふうにこの遺族年金を理解するか、こういうお話でございますが、やはりこの制度が総体として政策年金として仕組まれておる、そしてそれがために政府は大変な助成をする、こういうような形で今回さらにこれを上積みをしよう、こういう努力が非常に大きく行われたことを先ほ
○池田参考人 それでは私から一言だけ申し上げます。 御案内のように、農家の主婦というものが非常に農業の経営の面でも、またいろいろな面で社会的な役割を大きく担っていることはお話しのとおりだと思います。ただこの制度は、御案内のように土地の権利に基づくという姿の中で仕組まれておるわけです。したがって、その辺が一つ前提になっておりますから、主婦の直接加入という問題は、権利に関係のない主婦が大部分でございますので、これが土地の権利を持ち、また
○池田参考人 私は、この制度が構造政策にシフトしていくということで、今お話しのように平成二十七年には被保険者三十四万、三十四万が正しいかどうかは別でございますが、そういう段階になりますと、この年金制度は質をある程度変えて、それを絶対に守り抜いていくという姿にだんだんなるのではないか。ヨーロッパの年金はその辺まで行っていると思うのです。したがって、そこへ行く姿の中で、今回の改正によりましてかなり加入の促進に対するいろいろな措置が行われたわ
○池田参考人 掛金が今回八百円ずつ上がるという問題に関連した御質問があるわけですが、先生おっしゃるように、これは加入者、受給者、国、それが一体になってこの制度を守り抜くという仕組みにならざるを得ないわけで、今回はやはり農業者の所得水準その他から見ましてそんなに掛金を上げるということは限界がある、また給付水準につきましても何とか厚生年金並みの水準を守ってもらいたい、こういう問題があるわけで、そうすると国が大きく負担をして新しい助成のルール
○池田参考人 私の意見開陳の中で農業委員会の年金業務に対する制度的な位置づけとまた事業の簡素化ということを申し上げておるわけでございますが、御案内のように今農業委員会はいろいろな仕事をし、特にこれから農地二法等を軸として、いわゆる土地の流動化に対する農地銀行を軸とした中心的な事業を推進しなければなりませんが、それの一環的な形での構造政策を推進する年金制度、農業委員会では大変多忙をきわめておる、事務量がふえてきておってなかなか容易ではない
○池田参考人 今度の改正で満足しておるかという端的な御質問なんですが、私はかなり評価をして、今回はひとつこれで原案で通していただきたい。やはりこの年金というものは、加入者、受給者、国という関係におきまして今回一番高く評価するのは、とにかく七年ぐらい先には枯渇をするというような見通しの中で、国が二分の一に加えて年間平均四百億という多額の助成金をつぎ込んでこれを守ろうというこの姿勢に高く評価をし、また、給付水準もいろいろございますけれども、
○池田参考人 二十一世紀の展望の中で、今度は政府も長期見通しを立てたわけですが、それ自体いろいろ工夫なり努力はしておりますが、私もあれで十分な見通しだというふうには残念ながら考えておりません。しかし、日本の農業が将来の展望の中で国際化をたえながらどういうふうに確立するかというようなことは、やはりどうしても日本の国として当然やらなければならない農政の中心の課題であるというふうに考えるわけでございます。その中で、今お話がありましたように、専
○参考人(池田斉君) 当委員会におきまして今御審議が進んでおります農業者年金基金法の一部改正につきまして、参考人として意見を申し上げる機会を得ましたことを、厚く御礼を申し上げたいと存じます。 私は、いわゆる農業者の立場を踏まえまして、若干所見を申し上げたいと存じます。 まず最初に、この制度の制定と私どもが組織をしております農業委員会組織の対応につきまして、簡単に若干申し上げたいと存じます。 農業者年金制度の発足並びに発足以来