商工委員会
○熊本参考人 熊本でございます。 ただいま御指名によりまして、大型合併についての所見を述べよというようなことかと思われますが、これは特に鉄鋼問題とか、それに限ったわけではございませんで、一般的な問題かと思われますが、現在富士、八幡製鉄両社の合併が日程にのぼっておりますので、そのことにも関連して私の考えるところの一斑を述べさせていただきたいと存じます。 合併問題につきましては、法律の基準としましては、独占禁止法第十五条に、「国内の
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発言数 9件
初発言日: 1968-10-17 / 最新発言日: 1968-10-17 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○熊本参考人 熊本でございます。 ただいま御指名によりまして、大型合併についての所見を述べよというようなことかと思われますが、これは特に鉄鋼問題とか、それに限ったわけではございませんで、一般的な問題かと思われますが、現在富士、八幡製鉄両社の合併が日程にのぼっておりますので、そのことにも関連して私の考えるところの一斑を述べさせていただきたいと存じます。 合併問題につきましては、法律の基準としましては、独占禁止法第十五条に、「国内の
○熊本参考人 ただいまの御質問にお答えいたします。将来の鉄鋼需要の見通しと、それから八幡、富士が合併いたしましても、大手の鉄鋼メーカーが現存する、そういうことで、あまり市場支配ということは心配しなくてもいいのじゃないかというような第一番目の問題点かとうかがわれます。この今度の合併論が構想されましたその当時、おそらく一年以上前からそれを両社の社長はお考えになっておられたと思います。そのときの動機というものを私推察いたしますと、昭和三十六年
○熊本参考人 それじゃ簡単にお返事させていただきたいと思います。 設備のむだにつきましては、私ども高炉が非常にできる前に圧延部門等においてむだといいますか余剰があるということを聞いておりました。確かにその点は認めますが、しかしだんだん需要がふえるに従いましてこれらのものが活用される時期も参りますし、スクラップ・アンド・ダウン、古いものをつぶせばこの点はだんだん解消されていくのじゃないか。 それから輸送費につきましては、これはマー
○熊本参考人 いまの御質問にお答えしたいと思うのですが、私は、やはり国内は経済の成長率以上に需要は伸びると思うのです。それから海外の輸出市場におきましては、アメリカ等はどっちかといえば日本に対する防衛態勢です。そのためにいろいろ新しいくふうをこらして、新投資も行なわれるであろうことは日本として覚悟していなければならないと思うのですが、現状におきましては、何もアメリカはこわくない、むしろ輸入制限などやらない限りにおいては、日本はまだまだア
○熊本参考人 私、当初に申し上げましたのですが、繰り返して申し上げますと、系列会社を含めまして、特殊鋼を除く鋼材部面におきまして、粗鋼部面では四七・九%という非常に大きなシェア、半分近いシェアを持っておるわけです。こまかい品種別に見ましても、もしも合併したならば、実質的に競争を制限する可能性が多分にあり得るという意味におきまして、やはりこれは独禁法の趣旨に反するのじゃなかろうか、そういうふうに私は考えます。 それじゃ独禁法を改めれば
○熊本参考人 ただいまの御質問にお答えします。大体あなたが御理解くださったとおりのことを申し上げたつもりでございますが、これまでは非常な競争心を起こして設備なんかの競争をやってきたわけです。その間一時設備過剰になりまして、政府の勧告操短とかあるいは公販価格制度というものがとられまして、そういう不況期を切り抜けてきたわけでございます。それから昭和の初期の日本の、これは鉄鋼事業だけではございませんが、日鉄に合併する以前の重要産業統制法なんと
○熊本参考人 ただいまの御質問ですが、私も過去十年ばかり論説の仕事に関係いたしまして、鉄鋼その他産業政策を勉強させてもらっておりますが、どうも鉄鋼というものが基礎産業として何か特別扱いをしてこられたのではなかろうか、当局の方が特にそういうふうにお考えになってこられたのではなかろうかと私は思います。何か鉄鋼事業法案というようなものをつくって許可制にしたいとかいうようなお話を、何回となくうわさの程度かもしれませんが、漏れ聞いたことがございま
○熊本参考人 まったく堀さんの御意見に私同感でございます。先ほども申し上げましたが、やはり鉄に管理価格が行なわれておるということは、国民経済的な反響が非常に大きゅうございます。 それから合併によっても競争が行なわれることだろうというようなことを言ってはおられますが、これは何か合併によって国民の要望をになうような特殊な会社があるかのようにかりに経営者が考えておるとすれば、日本なんかにも、現在所得政策というようなことで、そういう巨大な資
○熊本参考人 私も竹中さんの意見と同様でございます。そういう誤解を招くような方を委員にするということは避けられたほうがよろしいんじゃなかろうか、こう思います。ただ、いままで、なくなられた渡辺喜久造さんですか委員長、あるいは山田現在の委員長、私個人的にも存じ上げておりますが、私はりっぱな方だと思うのです。山田さんなど、日本銀行におられたから、営業局長時代からいろいろお話を承った、やはり自由主義を尊重していこうという信念をかたく守っておられ