国の統治機構に関する調査会
○参考人(片山健也君) ニセコ町長の片山でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。(資料映写) 私の問題意識から最初に御報告させていただきたいと思いますが、戦後、日本の社会は、右肩上がりの高度成長の中で自治体も大きな予算を組んで住民の皆さんの生活を支えてまいりました。その結果、例えば農村部であれば、道路の道普請といいますか、道路の草刈りは農家の皆さんが年に何回か出て刈っていたわけでありますし、雪の多い日、隣のおばあちゃんの玄関
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発言数 43件
初発言日: 2015-05-13 / 最新発言日: 2015-05-13 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○参考人(片山健也君) ニセコ町長の片山でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。(資料映写) 私の問題意識から最初に御報告させていただきたいと思いますが、戦後、日本の社会は、右肩上がりの高度成長の中で自治体も大きな予算を組んで住民の皆さんの生活を支えてまいりました。その結果、例えば農村部であれば、道路の道普請といいますか、道路の草刈りは農家の皆さんが年に何回か出て刈っていたわけでありますし、雪の多い日、隣のおばあちゃんの玄関
○参考人(片山健也君) 確かに道路ですとか箇所付けというのはありますけど、全部出すと住民の皆さんもどこが優先されるかということが見えてきますので、どこか一つを選べば、それは理由があるわけですから説明すればいいと思いますので、特に負担には全然今のところは思っていないというのが実態です。
○参考人(片山健也君) ニセコで具体的に検討したこともありませんのでちょっと答えようがないということで、申し訳ありません。
○参考人(片山健也君) 返せるといいますか、当然、地方交付税等を考えながら現在やっておりまして、その中で今私ども考えているのは、地域が持続していくためには新たな目的税が必要だというふうに考えておりまして、宿泊税含めて観光税の検討を現在進めているところでございます。
○参考人(片山健也君) 大枠でいいますと、国の今税収が、国に入って地方に移管している補助金、交付金というのは相当数ありますので、これらについてできるだけ最初から地方に配分をするということが必要ではないかというふうに一つは思います。 それから、もう一点では、実はたくさんあるんですが、例えばの例でいえば、農地が今かなり流動化をしてきております。しかし、私たちは農地を守りたいというふうに思っていますが、なかなか国の法律どおりにいくと、形式
○参考人(片山健也君) 我々のところも民間委託、実は相当進めております。ただ、民間委託が必ずしも結果的に安上がりになっているかということは、それは相当やっぱり吟味しなくちゃならないというふうに思っております。 例えば一例でありますけど、バスについて、公共のバスを町で持っていたものを全部私ども民間委託をしました。スクールバスも含めて既にやっておりますが、この度、国の法改正によってバスの借り上げについて相当量の一定額の基準の料金が決まり
○参考人(片山健也君) 今御指摘あった一定の人口においての適正規模というのは、日本の社会、これだけ大きな面積と多様な歴史がある中では難しいというか、逆に非効率になるんではないかというふうに私自身は思っておりまして、逆にそれは多様な仕組みをつくることによってより効率的なものに持っていけるんではないかというふうに考えております。以前の財政学の数字でいくと二十四万人ぐらいが適正規模ということでありますが、それにそろえたからといって日本全体が効
○参考人(片山健也君) 自治体の規模によって、住民の皆さんに情報が行く行かないという、その近さとか、そういうものは余り人口とは関係ないというふうに私は思っています。 要は、大きな町であれば、その域内分権をどういうふうにしていくのかということかなというふうに思っておりまして、私ども、私が直接住民の皆さんとの会議に出ているわけではありません。担当の者がそれぞれ出ながら、そこの情報共有の仕組みをしっかりしていくということでありますので、人
○参考人(片山健也君) 各地それぞれ本当に努力をされていて、努力不足とかそういうことはないというふうに思いますが、ただ、地域地域にいろんな歴史や風土がありますので、我々もそうでありますが、意外に地域の皆さんにとっては分からない地域の価値というのはあると思いますので、その辺をみんなでお互い確認し合う作業というのは必要ではないかというふうに思います。
○参考人(片山健也君) 最初、作る段階では職員からの抵抗はすさまじいものがありました。この忙しいときに、そういったものを住民は求めていないでありますとか、たくさんありました。 しかし、そもそも私たちは、議会に説明するのにいろんな資料を作るわけです。その資料を単に町民の皆さんが分かりやすくという置き換えただけでありますので、今は職員からは全く反対も批判もなくて、住民の皆さんからは逆に早く見たいという期待感の方が圧倒的に多いです。
○参考人(片山健也君) 基本的な考えとしては、各地域地域でそれぞれ暮らしのなりわいというのは違うと思います。したがって、その地域の町や村や市の皆さんが、どういう市を目指すのか、どういう町を目指すのかというのを皆さんで議論する中から、私たちの町はこのレベルの町を目指そうという合意形成があって、それは別な町でやってほしい、あるいは都道府県でやってほしい、あるいはそれは私たちがやるという、その覚悟を住民の議論の中から決めていくという柔軟性とい
○参考人(片山健也君) 国民健康保険につきましては、私どもも全国町村会を挙げて広域行政でというお願いをしておりまして、この度そういうことが進むということで、大変感謝をいたしております。 小さな町におりますと、現場としては国保会計自体を市町村が持つというのはもう本当に厳しい実情がありまして、そこは広域化を進めたいということと、私のお配りさせていただいた自治体制度改革の歩みというこのレジュメの中に、中ほどの、二枚目でございますが、後志広
○参考人(片山健也君) たくさんの皆さん、関西、東京方面からも来ていただいたりしておりますので、それぞれやっぱり都市部の皆さんの価値観というのは多少違ったりもしていますが、基本的に大きなトラブルというのは今ありません。 ただ、中には、田舎に、何というんですか、人間関係を一切なくしてこの景観を楽しみたいと来られている方もおられますので、一部ではありますが、例えば広報紙も要らない、一切関わりたくない、当然そういう方もおられます。ただ、町
○参考人(片山健也君) 先ほど説明申し上げましたとおり、情報共有によって私たちの税金がどう使われてどこで意思決定される、それにはどんな問題があったのかというのは住民の皆さんが分かるということが大事だというふうに思っています。 私たちは、公共課題を解決して、住民の皆さんが安心して暮らしていける地域をどうつくっていくかというのは地方自治の問題でありますので、その課題をきちっと住民の皆さんにお知らせをして、今どんな壁にぶち当たっているのか
○参考人(片山健也君) 基本的に、私たちも、それぞれの自治体一千七百十九あれば、その自治体が全て全部権限を持つということは全く考えておりませんで、それは広域行政がやった方がいいものも当然多くあります。 例えば、二次交通、三次交通も多くの自治体をまたがるものについてはやっぱり大きな視点で動くということが大事でありますし、今回、私ども、水に関する条例を作りましたが、北海道は北海道政府として、北海道としてこの水環境をどう守るかという道条例
○参考人(片山健也君) 地方交付税制度自体は大変優れた制度だというふうに考えています。私ども何度も勉強会やっておりますが、ただ、悩みとしては、十年間にわたって地方交付税総額がこういうふうに担保されているということがあれば、私ども自治の現場でも十年計画で、例えば先ほど先生がおっしゃった借金をこういうふうに返していこうとかここを抑えていこうとか、いろんな計画というのは可能なんですが、なかなか、翌年度、翌年度ということで、そこで一喜一憂して、
○参考人(片山健也君) 私ども、景観、環境についてかなり厳しい規制を設けておりまして、子育てをされる皆さんにとっては、子育てをする環境が将来守られているという安心感ではないかと、そのように考えています。
○参考人(片山健也君) 私ども、懇談の場はもうたくさん、いろんな場がありまして、五人集まればどこでも指名の者が行きますよでありますとか、そういうことを日常的にやっております。こういった財政情報を出すことによって、これまで大体三百件から多いときは四百五十件ぐらい要望、陳情があったわけですね、項目的には。それが大体、今現在五十から六十程度の要望、陳情になっています。 それはまさに、全てを要求したら役場ができるという、打ち出の小づちを持っ
○参考人(片山健也君) そういうこと自体も分かることが大事だと思うんですね。ここはなぜやったというのは必ず理由があるわけです。だから、その理由をみんなが分かっていく。ああ、あそこはこうやっているけど、うちはこういうふうにやろうですとか、そういう町づくりの多様な議論が出ることがいいことだと私は思っております。
○参考人(片山健也君) こういう実践を二十年間以上ずっと積み重ねてきておりまして、情報は出せば出すほど議会への期待感が高まるというのはもうつぶさに分かります。議会でこれまで質問があって、誰がどういう質問をしたか、あるいは反対したか賛成したかというのは、昔はほとんどの皆さんは興味持っていませんが、今は本当に興味を持って、議会に対しても関心を持ちますし、先般も議会議員の選挙がありましたが、きちっと皆さん、いろいろ考えられて応援をされていたと