「片野歩」の過去の国会発言

発言数 13件

初発言日: 2020-02-12  /  最新発言日: 2020-02-12  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) 参考人の片野と申します。本日はよろしくお願いいたします。 私は、三十年以上、ノルウェーを始めとした北欧の漁業を見てきた者として、国際的な視点から日本の水産資源管理に関して個人的な見解及び意見を述べさせていただきます。少しさかなクンのときと雰囲気が変わりますので、よろしくお願いします。 私の方は、プレゼンの資料、この写真の付いている資料ですが、これを使わせていただいて解説させていただきたいと思います。全部で二

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) 今の御質問ですけど、鋭いところをつかれているわけですけど、誰が見てもこれ、きちっと資源管理をやった方がいいということは分かるんですが、ただ、大事なことは、皆さん、先生方も含めてやっぱり事実を御存じないので、資源管理をしようとすると、どうしても漁業者の方は反対するんですね。それこそ五年後、十年後より今の方が大事なので、どうしても短期的に捉えちゃいますので。ですから、やっぱり国民の、先生方も含めて皆さんが知って世論を変

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) じゃ、私は簡潔に、国際交渉の話なんですが、実は水産資源管理に関しては利害が共通しているんですよね。多分、中国、台湾とか韓国とかの取りまとめというのはすごく難しいように感じられて、じゃ、逆にEUの方は、EUとかヨーロッパは簡単かというと全然そうじゃなくて、ノルウェーとかアイスランド、EUも、それぞれ資源管理に関しては、その枠の交渉なんかの場合は全然仲よくないです。ただ、捕り過ぎてしまったら資源が崩壊するという、そこの

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) 誤って伝えられていると誤解されているのが、例えば、今回漁業法でもIQという個別割当てを増やすわけなんですが、こういう漁獲枠があって私が見ている世界の漁業というのは成り立っているんですが、漁獲枠を設定するといかにも、何というんですかね、新しく漁業者が枠がないために参入ができないであるとか、地域が衰退して社会問題が起きるとかいうことが言われることがあるみたいなんですが、それというのは全然逆で、あくまでも資源管理で漁獲枠

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) 全部の魚種だと思うんですが、まずやるべきことは、特にその資源量が大きい、漁獲量が大きくて影響が大きいサバであるとかイカであるとかサンマであるとか、こういうところにやっぱりしっかり個別割当てを取り入れるべきだと思いますし、あとは、沿岸のアワビとかウニとか貝とか、そういうのについては、もうやっぱりより目に見えますし、管理しやすいので、どれがというふうに言われますと、私は全部だと思います。 例えば、海外から日本に水産

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) その沿岸漁業なんですけど、例えば北欧の漁業に当てはめると、北欧の漁業も中心は沿岸漁業で、小型の漁業が主体なんですね。 先ほど私、プレゼンで申し上げましたけれども、特に魚の資源が少ないときは、とにかく沿岸漁業を守る、沿岸漁業に漁獲枠の配当を多くする。先ほど来FAOの話がありますけど、そうなっているので、ですから、北欧型というか、特に漁獲枠制度をがっちりやるということは、沿岸漁業の方にはプラスなことはあってマイナス

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) まさにおっしゃるとおりで、もちろん同意することが大事で、そのためには正しい情報を提供すると皆さんは最終的には分かります。 あと一つ付け加えで、沿岸漁業に北欧型の資源管理をやって成功した例が、まさに小松先生が新潟でホッコク、甘エビをやった例がいい例で、沿岸の籠漁、甘エビの籠漁に対して、船に漁獲枠を割り当ててやったら結局小さいエビを捕らなくなったり、夏場のとき、多分、禁漁期間を設けていたときにはそれは意味がなくて、

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) それがやっぱり十分じゃなくて、データがないために、なかなか今回の漁業法でもありますMSYという最大持続生産量を量るためのデータがないので、そのデータを取るのは急務だと思います。 北欧の場合は、それぞれの主要魚種に対してはICESという国際的な機関がありまして、そこが、どの魚種がどのくらいの資源量でどのくらいの計画で資源を増やすとか、若しくはこれ以上捕ったら減っちゃうというデータが全部出ていますので、そういうよう

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) ちょっと私も予算の立て方が分かっていないんですけど、必ずこのデータのためのお金は必要で、それがないとIQとかITQのなかなか漁獲割当ての話も、根拠がないので難しいと思います。

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) その大きな違いは、今、日本の漁業者の方が新たにお金を投資して船を造っても、果たして五年、十年先がどうなるかって恐らく見えないと思うんですよ。ノルウェーだけじゃなくて北欧の漁業者がどんどんどんどん新しい漁船を造るのは、彼らは五年、十年後、二十年後、三十年後も魚が持続的であることが分かっているのでお金を投資できると、これが大きな違いです。

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) ノルウェーで私は具体的なやつは知らないんですけれども、例えばデンマークの場合は、私の親しい漁業会社の社長さんがリーダーシップを取って個別割当てのITQを推進したというふうに聞いています。それで、やはり先々のビジョンがあって、こういうふうに資源を守っていけば先々こうなるよということを明確に出した上でどんどんどんどん広がっていったというのは聞いていましたけれども、当初は、何しろ皆さん、漁業者は大反対だと言っていました。

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) その点、国別TACを決めた後に、今度は、国別TACで、例えば日本のTACが決まって、それを早い者勝ちでやったら何の意味もありませんので、そこからが、巻き網であるとか定置網であるとか釣りであるとか、そういうところに分配するんですが、ここのポイントは、繰り返しになりますけれども、とにかく資源量が少ないときは沿岸の弱い方々を中心に漁獲枠を割り当てるというのが、これがポイントです。 例えば、ノルウェーの場合はそうなって

2020-02-12 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(片野歩君) 鯨については、鯨は大量に魚を食べますので、当然その資源には影響があります。 ただ、日本が魚が減っているのと私は鯨というのは、関係があるようで関係がないというのは、例えば、じゃ、日本の周りだけ鯨がたくさんいるかというと全然そうではなくて、例えばアラスカの海にもザトウクジラを始めたくさんいますし、ノルウェーの周りも大げさな言い方をすれば鯨だらけなんですよね。それは、鯨が、アイスランドもたくさん鯨いますけど、その鯨が

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