予算委員会
○犬飼参考人 早稲田大学法学学術院の犬飼と申します。どうぞよろしくお願いいたします。このたびは、貴重な機会をお与えいただきまして、光栄に存じます。 本日は、平成二十四年度予算案に関連する我が国の経済、この問題に関して、日ごろ感じておりますことを率直にお話し申し上げたいと思います。 ただ、私は円高、デフレを専門に研究する研究者ではございません。したがいまして、それに特化したお話はできません。総合商社に勤務した経験や、アジア各国、ヨ
日本の国会議事録 全文検索
発言数 22件
初発言日: 2009-04-16 / 最新発言日: 2012-02-27 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○犬飼参考人 早稲田大学法学学術院の犬飼と申します。どうぞよろしくお願いいたします。このたびは、貴重な機会をお与えいただきまして、光栄に存じます。 本日は、平成二十四年度予算案に関連する我が国の経済、この問題に関して、日ごろ感じておりますことを率直にお話し申し上げたいと思います。 ただ、私は円高、デフレを専門に研究する研究者ではございません。したがいまして、それに特化したお話はできません。総合商社に勤務した経験や、アジア各国、ヨ
○犬飼参考人 御質問ありがとうございます。 なかなか私が答えることのできる能力を超えたお話でございますので、まず、最初の御質問について、どんなお答えができるかをちょっと考えたいと思います。 一つは、給付と控除、どちらがいいのかという御指摘であったのかなと思っておりますけれども、それぞれに使いやすさも違うでしょうし、それぞれに目的も異なっておると思いますけれども、一般論として申し上げますと、わかりやすさという意味では、給付は非常に
○犬飼参考人 御質問、まことにありがとうございます。 国民の豊かさをどういうふうに日本の中に還元をしていくのかという御質問と思いますが、基本的に、これから日本の企業が海外でオペレーションを強化、さらに活発化させるということになりますと、現地で利益が上がってくる、その上がってきた利益を、子会社であれば、通常は、そこでお金を置いておくのが一番いいのか、あるいは本社に送るのが一番いいのかということを考えながら、やはり税金の安い方にお金が動
○犬飼参考人 御質問、大変にありがとうございます。 ただいまの御質問の趣旨に私も大変賛成でございます。 私も、昨年二回、ホーチミンそしてハノイ、ベトナムを訪ねまして、確かに大変に親日的であるというのはそのとおりでございますけれども、どちらの都市につきましても、都市の発達のぐあいというものはまだ混然一体としている。例えば、政府の非常に重要なお役所の建物が繁華街の横のところにあるとかですね。日本ですと、丸の内でありますとか大手町とか
○犬飼参考人 御質問ありがとうございます。 御質問は、非常に幅広い趣旨をお含みいただいていると思います。多国籍化する企業グループがいろいろな国においてオペレーションをしていく場合に、まず、キャッシュマネジメントといいますか、お金の流れをどういうふうに一元化していくのか。それで、御質問の趣旨は恐らく、そういうものを日本に還元させるようなうまいぐあいの仕組みをどうつくるかという御趣旨ではないかというふうに理解をしておりますが、それでよろ
○犬飼参考人 ありがとうございます。 その点については、やはり税金の問題が非常に大きいのではないかと思います。 これはアメリカについても同じような問題が生じておりまして、そして、アメリカのグループ企業が海外で上げた利益をどのようにアメリカの国内に還流させるかということが非常に重要な課題になって、あるとき、これはブッシュ政権のときに、還流させるためにアメリカ国内のそれに関する税金を下げるとか、そういう取り扱いをしたことがございます
○犬飼参考人 御質問ありがとうございます。 いずれも重要と思いますけれども、先ほどお話し申し上げたとおり、順序として、きちっと海外に理解をしていただくという意味からいうと、消費税の問題についてのきちっとした方向を固めるということだろうと思っております。 以上です。
○犬飼参考人 御質問ありがとうございます。 私がどの分野がいいと言うのは非常におこがましいことでもありますので、私が研究している分野について若干申し上げたいと思います。 先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、いわゆる金融の分野で、これも今までは、預貯金をローンにしてどうお金を貸すか、商業銀行分野というものが一般的な金融ということだったんですけれども、最近は、債券だとか株だとか、非常に高度な技術、テクニックが必要になってくる分
○犬飼参考人 御質問ありがとうございます。 先ほどの話の中でも申し上げたことではあるんですけれども、そういう問題が顕在化しなかった一番大きい理由は、やはり日本と日本人に対する信頼が極めて高かったということだと思います。そして、その背景にあるのは、やはり日本の預貯金が非常にふえ続けていた、そして、国債の発行を上回る預貯金というものが日本において創造され続けていたということが非常に重要かと思います。 確かに、十年前にも、アメリカの非
○犬飼参考人 貯蓄超過で、その貯蓄を使うべきであったのに使っていないことが問題なのではないかという御指摘ではあるんですけれども、例えば、それでは十年前あるいは十五年前に消費税の上げが行われていたらどうだっただろうということをひとつ考えてみていただきたいと思います。そうすると、両建てで、今膨らんでいる部分の両建て分が減って、例えばGDP比二〇〇%が一〇〇%でおさまっているかもしれません。 そういう意味でいうと、過去、十年ないし十五年、
○犬飼参考人 TPPがデフレと関係があるかという御質問でございますけれども、それはやり方によるんだろうというふうに思います。それ自体は直接の関係はないというふうに私は認識をしております。 それと、日本の金融制度の中の郵貯、簡保の問題についての御質問でございますけれども、これまでの改革を経て、ゆうちょ銀行、かんぽの部分については金融庁の検査監督の対象になる、要するに、通常の銀行ないし金融機関の形にだんだん移っていきつつあるという認識を
○犬飼参考人 今の御趣旨でございますけれども、そういう覚悟を持ってやるんだということを、国会議員の方々あるいはお役人の方々がそういう気持ちを持って覚悟されるということは非常にとうといことだと思いますが、それによってマーケットがどうなるのかというのは、申しわけないんですが、全く別の話ではないかというふうに私は理解をしております。 以上です。
○犬飼公述人 早稲田大学法学学術院教授の犬飼と申します。 貴重な機会をお与えいただきまして、まことに光栄に存じます。 本日は、平成二十三年度予算案に位置づけられております新成長戦略に関し、金融関係を中心に、経済回復を本格軌道に乗せるための新成長戦略の必要性、我が国が成長戦略としての金融戦略を持つことの重要性という観点も含めて、私なりに少し意見を申し述べさせていただきます。 私は、民間企業におきまして二十年、東京とロンドンの財
○犬飼公述人 御質問、大変ありがとうございます。 今、金融ビッグバンと今回の新成長戦略との対比をというようなお話であったと思うんですけれども、私の認識では、金融ビッグバンは、大変に志はすばらしいものがあったというふうに思っております。そして、実際に取り組まれたことも方向として極めて正しいものであったというふうに思っております。ただ、いろいろな当時の環境がビッグバンの完成を許さなかったということがあるのではないかというふうに思っており
○犬飼公述人 はい。 補完性の原則、これは地方自治の原則とも言われますけれども、それを共有していないということであります。その意味で、中国は、国際的な金融のセンターになる資格が現在のところ存在しておりません、こう私は理解しております。 ということは、消去法で消していくと、アジアにおいて金融センターたり得る可能性を持っているのは、まず日本である、そして、共同するという意味では韓国も重要でありますけれども、まずは日本ではないか、そう
○犬飼公述人 大変に重要な御質問を大変ありがとうございます。 アジアにおける金融の面におけるリスク要因というお話であるわけですけれども、一九九七年のアジア金融危機、このときに起こったこと、その経験を踏まえて、アジアの各国というのは、為替変動に対する、あるいは金利変動に対するリスク、これの対処方法をかなり厳密に打ち立てております。そのおかげといいますか、それによって、このたびのリーマン・ショック以降の世界金融危機において、アジア諸国が
○犬飼参考人 鈴木先生、御質問ありがとうございます。本当にありがたい御質問をいただきまして、感謝申し上げます。 まず最初の御質問でありますが、究極の理想とはどういうものか、そして、なぜ今回の法案が一里塚なのかというところでございます。 究極の理想というのは、私、八〇年代後半から六年以上イギリスに仕事で在籍をいたしまして、商社の資金調達の担当ということで当時はロンドンにおったわけですけれども、それ以来、非常に使い勝手のいい金融市場
○犬飼参考人 ただいま御紹介いただきました早稲田大学法学学術院の犬飼と申します。 本日は、金融商品取引法の一部を改正する法案の御審議に際しまして、金融ADR制度等に関して意見を述べさせていただくこと、大変に光栄に存じております。 私自身は、昨年早稲田大学教授に就任いたします前に、内閣府所管の総合研究開発機構、NIRAというシンクタンクに在籍をいたしまして、二〇〇三年から二年間、市場、特に金融資本市場を取り巻く諸制度、システムにつ
○犬飼参考人 盛山先生、御質問ありがとうございます。 盛山先生のおっしゃるとおりだというふうに思っておりますが、まず、今回の法案に関しましては、先ほど来申し上げましたように、究極の理想を実現するための一里塚として必要なものであるという理解でございます。そういう意味で、ようやくここまで来たかという感慨を同時に持っているということも、そのとおりでございます。 ただ、今回の法案については、必要なステップであるとは思いますけれども、先ほ
○犬飼参考人 改めて御質問ありがとうございました。 せっかくですので、私がイギリスの制度の発展の中で調べまして、私だけではありませんけれども、同僚も一緒に調べたわけですけれども、その中でどういうポイントがあるのかというのを御披露させていただければというふうに思います。 一九八一年にイギリスで保険オンブズマンが最初にできたんですけれども、それ以来、どういうポイントを彼らは重要視していたのか、今のFOS、フィナンシャルオンブズマンも