科学技術委員会
○田中参考人 東京大学の田中でございます。 高温超電導についてということで多少御説明させていただきたいと存じます。お配りした資料にございますので、それに基づきましてお話をさせていただきます。 超電導というものの研究に携わった者にとりまして、高温超電導というのは非常に長い間の夢でございます。二十一世紀の技術革新は核融合と高温超電導である、こういうことをソ連の非常に有名な理論家であるギンツブルグが数年前に言っております。私たちもこれ
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発言数 3,610件
初発言日: 1967-03-20 / 最新発言日: 1987-05-26 / 1 ページ目 / 全体 181ページ
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○田中参考人 東京大学の田中でございます。 高温超電導についてということで多少御説明させていただきたいと存じます。お配りした資料にございますので、それに基づきましてお話をさせていただきます。 超電導というものの研究に携わった者にとりまして、高温超電導というのは非常に長い間の夢でございます。二十一世紀の技術革新は核融合と高温超電導である、こういうことをソ連の非常に有名な理論家であるギンツブルグが数年前に言っております。私たちもこれ
○田中参考人 お答えいたします。 高温超電導を最初にはっきりと確認したのは私たち日本でございまして、その意味でアメリカは完全に私たちの後を追ったわけでありますけれども、その後直ちに急速にアメリカで広がりまして、アメリカの雑誌流に言えば津波が襲ったというほど急激だった。現在、アメリカの研究の主力になっているベル研究所であるとかIBM研究所であるとか、専門家の非常にたくさんいるグループが活躍しております。日本は最初火をつけたのですけれど
○田中参考人 私たち三月時点から非常に心配しておりましたのは、先ほど申し上げましたようにアメリカの日本に対する対抗意識が非常に強まっております。特にこの問題というのはナショナルセキュリティーの問題にも深く関係しておりますので、アメリカ人の日本に対する対抗意識が異常に高いように思われます。特にアメリカのジャーナリズムの論調を見ますと、いつも日本は基礎研究をやらないで応用研究だけでやる、ただ乗り論ですね、それを今度またやられるのじゃないかと
○田中参考人 まず両国で二十名ないし三十名ぐらいずつの専門家が集まりまして、ハワイあたりで数日間の会議を開いたらよろしいのじゃないだろうか。そういたしますと、日本としては、何回やるかによりますけれども、旅費その他を含めまして一年に一千万近い経費が必要かと思われます。進歩が非常に早いものですから、一年一遍というのではとても賄い切れない、最低二回ぐらいは要るのじゃないだろうか、そういうふうに私は考えております。 以上でございます。
○田中参考人 私、そういうナショナルな国民の夢を託するようなプロジェクトがあると非常によろしいのじゃないだろうか、そういうふうに思っておりますけれども、国民の夢というのはリニアモーターカーではないのだろうか、あるいは宇宙航空機、そういうものではないかと思っておるわけでございます。 実は私、アメリカに行きまして新聞記者に多数面会させられたのですけれども、日本のリニアモーターカーについて非常にアメリカは気にしておりまして、日本が先にやっ
○田中参考人 臨界電流というものは、素材の性質にももちろんよりますけれども、それよりはプロセステクノロジーといいますか、製造工程に非常によるわけでありまして、現在使われておりますニオブ・チタンにしても、開発の初期では非常に少なかったわけですが、それがいろいろ製造工程を改良することによって非常に大きな臨界電流を得ることができるようになったわけでございます。現在、セラミックス超電導で、IBMの発表ですと、十万アンペア・パー・スクエアセンチぐ
○田中参考人 私、大学におりまして特許のことはふなれで余りよくわかりません。ただ、現在特許で騒いでおりますけれども、今の物質がいつまでも、最後まで使われるかどうかという保証も実は余りございませんで、もっと高い臨界温度を持つ物質が出る可能性が非常に高い。それを目指して各国がやっているわけでありますけれども、その場合に基本特許はどうなるかというようなことは非常に深刻な問題になるのじゃないか。特にアメリカの法案によりますと、国産物質を保護する
○田中参考人 人類共通の財産というのは、もし日本がある特許を取った、それを放棄しるということを申し上げているつもりはないわけでありまして、権利を適当な価格で売り渡すというようなことはどんどんやりなさいということを申し上げただけでありますけれども、むしろ、アメリカの国産物質保護とかこういう異常な空気を感じて、逆に日本がそういうことを言い出さないと将来危ないのじゃないかということを考慮して申し上げたのであります。
○田中(昭)分科員 その認可申請を通して、将来見通しをもう少しはっきりできませんか。
○田中(昭)分科員 わかりました。これで終わります。
○田中(昭)分科員 現在の病気の中で、がんとか脳卒中及び心疾患等は常時死因の順位の上位を占めておりますが、そういうことで国民の関心も非常に高くなっております。ところが、その中で肝炎に関しては、肝炎という病気のこわさが一部において近ごろ大変認識されておるにもかかわりませず、その社会的関心はいま一つと言えるような状況でございます。私は、この場をかりましてこの肝臓病に関する諸問題を取り上げ、これにより国民の肝炎に関する知識の高揚に資することが
○田中(昭)分科員 いまお聞きしましたように、肝硬変に関しましては昔からよく聞いておりますが、肝炎に関してはただ漠然とした、いままでそういう認識しかございません。したがって肝炎についてお伺いしますが、肝炎に関する実態はどのようになっておりますか。
○田中(昭)分科員 なるほど肝炎と一口に言っても、その経過の中ではいろいろな病状の変化があるわけでございますね。 そこで、急性肝炎と慢性肝炎の違いはどういうものか。その中で特に心配になるのは、急激に発病して死に至るという致命的な肝臓病もあると聞いておりますが、いかがでしょうか。
○田中(昭)分科員 この重要視されております母子間の感染ということですが、ウイルス肝炎をある程度予防する薬剤もすでに開発されておるというふうに聞いております。また、それがあればウイルス肝炎を根絶し、ひいては慢性の肝疾患を減少せしめるもととなるわけでございまして、その感染を防止するということが大事だろうと思います。また、これにより新たな感染源をつくらないということにもなりますし、この意味においても、感染を受ける危険が大きい人々やキャリアか
○田中(昭)分科員 実は私の身内がいまお話のありました劇症肝炎で最近亡くなったのです。その病状は大変悲惨といいますか、病状そのものもですけれども、それを取り囲む環境、これが大変な状況でございます。疾患というとらえ方ではなくて、その原因という点から肝臓病を考えてみなければならない。酒を飲むと肝臓を悪くするということが世間一般に言われておりますが、こういうのは昔から肝硬変としてあったわけです。 そこで、肝臓病の中にはいま言います劇症肝炎
○田中(昭)分科員 同じウイルスの肝炎でありながら、原因のウイルスの種類によって区別されるというふうにいまお話がございました。その病状も大変異なっておる。未解明のところもあるようですが、ウイルス肝炎のそれぞれの特徴はどうなっているのですか。
○田中(昭)分科員 一つ飛ばしまして、ウイルス肝炎ですが、その中のB型肝炎は血清肝炎と言われてきたものであるようですが、血液を介して伝染するということですが、昔は、売血制度時代には輸血後に肝炎にかかる例が多かった。そういうことで社会的に問題になったということでございますが、現在ではこの売血制度にかわって献血運動が盛んで、年に献血者が延べ六百万から七百万というふうに聞いております。したがって、私は、この献血の血液に関してもどのような取り扱
○田中(昭)分科員 その検査で、問題は、B型肝炎のウイルス菌の保有者だということが発見された場合、これが問題でございますが、その結果を本人に知らせるかどうか。ということは、本人の個人的なプライバシーの問題も種々問題がございまして、いろいろな意見があると聞いております。また、たとえ知らせたとしても、その後の追跡指導及び処置に関しては学問的にはいまだ確立されていない。現場では大変混乱といいますか、言おうとしても言えない、しようとしてもされな
○田中(昭)分科員 大臣、このキャリアの人が、先ほど私が言ったような劇症肝炎か何かになってわずかな時間で死んでしまう。その死ぬことについての処置が完全にできないということもございます。しかし、これもちょっと問題がございますから次に送ります。 この肝炎に関して、日本におけるいま説明のありました肝炎のキャリアの比率が、先進国の中でも日本が最も高い、こういうふうに言われているのです。これも全般的な一つの問題であろうと思うのです。私は、日本
○田中(昭)分科員 先進国の中でも日本が大変キャリアの比率が高いということがわかったわけですが、また、その原因が東南アジア等というような話もございます。これはまた後ですることにしまして、このキャリアはB型肝炎の伝播にどのような影響を及ぼしておるのかをお知らせ願いたいと思います。