厚生労働委員会
○田中参考人 田中章治と申します。 私は、当事者団体という立場で、今回の雇用促進法の一部を改正する法律案について意見を述べさせていただきます。 点字を読む関係で座ってやりますので、お許しください。 まず、この法律案を提案するそのきっかけとなった障害者雇用水増し問題について、若干意見を述べたいと思います。 私たちは、この障害者雇用水増し問題を、障害者雇用偽装問題というふうに捉えています。それはなぜかと申しますと、規模の大き
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発言数 22件
初発言日: 2018-05-17 / 最新発言日: 2019-05-07 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○田中参考人 田中章治と申します。 私は、当事者団体という立場で、今回の雇用促進法の一部を改正する法律案について意見を述べさせていただきます。 点字を読む関係で座ってやりますので、お許しください。 まず、この法律案を提案するそのきっかけとなった障害者雇用水増し問題について、若干意見を述べたいと思います。 私たちは、この障害者雇用水増し問題を、障害者雇用偽装問題というふうに捉えています。それはなぜかと申しますと、規模の大き
○田中参考人 私は、三十五年間、東京都の職員をしておりました。この期間、盲導犬を連れて、通勤はほとんど問題なく過ごすことができました。ただし、東京都の方で一時間の時差出勤ということで、通常は九時から五時ですが、私の場合、十時から六時というようなことで配慮をしていただいて、ほとんど問題なく通勤できました。 これは基本だと思うんですが、中途視覚障害者など、いきなり途中で見えなくなって、職場をやめたくない、継続雇用という場合に、やはり、一
○田中参考人 私も地方公務員をずっとやっていたもので、その経験から申しますと、一番気になるのは、やはり、今問題になっております共生社会の実現ということがまだまだ不十分だと思います。 私の経験ですけれども、障害者雇用、それは結構だということで、職場でもそういう意見が出るんですけれども、いざ自分の職場に障害者、特に重度の視覚障害者などが入ってくることに関してはやはり抵抗がありました。 そういう意味で申しますと、やはり、共生社会の実現
○田中参考人 先ほど私は何点か申し上げたんですが、中でも一番大事だと思っているのは、やはり合理的配慮の問題です。 現時点で二千七百何人ということですが、一度にそういう方が各省庁に入っていくわけですね。その方々の継続雇用は大丈夫か。つまり、職場定着をするためにはいわゆる合理的配慮が徹底して検討されなければならないと思います。そういう意味で、一人一人の職場環境はどうなっているか、その辺をぜひこの機会に吟味していただきたい、これが一番言い
○田中参考人 なかなか難しい問題だとは思うんですが、やはり重度の障害者に焦点を当てて考えていくということは非常に大切なことだと私も思っております。 そういう意味で、今お話がありましたけれども、就労支援A型などから実際の就労に移行する方が出ていますので、そういう意味で、この考え方をやはり公務部門でも取り入れて、トライアル雇用的な考え方とか、あるいは、一年、二年の有期雇用であっても、それがある程度成績がよければ正職員の道をちゃんと保障す
○田中参考人 私たちの関係で申しますと、視覚特別支援学校というのがあるわけですが、そこでは中心的に、やはり先ほど来私がお話ししております、あんま、マッサージ、はり、きゅう、あはき業を、一本立ちでちゃんと社会で活躍できるようにということで、そういう教育が中心に行われております。 そういう意味で申しますと、公務部門でもそれが検討の材料になると思いますし、また、民間では、先ほど来お話ししましたヘルスキーパーというのが、企業で働く人の健康増
○田中参考人 私も地方公務員をやっておりましたので、その経験を踏まえて、感じていることを申し上げます。 まず、雇用率というのは、やはり民間に範を示すということで、特に自治体関係についてはなるべく早期に達成するようにお願いしたい。さらに、それをクリアしたらそれでオーケーじゃなくて、更に、例えば三%であるとかそういう目標を立てて次のステップに向かっていくということが必要なんじゃないだろうかというふうに思っています。 それから、点字受
○田中参考人 今回の人事院の統一試験ですけれども、先ほども申しましたように、七百五十四人のうち、これは正式な発表ではないんですが、未公表の部分なんですが、四十三人の視覚障害者が合格して、ただし、点字使用者、点字で受験した人は二人ということで、これはバランス的にも非常に低い数字だと思うんです。点字使用者の率から申しまして、これは七、八人ぐらいいてもいい数字なんですよね。そういう意味で、ちょっとその辺は非常に、点字使用者が何か冷遇されている
○田中参考人 やはり、大切なのは職場環境の整備だと思います。 そういう意味で、先ほど来私申し上げました音声パソコンであるとか拡大読書器、それから職場介助者。職場介助者というのは、誤解のないように言いますと、私の経験でもそうなんですが、一日にわずかの時間でいいんですね。そういう方が一時間なりちょっと手伝って、あるいは三十分でも大丈夫な場合もあります。そういう意味で、そういう人的なサポートなんかもあると、途中でやめる、あるいは職場定着が
○田中参考人 視覚障害者の場合で考えますと、やはり盲学校で要望したいのは、情報提供。これを、父母に対してもそうですが、やっていただきたい。それで、自分はどういう進路がいいのか、そういう基礎となる情報提供をまずやっていっていただきたいというふうに思います。 それから、社会人としての一定のモラルといいますか、最低限の資質を身につけると申しましょうか、そういうこともやはり学校でやっていただきたい、これはもちろん家庭との連携ということなんで
○田中参考人 私としましては、やはり、ともに生きるということで、共生社会ですね。これが、職場でもやはりともに働く、障害を持っている人も持っていない人もともに働く、それがノーマルな社会なんだという考え方を普及させる意味で極めて大きい。四千人ということで、その方々がずっと職場で定着して仕事をできるように支援をお願いしたい。 一つだけちょっと申し上げたいんですけれども、今回は高卒程度の問題でした。やはり、必要なのは、政策を立案していく立場
○参考人(田中章治君) 私は、全日本視覚障害者協議会の代表をしております、当事者団体ですが、田中と申します。 私は、盲導犬を約四十年連れております。そういう経験を含めてお話しさせていただきます。 まず、今回の法律の一部を改正する法律案ですが、報道発表を見た範囲内で、つぶさに条文なども見ておりませんので若干的外れなところもあるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。日頃感じていることを率直に述べさせていただきます。 今
○参考人(田中章治君) 今の件についてですけど、確かに飛行場はすごくサポート体制が整っておりまして、カウンターまで行けば、後はもう安心して飛行機に乗り込むことができるというふうなことで、大変システム化されていると思います。 それで、駅なんですけど、駅につきましては、職員によって声掛けがある時間帯と全くない時間帯とあって、非常にそういう面ではばらつきがあるなというふうに思っています。 実は、西国分寺駅で起きた、先ほどの資料の中にあ
○参考人(田中章治君) 私もこのマスタープランの制度というのは大変いいことだなというふうに思っています。 それで、私たち是非お願いしたいのは、その利用する人たちの参加ですね、それを保障していっていただきたいということで、是非多様な意見を取り入れながらこのマスタープランの作成に取り組んでいただければということで。 あと、最近、特に私たち視覚障害者の中で困っているのは、バスの利用の問題ですね。我々、車を利用することはできませんのでバ
○参考人(田中章治君) ICT関係のことは私余り強くないんですが、スマホ自体も私は使っていないというそういう状況で、余り恩恵にもあずかっていないわけなんですが、私たちにとって必要なのはやはり音声情報ですね。音声情報は大変有効です。 それで、改札口で、皆さんお気付きかと思うんですが、高いキーンコーンというような音が聞こえるかと思いますが、これ結構うるさい音かもしれませんが、私たちにとっては方向がそれで分かるわけですね。それで、駅員が右
○参考人(田中章治君) 私は、基本的な物差しというのは、やはり障害者権利条約とそれから憲法ですね、この二つだと思うんですが、これを物差しにして、この施策はどうなのかという、そういう評価をしていただきたいというようなことで移動の権利ということを申し上げたんですが。 例えば、これはほかの法律になりますが、障害者差別解消法について、二〇一六年に施行されているんですけど、先ほどもちょっと申し上げましたように、盲導犬の拒否事例というのは大体六
○参考人(田中章治君) この問題については、私たちは一定の意見を表明しております。 つまり、無人化というのは、先ほども言いましたように、九州新幹線の場合に、ホームでホームドアがあったりして、人はいなくてもいいんじゃないかという考え方があるかと思うんですけど、しかし、車椅子で歩いていて何かの拍子にそこのドアに挟まったりすると、そういう緊急時の対応が職員がいないと難しいと思うんですね。 それと、具体的に今御指摘のあった埼京線十条駅の
○参考人(田中章治君) この、地方における会議というのは非常に大事だと思います。 それで、私の立場でいうと、障害者を是非そのメンバーに入れていただきたいと。その他いろんな関係者を入れていただいて、みんなで議論する中でいろんな、何といいますか、一致する方向が出てくると思うんですね。そういうことがあると思いますし、場合によっては現地で、僕が先ほど言いましたラウンドアバウトの交差点ですね、これが地方で少しずつできてきているんですけれども、
○参考人(田中章治君) 私は、盲導犬を連れているという関係でいろいろ依頼を受けまして、小学校へ出向いてお話をする機会がかなりあります。それで、やはり実際に盲導犬を連れて歩いてもみるわけですけど、やっぱりそこで子供たちの全く、何といいますか、生き生きした、そういう感じが感じ取れます。ですから、実際に視覚障害者を見たのは初めてとか、あるいは盲導犬で歩いている人を見たのは初めてというようなお子さんが多いですね。だけど、実際に体験して劇的に変わ
○参考人(田中章治君) 駅員は、やはり乗降客をつぶさに毎日見ているので、どういうサポートが必要なのか、つまりサポートのプロですね。鉄道会社によっては、最近、研修などを取り入れまして、例えば視覚障害者への誘導の仕方なんかを実際に講師を招いて勉強したりということで、まさにプロで、的確なサポートができるように思います。 ところが、一般の乗降客は、技術面でいいますと、例えば手をぐっと引っ張ったり、あるいは後ろから背中を押したりして、非常にこ