「田口正平」の過去の国会発言

発言数 21件

初発言日: 1961-04-03  /  最新発言日: 1961-04-03  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 第二回目の口頭弁論の期日がさらに参りました。その期日までの間に、上野氏はさらに私の事務所に見えました。そしていわく、法務省の方が、もしこれが交換できるならばあっせんの労をとってもよいというような意向である。相手は何と言っても信頼できる法務省の方々が言われることであるがゆえに、自分は紳士的に考えて、そうすればかえって好意を持ってくれるだろうと、かように私は信じておる。おそらく間違いがないと思うから、どないぞして取り下げて、交

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 その点につきましては、非常に複雑な内容がありまして、今御質問のように、仮処分目的物が大阪市内にある。それに、その管外の神戸地方裁判所の尼崎支部に提起いたしましたということにつきましては、良島氏は、法務省関係から一方的な白地還元を宣言せられる。こういう点で、法務省関係の勢力は一切裁判所にも及ぶものと見られたようであります。そこで私は良島氏に、その目的物が大阪であるがゆえに、大阪で仮処分をしてはいかがという質問をいたしました。

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 圧力ということは、私の承知する範囲では、拘置所、いわゆる法務省の力から——法務局か省か知りませんが、その関係から裁判所に対して、そういうものを許してはいけないというふうなことに立ち至る危険がある、かように良島氏は見られたようでありまして、それを私にその通り申されたのであります。私も、それは一理ある、かように信じまして、そこで何とかして他の裁判所においてさような手続ができるか、できぬか、この点につきまして、非常に腐心をいたし

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 それは、私は専門家でありますがゆえに、売買の契約は、当事者間では、契約の成立と同時にその権利は移転するのであります。これは、民法の百七十六条に明白に記載されておるのであります。こういう意味におきまして、第三者は別といたしまして、当事者間では、契約成立と同時に——手付金を入れる、入れぬは別問題、契約ができれば、その所有権は、当事者閥におきましては、直ちに売り主より買い主に移転するのであります。これは私が責任を持って申し上げま

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 お答えします。 もちろんその通りであります。裁判所も、ただいま申しましたような、そういう法律上の原則によりまして、これに許可を与えたものであります。私もまた、その所有権は、当事者間では、当然に延原氏より良島氏に移転しておる、かように確信いたしておるのであります。そこで、裁判所は、管轄の関係、契約存在の関係、こういうものを参考資料にいたしまして、申請理由が適当であるかどうかということを審査の結果、許可したものと、かように

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 それは当然延原氏からその手続がありました。第一に、私は、良島氏が非常にせいておられた関係上、本来ならば、本案の訴訟を提起いたしまして、これと同時、または少なくとも本案とともに仮処分の申請をするのが本体でありますが、しかし、本案をあとに回しまして、まず第一に仮処分申請をいたしたのであります。その結果、ただいま申しましたような許可があった。そこで相手方の延原氏は、これに対する起訴命令の申請をいたしたのであります。

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 本案の起訴命令。裁判所は、これに対して、一週間以内に本案を提起すべしという命令がありました。そこで私は、それに応じまして、さっそく本案を提起いたしました。その本案の趣旨は、ただいま申しました延原氏と良島氏とのこの契約に基づいて、売買代金支払いと同時に延原氏は良島氏に所有権移転の登記をすべし、この趣旨の本案訴訟を提起したのであります。 次に、相手方の延原氏は、私が申請いたしましたこの仮処分命令に対しまして、仮処分異議の訴

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 これをつぶさに述べさしていただきます。 第一回の口頭弁論期日が到来いたしますまでに、上野氏が見えまして、仮処分手続を取り下げてくれ、初めてかような申し入れがあったのであります。しかし私は、私もせっかく苦心惨たんいたしまして受けた仮処分命令を、さよう簡単に取り下げるということは、不本意であるのみならず、私の委任者は良島正浩であって、決して上野浩ではないのであります。こういう関係で、上野氏からさような申し入ればありましたが

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 その保証金を取り下げますについては、相手方の同意があれば一番に早い。もしも同意がない場合には、権利行使催告の申し立てからかからなければならない。その結果、それは一カ月余りを要するのであります。ところが、この相手方の延原氏は、その代理人、毛利なんとかという弁護士が代理でありますが、その人から三月十三日付で保証金取り下げの同意書を作成し、本案訴訟または仮処分と本件の取り下げとは全然別個の事件でありますがゆえに、延原氏は、その代

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 お答えします。 この相手方がさっそくに同意をせられて、しかも、その委任状並びに同意書、この書面は上野氏が相手から受け取られて、私の手元に持参せられたのであります。しかも、本来ならば、かような事案で、交換という重大なる問題をかかえておる。それが仮処分の取り消しによりまして解消した以上は、相手方は、判決によるのだから、必ず損害賠償の訴えを起こす。いわゆる権利行使でありますが、そういうことをやるのがほんとうなんです。本来はそ

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 その点につきまして、私は、間接には国家的な問題である、かように考えると同時に、この事件が、良島氏の主張によりますと、法務省にまるきりだまされたという形で、国家としてなすまじきことをしたごとく私は直感いたしたのであります。最初は、そういう関係であるがゆえに、私は、約束は着手金といたしまして二百万円を要求いたしておったのであります。ところが、ただいまの保証金五百万円が取り下げになった。ここで私が、そのうちから、報酬は別といたし

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 私はこう考えます。法務省にだまされたがゆえに、この両名は莫大な損害をいたしておる。だまされなかったならば、あの天満の土地を自分のものに取得いたしまして、莫大な利益を得ておるはずだ。それをだまされたのか、ぺてんにがかったのか、私はそんなことはわかりませんが、少なくとも目的を達し得なかった。目的を達し得なかったがゆえに、残るものは損害だけである。こういうことが明白にわかっておるから、私は、自分の権利のみを主張するという勇気がな

1961-04-03 衆議院

決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会

○田口参考人 私は、法律家といたしまして、結論から申しますと、この事件は係属しておる、権利関係は明白に存続するもの、かように確信いたしております。その確信の根拠といたしましては、もしもこの手付の関係につきまして、約束の五千万のものが五百万より入っていない、しかもあとの残金は、いわゆる行使不能に陥っておる、こういうことであるなら、必ず相手方から書面または口頭をもって契約の解除の通知があるべき筋合いである、かように確信いたしております。契約

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