資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(白石隆君) どうも今日はお招きいただきまして、ありがとうございます。 ロシアのウクライナ侵略による新しい局面と資源エネルギー情勢について、提出しておりますメモに沿ってお話ししたいと思います。 まず最初に、ごく基礎的なデータによって、日本の現状、この場合の現状というのはロシアのウクライナ侵略以前、直前のデータで確認したいと思います。 もう皆様御存じだと思いますけれども、まず最初に、日本の一次エネルギー自給率というのは
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発言数 143件
初発言日: 2005-04-06 / 最新発言日: 2023-02-08 / 1 ページ目 / 全体 8ページ
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○参考人(白石隆君) どうも今日はお招きいただきまして、ありがとうございます。 ロシアのウクライナ侵略による新しい局面と資源エネルギー情勢について、提出しておりますメモに沿ってお話ししたいと思います。 まず最初に、ごく基礎的なデータによって、日本の現状、この場合の現状というのはロシアのウクライナ侵略以前、直前のデータで確認したいと思います。 もう皆様御存じだと思いますけれども、まず最初に、日本の一次エネルギー自給率というのは
○参考人(白石隆君) ありがとうございます。 まず最初に、是非申し上げたいことは、未来はこういうことについては分かりませんので、私の発想というのは常に最悪の場合を考えておいた方がいいという、そういうことで申し上げております。 ですから、エネルギー価格が乱高下していることは事実ですけれども、私の方からすると、安くなったから良かった、何もしなくていいということではなくて、これから先も相当長い間エネルギー価格というのは高いところにとど
○参考人(白石隆君) 非常に難しいある意味では問題だろうと思います。 非常に簡単に申しますと、国内で再エネのために大いに投資すべきだし、研究開発にも大いに投資すべきだと、これはもうそのとおりだろうと思います。ただ、それだけでは恐らくいずれにしても足らないですし、やはりコストの問題というのは日本の産業競争力そのものに直結する問題ですんで、ですから私は、国内と同時に海外でもやるべきだというのが基本的な私の考えでございます。 ただ、そ
○参考人(白石隆君) どうもありがとうございます。非常に難しい問題です。 私自身は、台湾有事というのはほぼ確実に、確率からいいますと、恐らく九九・九%以上の確率で日本有事になるというふうに考えております。ですから、あらゆることを今、日本の安全保障のためにすべきだと。シーレーンに限りません。自助、それから共助、これはアメリカとの同盟、さらにはオーストラリア、イギリス等との事実上のパートナーシップ、さらにはこの地域の戦略的なパートナーと
○参考人(白石隆君) 非常に重要な質問でございます。 実際問題として私が考えておりますことは、例えば太陽光発電の場合にはかなり大きな技術開発が必要だろうと思いますし、それから、まだ日本では入っておりませんけれども、洋上発電というのも非常に重要になるだろうと。それから、原子力にしても、現在稼働中、あるいは現に既に存在、稼働はしていないけれども現在既にある原子力発電所よりも、むしろ新しい次世代の原子力発電所が重要になってくるだろうと。
○参考人(白石隆君) 大規模な攻撃で原子力発電所が対象になる、ターゲットになる可能性っていうのはもちろん否定できません。ですから、最悪の事態を考えてできる限り堅牢にしておくということがやはり国としての責任だろうと考えます。
○参考人(白石隆君) どうもありがとうございます。 まず第一に、経済安全保障については、先生方御承知のとおり、法律の立て付けから申しましても、戦略的な自律性と戦略的な不可欠性、この二つをどう確保するかということが課題になっております。 私は、戦略的自律性はもちろん重要で努力すべきだと思いますが、日本の経済的な規模が、かつてに比べますと、もう既に世界のシェアからいいますとかつての三分の一になっていて、五%くらいになっております。し
○参考人(白石隆君) どうもありがとうございます。 今の先生の質問は、私は、基本的に技術開発でどういう考え方をすればよろしいかという質問と受け止めさせていただきました。 そういうことから申しますと、これから再生エネルギーにつきましても原子力につきましても相当技術開発というのは進むというふうに私は考えております。それは電池がいい例ですし、あるいは太陽光発電についてももう既にいろんな技術の芽は出てきております。ですから、こういうもの
○参考人(白石隆君) 率直に言って、もしそういうものがあれば教えていただきたいと思いますが。 ただ、率直に申しまして、国民が全員合意できるようなことというのはほとんどないということはやっぱり申し上げたいと思います。これは原子力発電についてもそうですし、あるいは、先ほど御指摘されたとおり、太陽光発電についても、そのソーラーパネルを置いている地域の人たちというのはできればそんなものはない方がいいというふうに言っている方が多数おられますん
○参考人(白石隆君) ありがとうございます。 それは私も全く同じように考えております。 ドイツの、実はEU、どうしても我々、EUというふうに考えがちですけれども、例えば、Eフュール、合成燃料についての政策につきましては、やはりドイツとそれから例えばそれ以外、フランスなんかとの間ではかなり温度差があるというふうに私は考えております。やはりドイツの場合には、日本と同じで、自動車産業あるいはもう少し広く機械産業というのは非常に重要な産
○参考人(白石隆君) 今日は、お招きいただきまして、ありがとうございます。 大きく三点申し上げたいと思います。一つは、経済安全保障というのはどういうことかと。それから二つ目に、なぜ経済安全保障というのは重要なのか。それから三つ目に、私、衆議院、参議院での議事録を全て拝見いたしましたけれども、非常に実質的な議論が行われておりまして、先生方に本当に敬意を表しますが、同時に、私として、もっと強調をされてしかるべきではないかという点について
○参考人(白石隆君) どうもありがとうございます。 まず最初に、少し念のために申し上げておきますと、米中対立が激化したのは、決してアメリカ政府がトランプ政権下で対中政策を変更したんでは私はないと考えております。トウ小平の時代から中国は常に韜光養晦というふうに言っておりますけれども、これは要するに能力を隠してできる限り何もしないということから、特に二〇〇八年の国際金融危機以降、だんだんと自己主張を強めてきたと。それに対する言わば最終的
○参考人(白石隆君) これは非常に難しい問題だというふうに考えますが、基本的に、安全と自由というのは、これはトレードオフの関係にございますんで、どちらかを最初から優先するというのは適当な選択の仕方ではないというふうに考えております。 ちょっと、ウクライナではなくて、まずコロナについての各国の対応を考えてみますと、実は、日本というのは自由で安全で豊かな社会というのを私はずっと戦後追求してきたと考えておりますが、このバランスをどう取るか
○参考人(白石隆君) どうもありがとうございます。 なかなか難しい質問だったと思いますが、まず最初に、企業活動あるいは研究における自由を大原則にして、その中で日本の国と国民の安全を守るために安全保障上の非常に意味合いの大きいものについて政府として把握しておくというのは、これは政府として当然やるべきことではないかというふうに私は考えております。 ただ、それを直接どこか日本の、私は日本にはイギリス、ましてやアメリカのような情報機関は
○参考人(白石隆君) ごめんなさい。 人権というのは、ある意味では、こういう自由とかあるいは安全だとか豊かさが奪われたときに発生することが人権侵害というのは多いわけでございまして、私は、人権というのは、国連憲章にもありますし、日本国民が共有しておりますように、そもそも人としての権利だというふうに考えておりますけれども、これは、やはりある幾つかの共通の価値の上に立てられた国際秩序があって初めてこれに取り組み始めることができると。決して
○参考人(白石隆君) プラスにつきましては、恐らく最も重要なことは、法律的に国として先端新興技術というものが鍵だということが認識され、それにどう取り組むかと、その開発にどう取り組むかということが法律的に明示されたということが私は一番重要なことだろうと思います。 懸念というのは、法律の外のことになりますが、例えば第三の技術開発のところで、今のところファンドの話はございますけれども、正直申しまして、日本にそれだけの体力があるかどうかはち
○参考人(白石隆君) これは非常に難しい問題です。 日本は、私、中央公論のエッセーでも書きましたとおり、もう中国、アメリカ、欧州の場合にはEU全体として見た場合のような、その基礎科学あるいは先端新興技術への資源投入はできない。やっぱり、先ほども申しましたけれども、一桁か、場合によっては、分野によってですけれども、二桁小さい投資しかできないと。それじゃ、その中でどうやって選択、選択と集中をしなきゃいけない、で、そこに投資しなきゃ、これ
○参考人(白石隆君) 三点申し上げたいと思います。 一つ、私は半導体の工場をこれまで何度か見せていただいたことございますけれども、半導体の工場には、いわゆる工員さんというのはほとんどおりません。いるのは皆さんエンジニアです。それで、多くの、少なくとも三分の一ぐらいは修士以上の卒業のエンジニアで、そうじゃない人でも、当然大学あるいは高専を出て、それでその後、工場の中でオン・ザ・ジョブ・トレーニングで相当訓練を受けたエンジニアでございま
○参考人(白石隆君) 非常に重要な問題でございますが、私はグローバリズムの時代というのはもう終わったというふうに考えております。二〇〇八年の国際金融危機から今回のロシアのウクライナ侵略、大体この十三、四年でしょうか、で終わったというふうに考えていいんではないかと。 それじゃ、ブロック化しているかと。私はブロック化じゃないと思います、むしろ二極化していく可能性はあると。ただし、かつて冷戦の時代には自由世界というものがございまして、こう
○参考人(白石隆君) これも非常に重要な問題でございまして、私は、これについては国としてやはり何らかの方針を作った方が、政策をというか、法律を作った方がいいのではないだろうかというのが私の考えでございます。 これは、具体的になかなかどの国の例を挙げるというわけにも、なかなか難しいところありますけれども、世界を見ますと、明らかにこれはひどいというふうな人権侵害の事例というのはございます。 そういうところで仮に日本の例えば企業が活動