環境委員会
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 とても大きな問題ですけれども、沖縄の自然というのは本当に、日本の中では、生物研究者は皆同じ思いですけれども、とても大切だと思っています。地史的に本当に大切なものだということです。にもかかわらず、日本の研究者が研究できないとか調査できないとかという状態もあるんですね。 当然ですけれども、先ほどから言っていますように、生物を守ろうと思ったら、まず何がいるかがわからなきゃやはり基本的にだめ。
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発言数 22件
初発言日: 2017-04-25 / 最新発言日: 2017-04-25 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○石井参考人 御質問ありがとうございます。 とても大きな問題ですけれども、沖縄の自然というのは本当に、日本の中では、生物研究者は皆同じ思いですけれども、とても大切だと思っています。地史的に本当に大切なものだということです。にもかかわらず、日本の研究者が研究できないとか調査できないとかという状態もあるんですね。 当然ですけれども、先ほどから言っていますように、生物を守ろうと思ったら、まず何がいるかがわからなきゃやはり基本的にだめ。
○石井参考人 大阪府立大学の石井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私の資料は二種類用意しております。一番上に説明骨子がついていまして、その後ろにパワーポイントの打ち出し、カラー版でつけております。それから、私が最近書きました、これに関する「環境省第四次レッドリストからみた日本の昆虫の現状と危機要因」ということで資料をつけさせていただいております。 それでは、カラー版の方で説明させていただきますので、ごらんいただけれ
○石井参考人 どうもありがとうございます。 では、お答えしたいと思います。 一番の問題は、里地里山の生物というのは、平たい言い方をすると身近な生物であるということです。そして、昆虫類、両生類、魚類ということでございまして、環境がよければ増殖力は非常に高いということなんですね。ということで、それが前提だということを御承知おきください。 それで、我々が実際に里地里山の生物を守るときに何をするかというと、まず、どこにどのくらいの数
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 端的に申しますと、私は委員の御意見に賛成でございます。 地元の土地に対する熱い思いというのがあって、そこにいる生物を守ろうということがかなりきいている。例えば、コウノトリの場合は、農地でありまして、そこから、水田があるわけですけれども、その水田を守る、自分の水田を守ってそこにコウノトリが来るのが、その地元の人にとっても大変な喜びであるということがあります。かなり協力的ではないかなという
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 私も委員の意見に賛成でございます。 もともと動物園、植物園、水族館等というのは別の目的でつくられているわけですけれども、動物園におきましては、同じ園で飼っている動物同士を交配していると、やがて血が煮詰まってきてうまくいかなくなるということで、昔からいろいろな動物園間の動物のやりとりをしていたという経緯があるんですね。 それから、昆虫の場合は、昆虫館というのは、見せ物として昆虫を見せ
○石井参考人 特定第二種の国内希少種の設定によりまして、里地里山関係の種の保全はやりやすくなるというふうに私は思っております。 ただ、難しいところは、環境省の方の予算、人員の問題がございまして、ここを措置しない限りは、指定のしっ放しになってしまう。ただ、里地里山の場合は、民間がもう既に動いているケースが多いので、そこと環境省が一緒になってやっていくというケースでかなり改善される部分もあるのではないかというふうに思っております。
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 委員のおっしゃるとおりだと思います。 私も実は自然保護協会さんにかかわっておりまして、国の施策でモニタリングサイト一〇〇〇という事業がございます。里地部門では二百カ所ほど全国選んでおりまして、私が専門としているチョウもモニタリングの対象になっているわけですね。 そういうふうに見ますと、全国には、その予備軍も含めまして、たくさんの自然にかかわっている団体さんがおられて、その熱い思いで
○石井参考人 御質問どうもありがとうございます。 先ほどの繰り返しにもなってしまうので、ちょっと別の観点で述べますけれども、里地里山というのは、従来、人が使いながら守ってきたというのは私の説明で申し上げたとおりです。ですので、普通に、ある一定の区間を区切ってそれで終わりということをやってしまいますと、別の自然になってしまうことになる。それで、守りたい種というのは守れなくなってしまうというところがあるんですね。 ですので、そこに住
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 基本的には委員の御意見に賛成でございまして、絶滅危惧種を幾ら選定しても種の保存法にかからなければ種は守れないという立場からいいますと、国内希少種をふやしていくということが重要かと思います。 ただ、ふやせばいいというわけではございませんで、先ほどから議論が起こっておりますように、守る仕組みをきっちりしなければならないとは思っておりますが、ふやすこと自身は私も賛成でございます。
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 再三繰り返していることなので、ちょっと別の観点で述べますけれども、いわゆる里地里山というのは日本の国土のどのくらいを占めているかということですけれども、環境省がいわゆるメッシュで数えるやり方をしますと、農地それから集落等のモザイクになっているところを里地里山とすれば、大体四割ぐらい国土を占めるんですね。これを全部守るのは難しいだろうというふうに思うんですね。 その一方で、委員おっしゃる
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 本当におっしゃるとおりでございまして、域外保全の大切さが里地里山の種に関してはますます高まっているというふうに私も認識しております。 御存じと思いますけれども、対馬にツシマウラボシシジミという、結構長いですけれども、小さな小さなチョウがいまして、これは結構いるというふうに認識されていたんですが、いきなり減りまして、絶滅するのではないかというおそれが出てきたんですね。 それを察知した
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 科学委員会でございますけれども、基本的には必要なものであるというふうに考えております。 ちょっと別の話をしますけれども、ゼニガタアザラシという希少種がおりまして、北海道において、定置網漁に入ってサケを食べてしまうということでかなり問題を起こしている。 それで、私が漁民に呼ばれまして、少し説明してほしいと。環境省の立場というんですか、委員長をやっている立場で行かせていただいたんですけ
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 幾つかを混線させてはいけないと私は思っていまして、象牙の市場における不正行為というものと、それから、種の保存法の精神というのはアフリカゾウを守ることにあるのだと。だから、どちらを選択した方が施策としてアフリカゾウのためにいいんだというのを選ばなきゃいけないというふうに思うんですね。 要するに、象牙というのが、アフリカゾウの生きた個体をとらなくてもいい状態で市場を出回っている状態が確保さ
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 有効期限を設定するということがとても大切というふうに思っていまして、これを、証明書とその個体というものの一対一対応というのを厳しくやっていくということが必要だということは、私も全く同じです。 ただ、そのためのコストというのがあったり技術論があったりする部分もあるんですね。マイクロチップを埋め込むとかそういう技術の場合にコストがかかるし、実際にそのマイクロチップがいつまでもあるわけじゃな
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 おっしゃるとおりだと思います。 先ほどゼニガタアザラシの話をしたのでございますけれども、あのケースの場合には、ゼニガタアザラシはやはり科学的に見て希少種なんだという認識はもう揺るがないんだけれども、でも、ここが人間の生活に影響を与える、産業に影響を与える場合には何かの措置をとるというやり方をすべきだと思うんですね。 水産庁は、やはり水産資源というところが結構重要なので、純科学的にで
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 ジュゴンという生物は本当に数が少なくなってしまっておりまして、当然これは守るべき対象であるというふうに私は思います。 海洋環境ということがあってなかなか難しいところがあるのかもしれませんけれども、原則としては、科学的にはジュゴンはもう本当に危なくなっている生物であるという認識のもと、何かの対策を打っていく、生息環境の改善、回復とかというのをすべきであろうというふうに私は思っております。
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 いつも市民に問われ、そして学生たちに問われ、どうやって答えたらいいんだろうという悩みがありまして、大阪に私おりますので、大阪のいろいろな団体から、その今の委員が御質問された内容についてわかりやすく説明してくれと言われているので、ちょっといろいろ考えまして、大阪の土地柄を考えて、たこ焼きの向こうに生物多様性が見えるという講演をやっているんですね。 かなり皆さん気に入っていただいて、いろい
○石井参考人 御質問ありがとうございます。 SATOYAMAイニシアチブ、里山というのはアルファベットで書きまして、この意味はかなり深いと私は思っているんですけれども、もちろん漢字で書いたら世界で読めないということもあるんですが、里山という文字は、先ほど私の説明でも述べましたけれども、狭義、広義に使われておりまして、狭義の場合は森の方、林の方なんですね。広い意味に使うと、農地も含めて人里も含めて、大きな意味を含んでいる。自然保護協会
○石井参考人 専門が生物学なものですから、なかなかそれは難しい質問かなと思うんですけれども。 憲法の改正という大きな話でございますけれども、確かに、憲法がつくられた時代背景から考えると、そういうものが制定されていないというのは私も認識しておりまして、そういうものが盛り込まれたら、私も環境を守る立場で働いていることが多いので、いろいろいいだろうなというふうには思うんですが、いろいろなものとの調整が必要かなと思うんですね、その辺は専門外
○石井参考人 先ほど言われた宮城さんについては私も存じ上げておりまして、私自身が、チョウのもう一つの学会、日本鱗翅学会という学会の会長を務めていたときに、このヘリパッド問題について要望書をお書きしたという経緯もございます。 ただ、難しいのは、沖縄は、照葉樹林帯になるんですけれども、また温帯林で常緑樹なんですね。ただ、常緑樹林帯だからといって、里山でなかったとは言い切れない。人はやはり燃料を採取しなきゃいけないので、きっと常緑樹であろ