農林水産委員会
○神田委員 時間がありませんから、関連いたしまして簡単に御質問申し上げますが、いまの政府の答弁をずっと聞いておりますと、私は過般沖繩の調査団の一行に加わって沖繩現地を見てまいりました。これは私たちの想像以上に農地は荒廃しておる。いままで内地における農業というものをわれわれは考えておりましたが、沖繩へ参りましたところが、いままで全然基盤整備をやってない。機械を入れようとしても機械も入らぬ。また水もない。自然のまま、神武以来改善してないとい
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初発言日: 1955-05-24 / 最新発言日: 1973-11-09 / 1 ページ目 / 全体 133ページ
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○神田委員 時間がありませんから、関連いたしまして簡単に御質問申し上げますが、いまの政府の答弁をずっと聞いておりますと、私は過般沖繩の調査団の一行に加わって沖繩現地を見てまいりました。これは私たちの想像以上に農地は荒廃しておる。いままで内地における農業というものをわれわれは考えておりましたが、沖繩へ参りましたところが、いままで全然基盤整備をやってない。機械を入れようとしても機械も入らぬ。また水もない。自然のまま、神武以来改善してないとい
○神田委員 政務次官もそう認識されておれば、それに基づいてひとつ特別な対策を立ててもらいたい。強く要望いたします。 と同時に、私は、沖繩で今日振興させなければならぬことは畜産だと思う。畜産の適地でもある。年じゅう亜熱帯地帯でもって青草がはえておる。そこへ牛あるいはその他の畜産を振興させる素地ができておる。それに対する基本的な態度を固めて、それに対する施策をしていくことが非常に大事なことじゃないか、こういうように考えます。 同時に
○神田委員 私、時間がありませんから、あとで時間をたっぷりとってやりましょう。どうも畜産局長の話は、私の質問をそらすようなことを言っておりますが、大体においていま鶏卵の安定価格、基準価格キロ当たり百七十三円で経営できますか。そういう計算をしましたか。それから加工乳の価格、いま現在のような加工乳の補給金でもってやっていけますか。それはいま二万一千円も飼料が上がっているときに、その価格でやっていけるわけがないでしょう。局長がこれでもって引き
○神田委員 だめですよ、そんな百七十三円で安定価格だなんて。飼料が二万一千円上がったのですよ。そうすると、卵はキロ当たりにすると六十五円上がっているわけですよ。それをわずか十円上げて、百六十三円から百七十三円にしてどうして引き合いますか。われわれだって、まさかばかではないのだし、現地におって養鶏家といろいろ話をし、現実に養鶏をやっているのですからね。そういうことで答弁をごまかしたってどうにもならぬことなんで、私は、いま時間がありませんか
○神田小委員 私は、時間の関係もありますから端的にお尋ねしますが、局長は、一体、カンショ、バレイショの生産が、日本の農業においては必要なものであると思うのであるか、今後、これらカンショ、バレイショの生産を維持、拡充、合理化するためには、どのような方策をとろうとしておるのであるか、まず、第一に、この基本政策の姿勢についてお尋ねをします。
○神田小委員 局長の言われたことは、そのとおりだと思います。しかし、そのとおりではあるが、いまの価格でもって、あなたが言われているようなことがはたして可能であるかどうか。いまのカンショ、バレイショ等の生産者価格でもって、これらの生産の目的を達成することができると思われるかどうか。その点をお尋ねします。
○神田小委員 ここ一、二日のうちに決定される価格につきましては、カンショ、バレイショ生産農家としては重大な関心を持っておることでありますし、また、局長が言われたように、日本のカンショ、バレイショの生産は、この価格決定によってきまってくる。この価格の問題がでん粉価格に影響するということを顧慮して、農林省は、この価格をなるべく低目に押えようとしておるようなふうに私は受け取れるのでございますが、私は、でん粉価格はでん粉価格でもって、これを安定
○神田小委員 農林省の統計から見ましても、四十七年度において、カンショは生産費が粗収入を上回っておる。バレイショについては、わずかに粗収入がふえておる。こういうことでは、ほかの作物に比較しますと、これが将来日本のでん粉需要を満たすための安定した価格であるとはわれわれは思えない。きょうのこの小委員会は、非常に重大な小委員会だ。とにかく、ここ一、二日のうちにこの価格を決定しようというようなときでありますから、大体、生産費所有得補償方式をとら
○神田小委員 これは、カンショ、バレイショとも、ですか。
○神田小委員 それから、麦につきましては、一六・四ですか、その他、たばこ等においても二八%以上になっておりますね。そういうことからしますと、パリティ指数だけの一一・何がしでは、これら麦作等に比較しまして低いと思うのですが、このパリティ指数の上がり分を、去年の価格に比較しまして、それだけ、一一%を上げるということでもいいというお考えですか、どうですか。
○神田小委員 これが非常に重大なポイントです。今年度のパリティ指数に対する矛盾は先ほど各委員から指摘されましたので、私は、これを蒸し返しては申しません。というのは、物価上昇のおりから、パリティ指数では、八月現在の指数とか、あるいは一年間の平均の去年のものを分母にするとか、そういうやり方ではとうてい正確な価格というものは出ない。それで、それに対しまして、経済事情をしんしゃくするということが重要なポイントになるわけです。 実は、これは小
○神田小委員 長期にわたる安定生産を望むならば、価格も、パリティ指数の価格の改定ができない、その方式でもってやるのだというと、価格というものは、もうある程度固定されるわけでありますが、私は、この際、でん粉価格も上げない、そして、カンショ、バレイショの生産を維持していく、そのためには、麦類においてとったところの生産奨励制度をバレイショ、カンショにも適用すべきではないかということを思うわけで、政府のいわゆる財政負担によって生産を維特し、しか
○神田小委員 北九州におけるカンショというものは、歴史的ないろいろの要素を持って今日までつくられておるのですね。これをすぐ転換させるとかなんとかいいましても、いろいろ問題があって、それは不可能な場合が多いと思うのです。私は、何も、麦における六十キロ当たり二千円の生産奨励金を出せと言っておるわけじゃない。しかし、生産を維持できる価格でもって補完できない、解決できない点を、生産奨励費でもって補うことによって、でん粉の価格を安定させると同時に
○神田委員 御苦労さまでございました。
○神田委員 変な答弁を大臣はしますね。これは納得いかないですね。現在の要素がないというのですか。畜産物価格安定に関する法律がある。よく聞いてくださいよ。その第四条に「農林大臣は、物価その他の経済事情に著しい変動が生じ又は生ずるおそれがある場合において、特に必要があると認めるときは、安定価格を改定することができる。」その場合には畜産振興審議会の議を経るということになっている。現在の物価高、飼料高が、著しい変動を生じたと思わないのですか、こ
○神田委員 どうも各参考人には忙しいところ御苦労さんでございます。 井田参考人にお尋ねしますが、今後の飼料の手当ては、一体全農としてはどのような手当てをしておるのか、ひとつお伺いしたいと思います。
○神田委員 最後に私は彦坂参考人にお尋ねをしますが、あなたのところから出ている資料には、飼料輸入について国の機関を設置し、正確な需給に基づき投機を防ぎ、供給の安定を確保すべきである、こういわれております。これは非常にもっともなことだと思いますが、いまの段階でどういうような機関を設置してこれをやっていってもらいたいと思うか、その点について一言お尋ね申し上げます。
○神田委員 それに関連しまして、飼料が非常に値上がりをした。政府はこの飼料の値上がりを畜産物の価格で吸収しようとしていますが、一体そういうことが可能であるかどうか。しかし、そういうような価格でもって吸収するというようなことが正しい解決の方法であるかどうか、私は非常に重大な問題であると思うのです。そうなれば、これは消費者にも大きく影響を及ぼすことでありますので、われわれとしてはあくまでも飼料の値上げによる畜産物価格の上昇というようなことは
○神田委員 どうしてもえさの価格が上がってくると、畜産物の価格でもってこれを補わなければならぬと四参考人が言われました。これはやむを得ざることだろうと思う。そのためには畜産審議会を早く開いて支持価格を改定をなさなければならぬ、まず第一にそれが大事なことだろうと思う。たばこの場合においても、たばこの審議会を開きまして、たばこ価格の改定をやりまして、七・一%の値上げをして一九%にしたわけであります。これは現在の物価高において当然のことなんで
○神田委員 次に私は根岸参考人にお尋ねしますが、根岸参考人も言われたとおり、酪農家が年々減少しておる、しかも飼養頭数が減っておる、これは重大な問題だ。一方において消費量は漸増しておる、消費量がふえておるのに飼養頭数が減っておる。一体そこのギャップをどこで補っていくかというと、結局一口に言えば、加工乳といいますか、適当に乳をまぜて、あるいは砂糖やその他の加工品を入れてつくる加工乳によって補っておるというようなこういう現状は、私は国民栄養か