「福嶌教偉」の過去の国会発言

発言数 11件

初発言日: 2008-06-03  /  最新発言日: 2008-06-03  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 私は、現在、大阪大学医学部附属病院移植医療部で副部長をいたしております福嶌教偉と申します。 主に心臓移植の臨床を担当するとともに、脳死の臓器提供時のドナー評価、管理、それとドナーコーディネーターの教育などを行っております。 このたびは、臓器移植法に関しての参考人質疑をこの委員会で開いていただきまして、本当にありがとうございます。しかも、その場で参考人として意見を述べさせていただくことに感謝をあらわしたいと思います。

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 まず、脳死判定そのものについて心臓移植をやっている者が答えるというのは、本来は余り正しいことではないので、実際には、脳死判定を行った先生にここへ来ていただくというのが大事なことかなと思っております。 ただ、実際に脳死判定の現場にも私も立ち会うことがございますので、判定をさせていただいて、やはり一番大事なのは、無呼吸テストといって人工呼吸器をとめる検査をする。それをしないと、実際に呼吸が起きてくるかどうか、先ほど杉本先生

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 まず生体間移植につきまして、私たち外科医というのは、本来、健康な人にメスを入れないというのが原則であります。ですから、特に私は心臓移植医ですので、言えることは、生体間移植は可能な限りやめるべきであるというふうに考えています。 海外の移植につきましても、WHOの勧告がありますように、自分の国で何とかしなさいと。こういうことが続いてくるわけですから、やはり日本の国で何とかする法律をつくらざるを得ない。 しかも、世論では

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 まず一番は脳と脳幹の停止ということですので、息をしないということが一番大事なところになります。 脳には、脳神経といういろいろな神経がございますが、その機能がなくなります。ただ、問題になりますのは、脳幹よりも下の神経が生きておりますので、痛みというものは感じないわけですが、痛み刺激が与えられた場合に筋肉が動く可能性というのはこれはございます。ですから、例えば、脳死の状態の患者さんの臓器を摘出する際に筋肉弛緩剤を使わないと

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 七十例に関しては厳格に行われたと私は確信しております。 そういった意味合いでは、課題があるかと言われればきっちり行われてきたということですが、ただどうしても、脳死判定をする医師の少ない病院で提供がございますということが出てくる可能性がありますので、そのときにはやはり経験のある医師がきっちりと応援をして、厳格にするということが大切だと思います。 特に脳波につきましては、先ほども申しましたようにハムが入りますので、それ

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 私は心臓の専門家ですので、心臓に限って申し上げます。 現在、私どものところでも再生医療と称して、心膜シートを心臓へ張りつける手術を拡張型心筋症で行っておりますが、これはあくまでも、薬がある程度効いて、人工心臓をつけて、外せるか外せないか、もうぎりぎりのところの患者さんに行う医療であって、拡張型心筋症そのものを治す治療ではございません。 よく報道で間違って、これがもう変わるというようなことを書かれておりますが、こうい

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 私の一歳未満の一番の経験というのは米国でロマリンダ大学に留学をしていたときで、そのときに一歳未満の患者さんが百例ぐらいございました。五年生存率が、そのときで九〇%前後ですね。十年が八〇%前後です。それは実は、拡張型心筋症であるとか、先天性心疾患でも左室低形成という非常に重症な疾患によってやや予後は異なっておりますが、平均としてはそれぐらいになります。 ただ、この成績は一応世界で一番いい成績ですので、世界全体の平均値とい

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 まず、先天性心疾患の移植については、最近、いろいろな手術の開発とドナーがやはり不足しているということで、新しい症例がかなり減っているのが現状でございます。ですから、逆に言いますと、ほかのことが全くできない先天性に対する手術なものですから、成績は幾分悪いと思います。それで、今申し上げましたように、大体五年でいうと七割ぐらいということが成績になっております。ただ、拡張型心筋症に関しましては八割程度であります。 それで、実際

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 私どもの大阪大学の基準でいいますと、体重三倍までは移植可能というふうに診断をしております。ですから、大体十八キロぐらいですね。大体、十五歳といっても既に四十キロを超えておられますので、十五から十八ぐらいというのがその限界になります。 それで、十五キロといったら普通は、例えば四歳とか五歳ぐらいを思われると思うんですが、心不全の患者さんというのはぎりぎりの絞りをしますので、体重が十五、六キロというのは実は十歳ぐらいになりま

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 これは脳死になる原因にもよるんですが、一般的に、脳死になってから早くに心臓を摘出しなければいけないということはよく報道されていますが、これは厳密に言うと間違いでございまして、脳死になったときに、急速な脳死の場合に心停止を来すことがございます。心停止になってすぐに心臓を摘出しますと、この心臓は予後が非常に悪いということがわかっておりまして、二十四時間から四十八時間ぐらい置いて、心機能が戻るということを確認することが非常に大事

2008-06-03 衆議院

厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会

○福嶌参考人 まず最初に、除脳硬直のお話をしますが、除脳硬直があるもの、これは脳死ではございません。ですから、無呼吸テストをして除脳硬直のあったものは一切脳死判定の基準からは外れておりますので、脳死としては判断されていないというのが現実であります。ですから、実際に二回脳死判定を行いますが、そこでそういった反応はなかったというふうになっております。それは事実だと思います。 それで、あともう一つ、高知の例は、皮膚切開を入れますと、自律神

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