国民生活・経済及び地方に関する調査会
○参考人(竹信三恵子君) 済みません。よろしいでしょうか。
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発言数 28件
初発言日: 2018-02-14 / 最新発言日: 2024-02-21 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(竹信三恵子君) 済みません。よろしいでしょうか。
○参考人(竹信三恵子君) それでは、ちょっと簡単に始めていきたいと思います。 今日、たったの二十分なので詳しいことはなかなか話せないと思いますけど、図表をお手元にお配りしているので、これが早くできるかなと思います。レジュメはちょっと少し詳細になっているので、図表の方が分かりやすいかな。これですね。こういうものですね。ということです。 これで見ますと、今日お話ししたいことは、基本的には二点だけです。 賃上げと言っていますが、こ
○参考人(竹信三恵子君) 竹信、お答えします。 大変貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。 フリーランスの問題から始まって、看護師さん、女性の専門職の安さというようなこともいろいろ含めてお話ししていただいて、補っていただいてありがとうございました。 それで、やっぱり、どこの部分かな、女性の意思決定の参画の仕方が余りにも足りないというのは全くおっしゃるとおりで、日本の労働時間がなかなか短縮されないというのはなぜかと
○参考人(竹信三恵子君) じゃ、お答えします。 何からというと全部という感じになるので難しいんですけど、一つは、意識の中では、もう大黒柱型で男性が稼いでいれば家族は成り立っていくんだということがなくなっているんだということの共有が必要だというふうに思っています。女性だけの問題ではなくて、男性の賃金がこれだけ下がっていっていると、下がっているんですよ、それ余りみんな気付いていないと思いますけど。そうすると、今もう大黒柱型から多就業型、
○参考人(竹信三恵子君) まず、物すごく自分たちが支えがないと思っている若い人が多いと思います。自分で頑張るしかない。それはやはり、組合の組織率が減っていたり、それから成果主義とか自助努力で頑張りなさいという教育が非常に強いので、私の世代なんかはもっと上の世代なので、それに比べると孤立感が強く、それで、働くにしても自分が頑張るしかないというふうに思っているために労働法とか使えない、それが非常に大きな弱みになっていると思うんですね。
○参考人(竹信三恵子君) 竹信です。ついつい何か。 不安があるかないかはもっとちゃんと調査しないと分かりませんが、私が十年ぐらい前に取材に現地に行ったんですね。二回ぐらい行っているんですけど、十年前に行ったときに、不安を感じたことがないという人に出会いました。ええっ、大丈夫かと思ったんですけど、感じたことがないと。 どうしてかというと、まず、短時間でも有期、仕事がずっとある場合は、あっ、無期雇用です、ごめんなさい、無期雇用なんで
○参考人(竹信三恵子君) そうですね、まず、有期雇用の話でいいますと、これ多過ぎて公共サービスがもう成り立たなくなっています。この間も、東京都がスクールカウンセラー大量に雇い止めという、話題になって、今、電子署名であちこち回っていますけれども。 そのようなスキルの蓄積が必要で、それから相談者との関係が永続的に必要なような相談業務系が公務の中で有期になっていて、その中に会計年度任用職員という一年有期のものがありますけれども、それの八割
○参考人(竹信三恵子君) 第三号被保険者問題は、ライフスタイルに沿って税制決める、税金決めると、もうそういうところがあるので、原則として、私、撤廃した方が分かりやすいし、公平だと思っています。 ただ、撤廃すれば働きに行くようになるかというと、一概にそうとは言えないというものもあるので。一つは、最近、貧困専業主婦問題というのを御存じかと思いますが、男性の賃金が下がっていく中で、非常に低い若い夫と、それから子供に病気があったり、あと保育
○参考人(竹信三恵子君) 開示されたのは、義務化は良かったともちろん思っています。ただ、余りにも項目等々についても弱いですし、それから、先ほどEUの賃金透明性指令の例を引きましたけれども、どういう場合になると駄目なのかとか、何をまずいと、駄目だというふうに言うのかとかいう規定がちゃんとないですし、それがないから、もし違反した場合の罰則もないわけで、強行規定みたいな形にどうしてもならないわけですよね。 そうすると、開示しておけばいいの
○参考人(竹信三恵子君) ありがとうございます。 私ちょっと考えているのは、とにかくもっと、非常にミクロな感じになってしまいますけど、女性の賃金上がらないというのの一つに、先ほど、保育士、看護師、それから介護士ですよね、たくさん進出していけるはずの、しかもニーズも極めて高い、スキルも高い、そういう働き方が余りにもそれに比して安過ぎる。それどころか、介護問題では、訪問介護なのに移動時間をカバーするだけの介護報酬はカウントされていないの
○参考人(竹信三恵子君) おっしゃるとおりだと思います。 これは、やっぱり一番ネックになっているのは短期契約です。それは、政府の言い分、この間も交渉をやったんですけど、そのときに伺うと、住民の方とかそういう人たちに均等に仕事を分けるみたいなことを言ったり、つまり、一人首にすると代わりの人来るので、みんなに分けるとか、公正な任用をするためにはみんなに出した方がいいんだみたいなことを言ったりするわけですよね。でも、これは実態とかなり違っ
○参考人(竹信三恵子君) 非常に重要な御指摘だと思います。 障害をお持ちの方と女性の状況ってとても似ています。先ほど何度か指摘していますように、子供がいると短時間労働になるから有期雇用になれと言われ、そこにちゃんとした同一労働同一賃金がないために、極端に貧困的な、貧困化するような労働条件で働かなくちゃならない、これが今の女性の状況、一般的な状況ですよね。 そのために、ケアがないと言われている男性型の働き方の人に非常に依存をしなく
○参考人(竹信三恵子君) 今のお話に加えまして、そういったものを実現するためには、やはり働く側といいますか、人々からの圧力、賃上げ圧力や社会保障強化の圧力が必要であると思います。 日本でそれがなかなか進まなかったというのは、企業別で、なかなかそれがみんなで横断して一緒にやっていくということができない。企業別って悪くはないところもあるんですけど、企業別労働組合が何が大変かというと、自分の働いているところを強化するためにみんな協力してく
○参考人(竹信三恵子君) 二十代から三十代というところですね。本当はもっと上の人というのは今おっしゃったとおりと思いますが、取りあえずその辺りぐらいまでで様々な教育とか支援をしていくということが必要ではないかと思います。
○参考人(竹信三恵子君) 私は実は長く新聞記者をやっておりまして、そのときから非正規雇用がどんどん増えていくということで関心を持ってまいりました。その中で若者、女性に特にその比率が高いということで、若者の働き方にもずっと取材をしてまいりました。二〇一一年から今の大学で教員として働き始めるようになり、そこで実際に若者たちの就職とか考え方とかに触れていくようになり、かなり危機感を抱いています。 どういうことかといいますと、ほとんど若い人
○参考人(竹信三恵子君) 一番今機能しているのは、いろいろ毀誉褒貶があるにしても、ユニオンという地域関係のところの相談窓口が一番機能しています。そういうところにもっとちゃんと学生に対して利用ができるのだというようなことを言っていったり、そういった知識の教育というのが非常に必要になってくるのではないかと思います。 以上です。
○参考人(竹信三恵子君) 女性に関して言えばもうかなり八〇年代ぐらいから始まっておりましたけれども、ただ、それは一応夫がいる人というようなパートの人とか、それがいいかどうかは別として、そういったことになっておりましたが、それが一九九〇年代半ばぐらいから急速にもう若者を中心にかなりほとんどの人に広がっていった、特に若者を中心に広がっていったということだと思います。
○参考人(竹信三恵子君) それは確かにおっしゃるとおりだと思います。どっちをしたいのか、守りたいのか、それとも壊したいのかというのが今非常にはっきり分からない状況になってきていて、その目標をちゃんと決めてやらないと、せっかくの、変えようと、改革をしようと言っているところが、方向性が分からなくなるどころかむしろ悪くなるケースもあり得るということで、そこは慎重にお願いしたいと思っています。
○参考人(竹信三恵子君) 労働力を売る必要性があるのではないかということですよね。これはもちろん重要だと思います。もっとそういうことができるような人材をつくっていくということに私も異論は全くないのですが、それを働く条件の向上に生かすためには、車の両輪として、そういった売れる力、エンプロイアビリティーというものと、それを生かすために自分の権利をきちんと守ってもらう、守っていくという二つの車がないとちゃんとした働き方ができないという、そうい
○参考人(竹信三恵子君) やはりもっと、ある意味同一労働同一賃金というのをきちんとやるとか、それから働く側に立った改革というものが必要になってきているのではないかと思うんですね。今の改革というのは、失礼ながら、やはり雇う側にとって非常にやりやすいという形になってきてしまっているので、それを働く人の側からやっていく必要があるというふうに思います。