農林水産委員会
○米内山委員 大臣にまずお尋ねします。 冷害地の状況というものは一日ごとに深刻になっている状態です。というのは、近ごろになりまして、平年よりも二週間ないし二十日おくれの稲刈りが始まる。これを調製してみますと意外に品質が悪いし、収量も落ちているわけです。仮にその町村の作況指数が七〇と出た場合には、品質の低下その他くず米が多いというようなことから見まして、農家の手取りが大体半分まで下がるのじゃないかという不安なんです。去年あたり十四、五
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発言数 950件
初発言日: 1965-05-13 / 最新発言日: 1976-10-20 / 1 ページ目 / 全体 48ページ
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○米内山委員 大臣にまずお尋ねします。 冷害地の状況というものは一日ごとに深刻になっている状態です。というのは、近ごろになりまして、平年よりも二週間ないし二十日おくれの稲刈りが始まる。これを調製してみますと意外に品質が悪いし、収量も落ちているわけです。仮にその町村の作況指数が七〇と出た場合には、品質の低下その他くず米が多いというようなことから見まして、農家の手取りが大体半分まで下がるのじゃないかという不安なんです。去年あたり十四、五
○米内山委員 不安を感ずるのは、結局いまの政治というものは農民から見るときわめて不信だというところにあるわけですよ。政治に信頼さえあれば、大臣のように一二〇%のサービスをしていただく大臣は神様に見えて少しの疑いも持たないわけなんです。ただ、そういうことだから、大臣がせっかく御好意ある答弁をしても、家へ帰ると薄気味悪いと、こういうことになるわけなんです。 そこで、被害の実態が明らかでないが、そうすると、いつごろにそれが明らかになり、ど
○米内山委員 そのやり方にも、各県の財政のいかんによるが、県知事の見方、考え方によるかもしれないが、岩手県の知事さんはかなりな金額を九月議会で、県単で、やはり土地改良事業を、特に激甚地、山間部の標高の高い、狭いたんぼだけは根本的に直したい、これは金のあるなしにかかわらず、岩手県としてはやらなければいけないからやる、こういうお話を聞いた。秋田県の知事さんは、ことし一年で条件の悪いたんぼは畦畔の積み直しも、用排水の整備も、必要な温水ため池ま
○米内山委員 いまのこの問題に対する大臣の考え方は、これに関する限り最高にりっぱだと思うのです。歴代大臣の中で一番だと思う。そこで、考え方はいいが、あとはやり方をどうするかということなんです。要すれば、ある町村が前年度は十五億の米を売った、ことしは十億しか売れない、その五億の農家収入の欠陥は借金、制度資金の延納とか、あるいは農協から借りている生活資材、あるいは諸貸し付けのことし限りのものなどの償還には自作農維持資金で充てるとか、その残り
○米内山委員 先ほど申し上げたとおり地方は金を持たないからみんな国の出方待ちなんですよ。国の方で具体的な指針を早く示せばそれなりに県なり市町村の対策が進むわけです。私は昭和二十年ごろ村の村長をやった経験がありますが、いままでのやり方だと年度末にこういう仕事にこれだけの金をつけるということが来ますと、やっている最中に田の作業が始まるし、実際言うと工事をやれば作業がおくれるというような混乱が生ずるから、これは早くなければ一割や二割、一〇%の
○米内山委員 そこで制度資金等の条件緩和の問題なんです。これはこうなるのです。農民は出荷する米をいわゆる動産担保のような形でいろいろな借金を農協なりからしでいるわけです。ところが政府へ米を売るとこれは天引きされるかっこうになる。十二月二十日になればそうなるわけです。そこでこれを条件緩和をするとすれば、制度資金の場合はいままで一人一人の借入金に当たって、条件を緩和するときの書類というものはきわめて複雑なんです。その農業経営の環境とかの書類
○米内山委員 たとえば七年という決まりのある資金を借りているが、家際にはこういうことを予測してか五年で借りている場合はこれはそのままでいいのですか。二年長く借りられる権利があるといえばおかしいが、制度的にはいいわけなんですが、こういうときにはただ最終年次に繰り延べというだけでやってもらえるはずだと思うのですが、いかがですか。
○米内山委員 それでは実際個別の書類を最初の契約のようなあんな書類の規定どおりにやると事務的に大変だということなんですよ。局長は、どんな種類の書類を一世帯当たり書かなければならないか書式などは詳しく御存じないかもしれませんが、これは実際に農協の事務の五人か十人分なら簡単ですよ、千戸の組合員があれば千戸分、しかも借入金別にやったらとてもじゃないが大変な事務分量になる、これをできるだけ簡略ということを具体的に明示してもらうと、みんながじゃそ
○米内山委員 次に種子の問題なんですが、水稲種子購入費に対する助成というか、確保の問題ですが、確保のためにはどういう措置をやられるのか。助成については、一キロ幾らして、それに対して何十%を助成するのか。たとえば県費と国費との負担割合等も、もしあるとするならばその点などもひとつはっきりさせてもらいたい。
○米内山委員 次に、これはいますぐ片づく問題じゃないのですが、冷害に対する試験研究の充実ということなんです。どういうお考えに立ってこれをやっていくのか。いままでの考え方の延長なのか。この異常災害に対して、これだけ長年金をかけ、非常に科学も技術も発展した中でこういう被害を受けた、こういうことですから、何かここに考え方の変化がなければ、いままでの延長だけではこれは片づかない問題があることは当然でしょう。この基本的な、今後の冷害に対応する技術
○米内山委員 その問題はきょうは聞いておくにとどめましょう。 次に、さっきの美濃委員の質問に関連して林野庁の長官及び大臣からもお聞きしたい。 新聞紙上で拝見したことだが、白ろう病の問題で林野庁長官が告発、告訴を受けておる。これに対して、心外だとおっしゃる。われわれから見るとまことに心外なんです。大体、林野庁が作業員にチェーンソーという道具を持たせて作業させて、そこから白ろう病というものが起きたとすれば、因果関係が明白なんです。刑
○米内山委員 先ほどの長官の答弁を聞いていて、まだ心外だと思うことがあるんですよ。ロータリーエンジンつきのチェーンソーを開発している。なるほどロータリーエンジンはピストンエンジンよりも振動が少ない。そういう考えなら、金さえかければ、いままでだってあの作業所に発電機を持っていって、電動機によるチェーンソーをつくれば、技術的にももっと簡単に片づいたし、あるいはこういうものは起きなかったかもしれないんです。要すれば、金をかけないで、労働者に障
○米内山委員 実は私、その障害にかかった森林労働者の手を握って感じたことは、これは明らかに人間の人体の末梢、末端の血管障害だと思うのですよ。その血管の中でも一番弱い部分、毎日発生したり毎日退化していく部分があるでしょう。たとえば動脈と静脈の吻合部といいますか、あの末梢の末梢の血球が一粒やっと通るような部分の破壊じゃないかと思うのです。それで、なぜそこに起きるか、しかも、かかる人とかからない人とあるというのは、これは生理の関係もあるでしょ
○米内山委員 たとえば同じ振動をする機械、道具を手に持っても、山林労働者と鉱山労働者あるいは道路の労働者の間における発生率の差というものから見ても、あれにはいろいろな研究すべき問題があるし、解決もむずかしい問題じゃないと私は思うのです。そこで、その辺のことについてのいままでの研究経過等は、今後改めて御説明を別個に聞きたいと思います。 いずれにしろ、この問題はチェーンソーのロータリーエンジン化を研究しているからということだけで責任は許
○米内山委員 大石農林大臣が就任早々の記者会見で非常に重要な発言をしているわけです。私はここに読売新聞の記事を中心に大臣の真意をただしておきたい。少し記事を引用します。「生産者米価は他の物価水準に比べて低く、農民の生活水準もそれだけ低い。農林行政は農民の暮らしと命を守ってやることだ。その意味で、まず米の値段を他の物価水準並みに妥当なものにしてやりたいということだ」この部分は非常に耳ざわりがいいわけです。その次には「生産者米価を上げれば消
○米内山委員 食管法というのは法律ですから、大臣はもちろん、われわれも国民もみんなこれは知っているわけですよ。むしろ知らないのは大臣じゃないかと思う。 食管制度というものは、農民の所得を上げるという一方的なものじゃないのです。同時に国民生活の安定を図るというところに食管制度があるのです。どうせ、あなたは百日大臣だと思って気楽にこういうことを発言なさっているかもしれない。これじゃ、農政への不信だけじゃなしに、政治不信の根源になると私は
○米内山委員 まず大臣の真意には、ますます重要な問題を含むわけですよ。 第一番に、食管制度というものを統制と考えているということがおかしいのです。消費者を安定させ、生産者の所得を補償するという考え方は、これは統制じゃないのです。それからもう一つ、二重価格制をなくしたいということは食管制度をなくしたいということにつながるわけですね。あなたは、あたかも農林省から生え抜きのようなお話をしますが、これは聞けば聞くほど総選挙前のおべんちゃらだ
○米内山委員 申請主義と言うが、申請者はだれか。調査を始めたのは四十五年と言うが、四十五年にだれがどういう計画内容で申請したかを明らかにしてもらいたいという質問には答えていない。
○米内山委員 大事なところは答えないのだね。四十五年に調査に着手するといえば、それ以前に申請があっていいのです。あるのですよ。あなたはそれを知らないのか。そのときは目的も違うし、場所も違う。いつの間にかずるずる、ずるずる来たのだ。六千万もかけて調査するならば、そういう事情も調査すべきである。 それからもう一つ、ぼくはやるなとは言わぬよ。やれるならやってみろという態度です。反対があってもやるつもりかということだよ。答えてください。
○米内山委員 まあ反対があればやめるということでは仕事にならぬが、少なくとも反対があってその反対に理由と根拠が明白なときにもやるか、こういうことです。