予算委員会
○糸川参考人 ただいま高木教授から、東大宇宙航空研究所長並びに科学技術庁の宇宙開発推進本部長としての日本の宇宙開発全般の御報告がございましたが、私は鹿児島県の内之浦にあります東京大学鹿児島宇宙空間観測所で今日までどんな成果が得られましたか、つまりそのアチーブメントのダイジェストを聞いていただきたいと思います。 三つございまして、第一は宇宙観測でどんな発見が宇宙で行なわれたかということなんであります。よくいままでに何発ロケットを上げた
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発言数 51件
初発言日: 1957-11-09 / 最新発言日: 1966-10-20 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○糸川参考人 ただいま高木教授から、東大宇宙航空研究所長並びに科学技術庁の宇宙開発推進本部長としての日本の宇宙開発全般の御報告がございましたが、私は鹿児島県の内之浦にあります東京大学鹿児島宇宙空間観測所で今日までどんな成果が得られましたか、つまりそのアチーブメントのダイジェストを聞いていただきたいと思います。 三つございまして、第一は宇宙観測でどんな発見が宇宙で行なわれたかということなんであります。よくいままでに何発ロケットを上げた
○糸川参考人 九つ全部申し上げたいと思います。 第一が、四段式ロケットを日本で初めてやりましたので、四つのエンジンの点火並びに燃焼が正常にいくかどうかであります。 二番目は、第四段ロケットに将来人工衛星に必要な姿勢制御をします、姿勢を変える装置がついておりますが、そのテスト。 三番目が、電離層の中の電子温度、これは電子の運動の速度でありますが、それの水平方向分布、つまり完全な環状道路にはいかなくとも、ハワイの上ぐらいまでの水
○糸川参考人 最初の御質問の時期の問題でありますが、いわゆる科学衛星は四十三年の三月から四月を目標といたしまして、このことはすでに国際会議で外国にもたびたび通告してあることでございます。したがって、追跡装置が完成いたします時期は、来年度中、四十二年の末までに、人工衛星追跡装置を、科学技術庁の宇宙開発推進本部のほうでやっていただかなければならないわけでございます。 補足的な説明でございますが、本格的な科学衛星であるM人工衛星の時期より
○糸川参考人 ミュー型ロケットは、実験衛星のために開発されるのでございませんので、いまのところ、科学研究用のものに考えておりまして、四十五年から始まります実用実験衛星のほうは、新しく別のロケットの構想が始まると考えております。四十二年の終わり、つまり、暦年で申しまして、昭和四十三年の初旬から始まりますミューロケットの実験あるいはそれによる人工衛星でありますが、ミューロケットを、先ほど申しました放射状道路の観測、つまり観測ロケットとして使
○糸川参考人 いまのところ、日本で、あるいは宇宙開発審議会で議論されておりますのは、実用衛星どまり、つまり通信衛星ですとか放送衛星ですとか航海、測地などの衛星でございまして、人間を乗せる人工衛星の計画はいまのところ全然ございませんのですが、なくても、かりに日本の国家がこういうものを必要とするから、人間衛星を考えるとすれはどれぐらいの年数とどれぐらいのお金がかかるかという御質問と解釈しまして申し上げますと、まず、年間どんなに安く見積もって
○糸川参考人 東京大学の宇宙航空研究所を中心といたしました日本全国の宇宙科学者、宇宙技術者を総合的に集めたグループが計画しております計画は、大きく分けまして二つございまして、一つは在来続けてまいりましたロケットによる宇宙観測ということでございます。その点につきましては、昨年まで高度一千百キロメートルまでの各種の調査をいたしましたが、今年度はその高度を上げまして、この三月上旬には二千二百キロメートル前後、つまり昨年よりも高度を約二倍に上げ
○糸川参考人 あとでいろいろきょうの趣旨に関連してお聞き願いたいこともございますので、できるだけ簡単にお答えさせていただきたいと思います。 まず第一の御質疑の、武器になるかならないかでございますが、カッパー8型は武器になることが技術的に全く不可能でございます。それは何も誘導装置がついておりませんし、また、誘導装置をつけるとすれば、全部新しく設計し直して、新しくつくったぼうがはるかに経済的なんであります。つまり古い家が一軒ありまして、
○糸川参考人 これは公的機関かどうか、ICSUという、インターナショナル・カウンシル・オブ・サイエンティフィック・ユニオンズという学術団体がございまして、その中のまた特別委員会でございます。しかし、ICSU、インターナショナル・カウンシル・オブ・サイエンティフィック・ユニオンズというのは国連とは関係ございません。つまり各国の研究者を横に集めた学術連合団体ということで、これが政府ベースでできておる団体かどうかは多少議論があるようでございま
○糸川参考人 そうでございます。
○糸川参考人 商業ベースです。全然変わりません。全く同じ三井物産がやりました。売り渡し主は三井物産でございます。
○糸川参考人 さようでございます。
○糸川参考人 大学でやっております研究は、全部研究報告が公開されておりますので、どのメーカーでもその資料を使いまして、ロケットを製作することができます。したがって、プリンス自動車のみならず、どこのメーカーでも東京大学の報告によりまして、われわれが開発、完成いたしましたロケットを製作することができます。また、それを、通産省が許可を与えれば、国外に輸出することができると思います。
○糸川参考人 最初のメーカーのコンサルタントで行ったのではないかという憶測は、全然違っておりまして、私はいままで海外にたびたび出ますけれども、全部相手国政府からの正式の招待状と相手国政府から贈られました飛行機の切符で行っております。インドネシアに参りましたのは、ガルーダの一等の切符をインドネシア大使館から贈られてまいりました。日本人のエンジニアもたくさん参りましたけれども、全然別グループでございます。泊っているところも別でございます。た
○糸川参考人 価格のことは一応調査いたしまして存じておりますが、しかし正確に全部のことは存じませんのでございます。それは何か商行為の何とかというものがございまして、全部こまかいことは言ってくれないわけなんですけれども、研究開発費に相当するものは、インドネシアに出しましたものは十基でありまして、その一基、一基に対して観測項目がきまっております。たとえば一号機と二号機は宇宙線の観測機、三号機と四号機は気温と風の観測機、五号機、六号機は電離層
○糸川参考人 お答え申し上げます。カッパー8型一基の大体の実費は一千万円でございまして、インドネシアに輸出された場合には、輸送費それから保険の費用その他をひっくるめまして大体一千五百万円になっておると思います。したがいまして、実費は一億五千万円でございます。残り三億五千万円はことごとく地上設備でございます。非常に大きいのは栗田工業がつくりました浄水装置とレーダー装置一基、テレメーター装置一基、それに高速度カメラでございます。御承知おき願
○糸川参考人 さようでございます。
○糸川参考人 さようでございます。
○糸川参考人 これは時間がたいへん長くかかりますが、簡単にいたします。 宇宙計画というのは、先ほど兼重先生のお話がございましたように、長期計画のもとに行なうべきものでございまして、つまり固体燃料がいいということは、千九百何年から何年までは固体燃料がいい。千九百何年から何年まではまた別の燃料――非常に近い将来原子力に置きかわるわけでございますが、時間の軸の上に乗せて判断していただかないと、その場その場の選択がいいかどうかということは言
○糸川参考人 これは一基打ち上げるごとにコスパーに報告書を出すことになっております。これは全部の国の義務でございます。現在まで報告が出ておりますのは三基でございます。私の研究室にきております報告も三基でございます。うち二基が気温と風の観測、三基目が宇宙線と電離層の観測、あと七基は、いまインドネシアのジャワ島の南一帯が雨季でございまして、ことしの夏ごろにならないと雨季があけないので、雨季あけを待っての発射計画があるようでございます。
○糸川参考人 まいっております。もし必要ならば写しをつくってお送り申し上げたいと思います。報告書もございますし、将来計画もあります。