政府開発援助等に関する特別委員会
○参考人(緒方貞子君) 本日は、参考人として出席させていただき、ありがとうございます。 この参議院ODA特別委員会におきましては、毎年のように参考人として出席させていただき、本当にありがとうございます。御関心といろいろ御協力を心から御礼申し上げます。ちょうど私、就任して以来八年六か月たちまして、JICAからの退任をさせていただきました。理事長就任中は、いろんなこともございましたが、皆さん方の御理解と御協力において本当にいろいろな仕事
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発言数 83件
初発言日: 1985-11-27 / 最新発言日: 2012-05-23 / 1 ページ目 / 全体 5ページ
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○参考人(緒方貞子君) 本日は、参考人として出席させていただき、ありがとうございます。 この参議院ODA特別委員会におきましては、毎年のように参考人として出席させていただき、本当にありがとうございます。御関心といろいろ御協力を心から御礼申し上げます。ちょうど私、就任して以来八年六か月たちまして、JICAからの退任をさせていただきました。理事長就任中は、いろんなこともございましたが、皆さん方の御理解と御協力において本当にいろいろな仕事
○参考人(緒方貞子君) 人の移動は非常に大事なことだと思いますし、先生の四国でもかなりの外国の人が、労働者が足りない分だけ、これは研修生という名の下に来ておりますんですね。その実態というものにどう対応するかというのは、実は日本の大きな課題だろうと思うんです。 みんな、矛盾は幾つかあるんですね。この間のアラブの春の結果、あの状況がヨーロッパに広まっていって、非常にたくさんの労働者が、これは外国人労働者がいろんなデモをしているわけですね
○参考人(緒方貞子君) 大変難しい質問をいただきまして、すぐお返事ができるとは思わないんですが。 いい、いろんな現場のことを踏まえた形での事業体にはなりつつあると思います、それは、はっきり申し上げて。それじゃ、何と申しますか、プロセスが遅過ぎるか、はい、遅過ぎると思うことはあります。それから、やはり大きい組織ですと、ある書式に基づいて動かさないと混乱状態になりますから、ある程度の秩序というものは必要なんです。でも、秩序というのはつく
○参考人(緒方貞子君) ただいま、特にアフリカにつきまして、倍増はなかなか無理としても、何を達成したいかという御質問でございました。 確かに、アフリカにおいて昨今非常に努力してまいりますのはインフラでございます。それは、アフリカの国境を越えた道路でございますね。そういうものを手掛けておりますが、その道路を良くすることによって物流が非常に進んでいると。しかも、このお話で、ワンストップ・ボーダーポストと、つまり、国境での人とそれから物と
○参考人(緒方貞子君) ありがとうございます。 今おっしゃったポイントは非常に大きな問題というふうに理解しております。帰ってきた人々が役に立てるものは実はたくさんございまして、例を挙げますと、福島県、東北においては、現場で働いた協力隊の人たちは、非常にいろんな形で多方面にわたってボランティアあるいは市役所の人たちと一緒になってその地域のためにお役に立っている。そして、それを通して、いかにそういう協力隊で得た経験というものは国内でも役
○参考人(緒方貞子君) 今のお話、実は私もいろんな形でJICAにおいて要らないものあるいは節約できるものはもっとやるようにということは努力いたしましたんですが、私自身最も残念だと思っているのが実はあの広尾の地球ひろばなんです。 と申しますのは、二つのことであそこが一番、一つは、協力隊の発祥の地であるという、非常にそういう気分の上で、その中心地が今度没収されるのかなと、あるいは国庫に返す対象になっているということで、気持ちの上でひとつ
○参考人(緒方貞子君) 現場重視でも、この事業は、先ほど何回も申し上げたように、人々なんですが、全ての人々というよりも、やはり支援の必要な人々を対象にしてこの事業を進めるというのがJICAの事業の本質だろうと思うんです。 ところが、その全ての人々といっても、確かに世界広うございますし、いろいろあるが、どういうところに一番大きな支援によって変化が来される、支援によって人々が幸せになれるかというと、開発途上国、まだ貧困の層が広い、大きい
○参考人(緒方貞子君) 読んでいただけたのは大変幸いでございました。 それは、やはり国際的な事業を非常にしている日本ですし、国際的な中でしか暮らしていけない日本人なんですね、いろんな意味で。日本の中でもいろんな問題があって、それに対応するのが非常に重要であるということは重々存じておりますが、国会議員の先生方には是非、やはり海外には十分お出かけいただいて、話も聞いていただいて、そして日本の国際的な役割というものに対してこれをやれ、あれ
○参考人(緒方貞子君) 別にフィロソフィーがあって変えたんではなくて、難民の定義を申しますと、やっぱり国民が国によって守られない人を難民として国際的に保護し支援するというのが原則になっております。どこでもよその国へ行って、この人が困っているからといって手を出せと言っているんじゃないんですね。やっぱり、国民を守り国民の繁栄を図る、その義務は国家にあるんですから。ですから、国家の責任を越えて外へ出たときに難民というふうに認められるわけなんで
○参考人(緒方貞子君) 私、実はそのODA大綱の基本法の在り方について調査とか分析をしたことはございません。 私はどちらかと申しますと現場の方で働いていることが多かったものですから、大抵の法律をうまく適用させていって、どうしてもしなきゃならないことというのは大体できるという、ちょっと乱暴な考え方に立っている場合が多いものですから、本当に困っていることがあったら、大抵の場合、それほど法が悪いために適用できないために何かができなかったと
○参考人(緒方貞子君) 大変大きな問題提起をされていらっしゃると思うんですが、ありとあらゆることを難民高等弁務官がするというのは私は望ましいことではないと思います。というのは、いろいろな組織があって、それぞれの分担がございますし、そしてまたそれぞれの得意がございますから、きちっとした形で分担の役割を、与えられている役割を果たしていくのは大事であると。 ただ、このごろ、みんな協力しましょうという名の下に誰でも彼でもみんな協力しまして、
○参考人(緒方貞子君) いえいえ、もう私これで退任するところでございます。ありがとうございます。
○参考人(緒方貞子君) 申し上げることは余りないと思いますが、非常に多様な人材を皆様の御努力で、このごろグローバル人材が足りないというようなことが方々で言われているようで、一体どうやってグローバル、つまり多様性というものを認める、そして奨励するという考え方だろうと思うんでございます。そういうような教育というものをどうやったら進めていけるんだろうかと。 それから、一つJICAの方で試みまして、これは引き続き実行に移していくと思いますが
○参考人(緒方貞子君) 少し休みたいと思います。
○参考人(緒方貞子君) 原発自体が非常に発電事業の上で重要な役割を果たしてきているということは認めるんですが、原発の犠牲者となった日本のことですから、この原発の安全性については最も敏感である人たちでございますし、そうあるべきだと思うんですね。 ですから、輸出については、まず国内で、今いろんな形で検討されていて安全性の確保を非常に努力しておられる。これ必要だと思っています。ですが、これを輸出するということになったら、より確信を持って安
○参考人(緒方貞子君) 私は、軍事力を持って立つ国じゃないというようなことを思うし、私自身は実は歴史家なんです。そして、日本の歴史、近代史を勉強してきた者として、やはりああいう国にはなるべきじゃないと思っております。 ですから、それといって、それじゃ軍事力を持って発展するということではなくて、あらゆる形での知的あるいは財政的、技術的、いろいろ発展することはたくさんあると思うんですが、軍事力、特にこの軍事力を使っての戦争をしてというこ
○参考人(緒方貞子君) 憲法九条を損なう形での海外発展は、今は国民の多くの声にも影響されて出てきていないと思います。 施設部隊ですけれども、このジュバへの施設部隊、私、施設部隊はティモールで見ているんです。非常に役に立つ、しっかりしてくださる、工事力といいますか、そういう不安定なところですから、ある程度自衛の力は持ちながら工事をきちっとしていく力を持ったものとして日本の自衛隊の施設部隊の役割は高く評価しておりますので、もしジュバにお
○参考人(緒方貞子君) 実は、JICAが統合をいたしましたときにJICAの職員が自分たちのモットーを作りたいと言いまして、あれはインクルーシブ・アンド・ダイナミック、包括性とダイナミズムを持った事業をする機関になりたいというのは職員の中から出てきた言葉なんです。 この包括性というのは、ただ、どういう状況の下で包括というものが生きあるいは生きないかというような、いろんな状況的なものについての、何というか、試験ですね。それは必ずしもそう
○参考人(緒方貞子君) 程度問題というんじゃないんですよ。海外に全部行ってしまって、そして日本はそこから来る収益だけで生きていけるとは思いません。それがまた望ましいとも思っておりません。 ですから、海外において、やはり日本の中で考えているような形での、つまり、人々の、災害にならないとか、先ほどのちょっと原発の話でもあったように、そういうものを踏まえながら、海外において上がった利益というものは海外の方ともシェアするというような形で、非
○参考人(緒方貞子君) だんだん難しい質問になってしまって私としては非常に、格差を縮めるグローバル化というのがあるかどうか分からないんですが、グローバル化のペースであるとかそれから範疇であるとか、そういうものをもう少し丁寧に見ることはできるんじゃないかという気はいたします。 それから、日本人の優れたもの、優れているところたくさんあるんですよね。こんなに真面目によくきちっと働くという人、余りいないと思うんですね。少なくともかつての日本