外務委員会
○脇阪参考人 本日は貴重な機会を与えていただきありがとうございました。ODAの議論を活性化するということをお聞きしまして、きょうはふだん考えていることの一端を個人の立場で皆さんにお話ししたいと思っております。時間の制約もありますので、世界全体の開発援助の新たな流れということから始めて、その後、日本の現状について触れたいと思っております。 皆さんにレジュメをお配りしておりますが、「開発援助の新たな変化」というところで私が言いたいのは、
日本の国会議事録 全文検索
発言数 7件
初発言日: 1999-07-30 / 最新発言日: 1999-07-30 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○脇阪参考人 本日は貴重な機会を与えていただきありがとうございました。ODAの議論を活性化するということをお聞きしまして、きょうはふだん考えていることの一端を個人の立場で皆さんにお話ししたいと思っております。時間の制約もありますので、世界全体の開発援助の新たな流れということから始めて、その後、日本の現状について触れたいと思っております。 皆さんにレジュメをお配りしておりますが、「開発援助の新たな変化」というところで私が言いたいのは、
○脇阪参考人 既に御指摘があったように、言葉ではいろいろなことが言われておるので、ひとつエピソードというか私の体験を御紹介したいんです。 最近、インドネシアに行ってまいりました。そのときに、INFIDなんというNGO団体、これは国際的な団体ですが、我々は多額の資金支援をいただいておるが、政府が借りるんだけれども、結局返すのはインドネシアの二億人の国民であろうと。したがって、きのうでしたか、インドネシアの支援国会合というのがパリで終わ
○脇阪参考人 第一点の単年度制の弊害、多年度制にしたらどうかという点ですが、これは私は全く同意見でありまして、日本は国際的には安定的なコミットをしてきていたのが、最近むしろ、毎年同じ額を出すのがいけないというようなちょっと表面的な議論が出ている方が問題だと思っております。 したがって、その貴重なリソースをどう生かすかということからいっても、相手国のニーズはどこにあるか、そのためにはこういう分野をこの何年かけてやろうという多年度制の発
○脇阪参考人 まず、アジアが日本を見る目が変わってきたのではないかという点は私、全く同感であります。ただし、対米一辺倒ではなくなってきたという点については、むしろ金融システムのグローバリゼーションということの中でそういう動きがアジアでも起きているのではないかという点を感じます。 ノウハウの問題ですが、日本にノウハウがあるものを生かすべきだというのは全く同感であります。例えば、医療分野の話なのですが、今までは病院を建てようとかハイテク
○脇阪参考人 非常に難しいテーマをいただいたのですが、答えになるかどうか、幾つかの数字なりを御紹介したいと思います。 何でODAをやっているんだ、日本にとっての意義はということなんですが、一つここで例えばということで紹介したいのは、今月発表された人間開発報告、これはUNDPのものですが、世界の上位二〇%の人口と下位二〇%の人口との経済的格差。これはもう言われて久しいのですが、一九六〇年には三十対一であった。これが、一九九〇年には六十
○脇阪参考人 ODAは何のためにやるかという根本的な問いかけなんですが、一つまた御紹介したいのは、かつて外務大臣も務められました大来佐武郎さんの本の中の言葉なんですが、一番いい援助というのは、結局、その相手国が援助を要らなくなるようにすることだというような意味のことがあったと思います。大来さんは、それに続けて、日本が一番それをやっているんだというふうにつけ加えているのですが。しかし、この二十年余りを見てみますと、どちらかというと、ODA
○脇阪参考人 二点だけ指摘したいのです。 一つは企業との絡みですが、これはやはりフェアネスということが大事であろう。そこで指摘しておきたいのは、アンタイドの中で多くは行われているわけですが、今、問題にしておかなければいかぬのはタイドの部分、つまり日本のコンサルタントの競争力ということが少し気になるところであります。 つまり、学校をつくったり病院をつくったり、そういうところのノウハウあるいは技術は大いにあるのですが、この国の教育行