「若林正丈」の過去の国会発言

発言数 20件

初発言日: 1996-04-03  /  最新発言日: 2005-02-16  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) ありがとうございます。 私は、台湾近現代史あるいは台湾政治を研究しておりますので、私も本日どのように、どのような話をしていいか大分迷ったんですけれども、お手元お配りいただいているレジュメのようなことで台湾政治の現状認識について三つのポイントを中心に述べさせていただきまして、最後に触れるという形で、私は研究の過程で台湾の学界の人を始め政界の方ともお付き合いがございますけれども、そういう付き合いの経験の中から考え

2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) 御質問ありがとうございます。 最初の、中国との経済関係が一種の下部構造にあって上部構造の政治にどう影響するかというお話でございますけれども、大統領選挙の際に、双方、特に野党なんですけれども、野党の方が中国大陸に行っているビジネスマンに候補の後援会を組織するというような行動というものが、昨年度の、〇四年ですね、の選挙には〇〇年よりは大分目立って行われました。また、旧正月等で帰ってくるビジネスマンを集めて、一種の

2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) 御質問ありがとうございます。 その台湾問題の平和的解決というのを考えた場合に、二通りあるように思います。 一つは、ハッピーエンドといいますか、先ほど来御指摘のような経済的な結合が、及びその相互利益というのが強まって、台湾の中の民主政治の枠内においてそれが議論され、選挙あるいは議会、政治の枠内で何らかの形の中国との統一のプログラムが承認されて中台が統一するという、そういうハッピーエンドの話と、それから、中国

2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) これはなかなか満足のいくお答えができないかというふうに思うんですけれども、東アジア共同体というふうなコンセプトというのは、要するに中国大陸に生じている経済ダイナミックスに周辺の経済がどのように調和的にかかわっていくのが一番いいのかという、そういう問題であろうかというふうに思います。 ただ問題になるのはやはり台湾問題でありまして、そういう中国大陸に生じているダイナミックスの中では、もう台湾の経済、台湾の資本ある

2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) 台湾での東アジア共同体の議論というのは、多分私のメディアのチェック等が甘いんだと思うんですけれども、余り、日本で熱を込めて言われているような形での議論というのは余り見掛けないというふうに思います。日本とFTAをやりたいというような話はよくありますが、その一方で、今度は中国とは別の、今度は大きい三通を最終的にやるのかどうかという重大問題というものがありまして、そういうような議論はあるわけですけれども、これはチェック

2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) 二ついただいた御質問のうち、中国共産党と北朝鮮との距離、あるいは影響力という件につきましては私の守備範囲外というふうに思われます。高原先生からお話しいただけるのが一番よろしいんじゃないかと思います。 一番目の、台湾のいわゆる対日感情は様々な違いが内部にあるのかどうかという御質問でございますが、誠にそのとおりでございます。 台湾のエスニックグループというんでしょうか、人口集団というんでしょうか、大きく分かれ

2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) ありがとうございます。 ただいま大石先生のお話を伺っていて、やはり日台中の関係の中で、日本の国会議員の先生方始め、オピニオンリーダー等々がやっぱり果たすべき役割を考えるときに、やはり日台間においては民間関係をしっかりやるということに尽きるんじゃないかなという気がいたします。そのためにやはり、台湾と付き合う場合に不必要な自己規制はやっぱりやめていかなければいけないということで、それは大分進んできているんではない

2005-02-16 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(若林正丈君) ありがとうございます。 一九九五年から九六年にかけて一種の台湾海峡危機がございましたんです。九五年の六月に李登輝氏が現職総統のときに訪米がございましたですね。訪米して、もちろん公式活動はやらなかったんですが、母校のコーネル大学で講演をするというようなことがございまして、中国が大変怒りまして、台湾海峡で九五年の夏と、それから九六年の春、これは大統領選挙、台湾の史上初の総統直接選挙の最中にまた演習を大規模にやりま

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 若林でございます。 私は、台湾政治及び台湾の近現代史を専攻している者でございます。本日は、台湾政治と台湾海峡両岸関係についての関連について思うところを述べよという御指示でございますので、台湾政治専攻の立場から所見を述べさせていただきたいと思います。 お手元に要旨をお配りいただいていると存じますが、その最初の太い文字の方がいわば結論でございます。まず、しり切れトンボになるといけませんので、それを敷衍する形で

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 一国家二制度というのは無理じゃないかというお話ですが、私も同感でございます。一つの経済の順調な運営というのは上にある政治権力の性格によってかなり影響される、それによっていろいろ、政治権力と社会との関係でいろいろ暗黙の了解があってうまくいくというのがございますので、それがドラスチックに変わってしまったときにうまくいくのかどうか、これは非常に疑わしいことではないかというふうに考えています。私の知る限り台湾の方も、これ

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 野沢先生の御意見、私も同感でございます。 ある国際政治学者が、中国と台湾の問題をどういうふうに解くかと。理屈で考えていきますと、中国から見たら統一が果たせる、台湾から見たら独立が果たせる、そういうフォーミュラを双方が考えついて合意すれば問題は解決すると。夢のような話でございますが、私は本当に安定した解決というのは今から見れば夢のような話が実現するということでないとあり得ないというふうに考えておりますので、これ

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 中国政府の内部は、伝え聞くところによりますと複雑のようでございますので、どのような勢力のどのような意図、複数の意図が絡み合って今回のようなことが行われたかという判断は私の理解力の外にあることでございますけれども、台湾に直接手をつける、福建沿岸の島も含めてでございますが、そういう軍事的に手をつける意図のもとに行われた軍事演習ではないという判断は正しいのではないかと思われます。その上での米中の駆け引きというものが今回

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 林先生の御質問の第二点からお答えしたいと思います。 七五%という数字が台湾の今後の外交にどのようにはね返ってくるかという御質問だと思いますけれども、私としては、これはいわゆるポピュリスト的外交といいますか、派手な元首外交をしなくてもその威信を保てるだけの数字を得たということで、派手にやらなくても李登輝総統の威信は保てるという意味で、当面は柔軟に出るだけの余裕を台湾の当局に与えたという解釈は可能かと存じます。

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 独立か統一かということについての台湾の民意の分布及び今後の動向という御質問と理解しておりますが、本日はさまざまなアンケート調査の数字を持ってまいりませんでしたので具体的な数字を申し上げられませんけれども、台湾ではこういうアンケート調査ができるようになったのは八〇年代末からで、戒厳令が解除されてしばらくたってからでございます。 いろんな聞き方がございまして、一番単純な聞き方は、あなたは中国と統一するのに賛成です

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 八八年に前総統が亡くなられた後、副総統であった李登輝氏が総統になったわけでございますが、ほぼ一九九三年の春までは李登輝氏にとっては政権内の権力闘争の時代でございました。ですから、自分の権力が安定するといいますか、党内の権力覇権が確立するに従って比較的彼にとって明瞭な政策になってきた、そういう意味の変化があるんではないかと思います。 一つの国家、二つの政府とか、一つの中国に二つの対等な政治実体があるというのが政

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 私、先ほど台湾海峡両岸関係の糸をほぐすといいますか、最終的に安定する夢のようなフォーミュラというのは、中国から見たら統一で台湾から見たら独立というのが達成されれば解決すると言いましたが、恐らくそういうのはいわゆる国家連合というものじゃないかなと。 これはどういう内容を持つかよくわからないんですが、中華国家連合、その中にPRCもあればROCもある、何らかの結合があって、国際社会もそれぞれの独自性とその結合も受け

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 米国がどう判断するかということについては、ちょっと私の知識、能力の範囲でございませんので御容赦願いたいと思います。 江沢民氏と李登輝氏との関係ですが、私が伺うところでは、昨年のあのころまでは両者の一種のホットラインがあったというふうに伺っております。ですから、台湾サイド、李登輝政権サイドでは、中国内部のポスト鄧小平に向けての権力闘争をにらみながら、一体だれと話したらいいんだろうかということをじっと見詰めていて

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 中国は大変大きゅうございますので、民度を平均してしまいますとおっしゃるように台湾との差が埋まるということはあり得ないというふうに思います。ただ、改革・開放政策というのは一部分が先に豊かになってもいいという政策でございますから、経済の数字を見ていけば、一人当たりのGNPの追いつく速度が台湾の方のパーキャピタGNPをふやしていく速度より高ければ、現象的には追いついていくということは上海とか広州とか沿岸の一部については

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 学者の世界ではオーバーシーズ・チャイニーズの研究はそれなりの専門がございまして、私の返答がきちっとした返答かどうかちょっとお疑いになりながらお聞きいただきたいと思うんです。 経済的な動向に影響を強く与えるような海外華人というのは、政治的な危険に対する保険というのはとっくの昔に掛けているのであって、香港が返還になるからそこで彼らが特に困るということではないというふうに思われます。香港の場合は、一九八四年に中英共

1996-04-03 参議院

外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会

○参考人(若林正丈君) 大変難しい質問でございますが、私は三十一日まで台湾に滞在しておりました。選挙の期間に私が感じ取った雰囲気というものは、米国第七艦隊の二隻がやってくるということで、これで安心して投票ができるというのがあのときの雰囲気ではなかったかと私は感じております。 しかしながら、米国の介入は問題を一層複雑にする、しかも台湾が米中の大国のゲームのこまにされてしまうのだと、そういう意味もあるので、米国が中国に強い態度をとるとい

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