国際経済・外交に関する調査会
○参考人(茅根創君) 東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター副センター長で、本務は理学系研究科で地球惑星科学というところでサンゴ礁と地球温暖化の研究をしております。この十年ほど、教育学部の先生方と御一緒に初等中等教育における海洋教育の普及促進について活動、研究を続けております。 本日は、お配りしておりますレジュメに沿って、レジュメと、それから、事前にお配りしてありましたこの配付資料の、最初の方が本センターの紹介のパンフレット
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発言数 13件
初発言日: 2021-05-12 / 最新発言日: 2021-05-12 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(茅根創君) 東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター副センター長で、本務は理学系研究科で地球惑星科学というところでサンゴ礁と地球温暖化の研究をしております。この十年ほど、教育学部の先生方と御一緒に初等中等教育における海洋教育の普及促進について活動、研究を続けております。 本日は、お配りしておりますレジュメに沿って、レジュメと、それから、事前にお配りしてありましたこの配付資料の、最初の方が本センターの紹介のパンフレット
○参考人(茅根創君) もちろん、先ほどの三つの柱、生命、環境、安全の柱を立てましたけれども、環境は非常に重要な海洋教育の一つの柱ではあります。 ただ、一方で、環境教育にはない生命の問題、水産の問題ですとか文化の問題、それから安全の問題ですね、シーレーン、防災・減災、そういった、まあ防災・減災は環境にも関わってくるかもしれませんけれども、そういった点で、重なる部分はあるけれども、環境教育の中に含められるものではないというふうに私たちは
○参考人(茅根創君) まずは、やはり指導要領にきちんと載っていないから。学校の先生方は指導要領に従って教えていますので、それに載っていないと教えないということになってしまう。ですから、指導要領にとにかく載せる。 今載っているのは領土、領海ということですと、じゃ、領土、領海を教えましょうということで、その知識は非常に増えましたけれども、それ以外の親しむ、海と親しむような教育というのが十分全国で行われていないように思います。
○参考人(茅根創君) ありがとうございます。 実際我々も、昨年コロナで体験学習が難しくなったことを踏まえまして、VR等を利用したオンライン学習で海洋を教えるというような取組を進めております。映像やVRですね。ただ、私個人の意見としては、やはり海洋教育というのは体験、実際に海に行って足をぬらして体験しなければいけないかなと思っていますので、あくまでオンライン学習全体としての普及の中で海洋教育にも取り入れていくけれども、原点はやはり海で
○参考人(茅根創君) ありがとうございます。 まさに、沖縄で、沖縄本島とそれから離島の間で交流をやっております。これは、通常の民泊でなくて、実際に二、三泊なんですけれども、事前にかなりお互いのことを勉強し合った上で本島の子供を離島に送る。 沖縄ですので島じゃないかと思うんですけれども、那覇の子供たちはもう東京と同じ、ゲームばっかりやって、そういう子供が離島に行って、数名しかいないような学校で民泊をする。それによって、非常に那覇の
○参考人(茅根創君) 最初に、根性だけだったということですけれども、それは非常に大事だと思います、海を通じて生き抜く力を学ぶというのは。体験して、危険な目に遭って。ただ、逆に、今安全を重視して海に連れていかなくなってしまっているんですよね。連れていっても、何かこう囲った中で遊ばせたり、あれは、一人死んでしまうともうおしまいだという事情はあるにしても、その海の危険を通じて生き抜く力を学ぶような、そういう機会を設けたいと思います。 さら
○参考人(茅根創君) 最初の二〇二五年までにということですが、まだ実際の構築までは至っていないというふうに思っています。このままであと五年後にプラットフォームができるかということは、私、まだ危惧しております。省庁を横断したようなプラットフォームをつくる必要があるというふうに思っていますが、まだ具体的な施策にはなっておりません。そのために我々努力をしているわけですが、我々でできることは限りが非常にあります。 それから、リテラシーについ
○参考人(茅根創君) 実際、現在、現場の先生方非常に忙しい、新たにこれをやってくださいというような状況ではないというのはよく現場に行ってみて分かりました。 その中で、我々、教員の先生方の海洋教育に対する資質を高めるために教員研修も行いましたし、それ以上に、おっしゃられたように、社会教育施設との連携も必要だというふうに思います。先ほど来、安全の問題も出てきますけれども、教員の、学校の先生方に全てそれを押し付けるのではなくて、海のプロの
○参考人(茅根創君) 沖縄の教育には私も大分関わっておるんですけれども、竹富町の教育推進の基本方針、あるいはその副読本でも伝統文化は一つ大きな柱になっております。高良先生おっしゃられたように、浜下りですとかハーリーとかニライカナイとか、それは海洋教育の中に全て入っていて、その中で非常に子供たちがもう自分たちの伝統文化に誇りを持って、海洋サミットというのをやるんですけれども、古見小、西表島の古見小の子供たちは三線を持ってきて演奏をして、み
○参考人(茅根創君) ありがとうございます。 まさにそのとおりでして、尖閣知らないということを訴えて、尖閣ちゃんと教えなさいということになったわけですが、逆に、この日本の、ここは俺のものだという、そういう教育になってしまったということを非常に後悔しています。 最後のページにありますように、俺のものだといっても、太平洋から見たらこれだけなんですよね。もっと海洋を公共財として扱う、俺のもの、俺のものとみんな言い出したら、もし島の人た
○参考人(茅根創君) 現在は、我々がそれを担って、ハブとして活動しております。おっしゃるとおり、本当に、三陸は三陸、沖縄は沖縄、それから大牟田は大牟田、それぞれの地域の特色のある教育をやっていますけれども、そのお互いの情報交換をする場がないんですね。それを我々のセンターでつくって、先生同士でベストプラクティスを学び合って、その中から一般化できるものを拾い上げてカリキュラムを作っていこうというようなことを今進めているところです。 あり
○参考人(茅根創君) 海洋生物の人たちも一生懸命教えたいということを言っているんですけれども、なかなか。やはり領土、領海が先に突出してしまったのかなと思います。 社会と理科の分断で特に問題だなと思うのは、例えば黒潮というのは社会で先に学ぶんですね。じゃ、その黒潮がどんなふうにできるのかという理科はその後にならないと勉強できない。そうすると、社会の地理の黒潮というのは暗記物になってしまうわけです。そういう点で、有機的に、社会、理科ある
○参考人(茅根創君) 実は我々もこれをまとめてみて、もっと世界中で海洋教育をやられていると思ったところが、台湾、韓国が国を挙げてやっているということでびっくりしたということで、これから是非、台湾、韓国と連絡、コミュニケーションして、共同で進めていきたいと思っております。現在は調査をしたところでございます。