「萩野芳夫」の過去の国会発言

発言数 28件

初発言日: 1987-09-01  /  最新発言日: 1999-08-03  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 萩野でございます。 さきに、申し上げる意見の要旨をお配りしてあると思いますので、それについて簡単に触れながら、さらに敷衍したいと思います。 改正点の第一点、上陸拒否事由に関する規定の整備として、本邦から退去強制された者について、本邦に上陸することができない期間を一年から五年に伸長するものとするという五条第一項九号の改正につきまして、結論としては賛成であります。 その理由は、不法残留などによりまして我が国から一た

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 今回の改正につきまして私は賛成の意見を申し上げたんですが、その点につきまして、やはり今日、刑罰を科すようなシステムにしなければいけない状況があるのだろうと思います。 ただ、それにもかかわらず、私は先ほども申し上げましたけれども、厳罰だけでは済まないであろうというふうに思っております。

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 実は、私は、再入国の問題につきましては、何年前か記憶いたしません、何十年か前から、そういう再入国の自由を外国人に認めるべきだということを主張してきております。 ただ、そうは申しましても、その時々における国の状況があります。それから、基本的な制度そのものの問題があります。そういったような制約がございますけれども、ただいま御指摘のような日本国憲法の基本的な精神、それから国際人権規約等に表現されている人権の考え方、これはでき

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 やはり、運営の仕方によりましてはいわゆる家族結合権に対する侵害になり得ると思います。 ただ、それにもかかわらず私は改正に賛成いたしましたのは、幾つかの条件を満たした場合にはそういう侵害が起こらなくて済むんではないかという考え方からでした。

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 逆効果になるかどうかの問題につきましては、私には大変難しい問題でございます。きょうお話をお伺いしていて反省をしておるんですが、やはり書斎にこもっておりますといろいろわからなかったことがたくさんあったという反省はしておりますが、今の点、実態の上でどうなるのか、ちょっとお答えできかねます。 あとそれから、犯罪がなかった点につきましては、この点につきましても私適切なお答えできる立場にはございませんが、しかし、新聞等で見ている

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 実は、私、このところ十年ほど毎年フィリピンに行っております。だんだんと向こうにも知り合いが多くなってまいりましたが、その中にはたくさんの失業者がおります、男性も女性もでありますが。そういう人たちは仕事がありません。日本は、なるほど、バブルがはじけて不景気が続いてきているわけではありますが、私の知るフィリピンの人たちから見ますと、日本はパラダイスであります。何とかして日本に行きたいという希望は、まことに強烈と言っていいほどで

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 実態につきまして、私お話しする能力ございません。 ただ、研究資料を読みあさっているときに断片的に出てきますこの問題には、やはりかなり深刻なものがあるように考えます。それは、就労の状況の中におけるさまざまな問題があって、あるいは日本の企業家が非常に安い賃金で労働力をほしいままにするというような面もあったり、ブローカーが介在して人身売買的なやり方をやるとか、さまざまなことがあるようでありますが、そういった点につきましても、

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 私は、法改正賛成の立場で発言をいたしましたので、ただいまの御質問、大変困ります。私は、ただいまおっしゃったとおりに考えております。 実は、来年の三月が締め切りになっておるんですが、私どもでこの問題につきまして報告書を書いて発表するという段取りで、今準備中であります。幾つかの外国にも出かけていって、どういうふうな状況なのかをこの夏の間に勉強してくるつもりであります。 この問題につきましては、そのようにしまして、私は、

1999-08-03 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 難民認定の問題につきましては、今お話しになられたように考える私どもの仲間で、おととしぐらいになりますか、ずっと何年か研究会を続けまして、難民認定のあり方はこうでなければいけないんじゃないかというような意見書を出したことがございます。 現在の難民認定のあり方についてはいろいろ問題があろうかと思います。その点は改めていかなければいけないところがいろいろあると思うのでありますが、やはり問題を考えていく場合には、管理の側と人権

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 その点につきましては、先ほどごく枠組みだけを申し上げましたけれども、今日の段階におきましては、と申しますのは、指紋押捺の問題について裁判所でもたくさん判決が出されておりますが、それらを通じて言い得ることは、いたずらに指紋押捺を強制されないのは権利である、それは人々の人権であるというような考え方はもう既に確立していると見ていいと思います。 ただしかし、先ほど申しましたような意味で、それは絶対的な意味合いのものとしては確立

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 萩野でございます。この委員会におきまして、私のつたない意見を申し上げることを大変光栄に存じます。 私を推薦くだすった党が何党であるのかということも実はよく存じておりませんで、もちろん打ち合わせをしたわけでもございませんので、その辺、食い違いも多いことと存じます。御容赦いただきたいと思います。 今回は、政府の案と対案とが出されております。この二つを比べてみますと、極めて大ざっぱに見ますと、対案の方がいささか理想に近い

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 私は、とりわけ一九七〇年代に入りましてから、いろいろな意味合いにおいて国際化が進んできたと思います。それは、国境の壁がだんだん低くなってきた、そういうふうな表現が可能かと思うのであります。したがいまして、そのことは国民と外国人とがだんだんと区別がなくなってきているという指摘もできる方向にある、そういうふうに認識はしております。 もう一言そのことについてつけ加えたいのは、そのような状況から、ある国の国籍を持つ人が国境の向

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 私は、十数年前に、私の所属します学会におきまして、外国人、外国人と言うけれども、その外国人の間に区別を設けるべきではないかというそういう理論を私なりに立てまして、報告をしたことがございます。そのときは大変過激な考え方であるという御批判をいただいたんですけれども、どうやら最近、私威張るわけじゃありませんけれども、大体そのような方向で考えることが多くなっていると考えております。 と申しますのは、私は、先ほど来も外国人、外国

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 私は、外国人登録証の携帯義務につきましても、以前は法制度に対して大変批判的でございました。拘禁刑によってこれを強制しておりました。それが、六十二年の改正で罰金刑になりまして、私の主張していたところは入れられた形になったのでございます。その点につきまして、私は、携帯義務を課すこと自体既に違憲であるという立場はもちろんとりません。 あと問題は、先ほども御指摘がありましたが、日本人との違いの点でございますが、日本人との違いは

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 まず第一点の問題でございますが、おっしゃるように私は携帯義務に関する問題として申し上げました。 それで、携帯義務の問題とほかの、例えば事務所等の申請に関係する規定との関係でございますが、これは私は性質が違っていると考えましたので携帯義務だけに触れました。なぜなら、携帯義務の方は先ほども申しましたように人権にかかわります。しかし、事務所等について申請をするということは直接には人権にはかかわっていないと私考えましたので、そ

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 裁判所の判例によりますと肖像権の観念が確立してきておりますから、写真の場合も、本人の承諾なくみだりに撮るということは、それは今日の日本では許されないという点ははっきりしていると思います。 そういう意味では指紋も写真も同じだと思うのでありますが、ただ、例えばある証明書のために写真を提出するというのと指紋を押捺するというのとでは意味合いが違ってくるであろう。さっきも申しましたように、私は指紋を押させられて涙を流した経験はあ

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 どうやら私が申し上げましたことに説明が不十分で、誤解されたと思います。 私は、外国人について敵対的な考え方というのは全く持っておりません。その辺は今まで私が書いてきたものをごらんいただければ一目瞭然でございますが、内外人平等という物の考え方、田中参考人が明快に述べられましたけれども、私はその考え方と全く同じでございます。内外人は平等でなければならない、それは当然であります。 ただ、この内外人平等の原則もここ百年くら

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 血統主義か生地主義がという、私は田中参考人ほどには単純に考えておりません。 生地主義の国アメリカで出生いたしましても、世界じゅうが世界連邦になっているわけじゃありませんで、いろいろな国がいろいろな立場でそれぞれ主権を行使しております。したがって、日本が生地主義になればということですけれども、血統主義をとっている国々がたくさんあります。したがって、やはり重国籍があらわれてまいります。そうなりますと、これは国籍選択の問題が

1992-04-07 衆議院

法務委員会

○萩野参考人 第一点の人権の進歩という点につきましては、もう今までに述べてまいりましたように、指紋押捺制度にしろ登録証の常時携帯義務にしろ、こういうものが全くなくなってしまう、そういうふうな方向に行くのが最も望ましいと考えます。ただ、先ほど来申しておりますように、さて具体的な妥当性、法的な安定性、現在の時点での主権とか人権とかという点を考えました場合に、具体的にどういう制度をつくるべきかということになりますと、理想の少し手前のところにな

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