「藤本隆宏」の過去の国会発言

発言数 18件

初発言日: 2009-03-27  /  最新発言日: 2020-06-03  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) 東京大学の藤本と申します。マスクをして失礼いたします。(資料映写) 私は、この造船業の、あるいは海運の専門家ではありませんので、どうして呼ばれたのかというのはちょっと思ったんですけれども、それなりに、こういった形で、いわゆる生産管理、技術管理が私の分野ですので、現場を見るというところから始める学問であります。ですから、大体例年五十か所ぐらいの場所は、工場を回っているという感じです。造船も恐らく三十か所ぐらいは

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) 今のお話、上田さんのお話でもう本当に尽きていると思いますけれども、やはり技術力の大手と、商売力、設計力、ビジネスモデル、そういったものでたけている中手、強手ですかね、こういう構図だと思いますので。 ただ、これ今まで、確かに見ていると、本当にどこへ行っても元大手の方が活躍しているんですね。だけど、残念ながらやっぱり中国にも随分行っておられて、随分追い付かれちゃっているところもあるわけですね。 それはしようが

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) ありがとうございます。 今のお話に尽きると思いますけれども、韓国、先ほどの絵でいうと三十五ページにこの絵を描きましたけど、もう既に韓国は、日本のばら積み船をやっている、強い、まあ強手ですね、ここと比べるともう上にいるわけであります。もう既に、彼らは随分前から、LNGタンカー、それからいわゆるドリルシップですね、あるいは海洋油田の構造物とか、こういうハイテクのところをもう既に取っちゃっているわけです。彼らはもう

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) ありがとうございます。私のいつも考えていることのエッセンスのところを言っていただきまして、ありがとうございます。 やはり生産性を上げていかないと。産業の競争はハンディ戦であります、ハンディが付いています。つまり、賃金差ですね。これが昔は二十倍あったわけです、日本が二十万円、中国が一万円。この二十倍のハンディをしょって三十年間のたうち回ってきたのが日本の産業でありますけれども、その中で、もちろん随分なくなってし

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) これ結構難しいところでありますけれども、まず船そのものが航路、例えば海事システムがあるわけですけれども、海運業から見て、ある航路に最適の船を造ってくれというような話になるのか、あるいはとにかく安けりゃいいよという話になるのかで話全然変わってくると思うんですけれども。 もし標準船でいいやという話になれば、これは標準船として最高のレベルのものを造って世界に数で出していくと。言ってみればインテルとかシマノとかこうい

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) ありがとうございます。 本質的なところだと思います。私の親戚も品川で部品削ったりやっております。非常にその辺よく分かります。 実際、大田区でも中小企業の数は恐らく半分以下に減っていますね。墨田区でも恐らく半分以下に減っているということは、これはあります。実際、この三十年間で日本の製造企業の数は恐らく半分ぐらいに減っちゃっていると思います。だから、そこはまあ厳しい部分ですね。ただ、これは競争ですからある程度

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) 各社が、やはり標準意識ですね、小さなところでもいいから、その自分の標準を持って、自分の標準でこれでよろしくと言って、お客さんがそれを分かったというふうに言ってもらえる商品が、今、日本が強い商品は全部これでありますね。ですから、言われるとおりに、もうお客さんの言うとおりにやりますとやっちゃうと、なかなか勝てないわけですね。 ですから、そこの、どんな小さなところでも自分なりの標準をつくる、そしてその標準づくりに関

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) やはり、日本は八〇年代ぐらいまでワンセット主義で何でも日本で作るというやり方でやってきたので、その後、九〇年代から賃金二十分の一の中国が出てきて一気に持っていかれたわけですけれども、ただ、作っていた記憶が残っているというか、設計情報は日本にまだ残っています。ですから、やろうと思えばやっぱり国内代替生産ができる能力は日本はまだいろんなもので強いと思うんですね。ですから、そこはまず生かしていく、つまり国内代替生産能力

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) 基本的にはやはり強いところが残るというこの資本主義の原則はしようがないところはあるわけですけれども、ただ一方で、やはりこの社会的存在である産業でありますから、特に、いろんな産業を私見ておりますけど、やはりこの国内の造船業というのは、先ほど言った雇用の面から見ても地域貢献から見ても、これは良い現場が残っている産業。しかも、先ほど、五十年単位で見るとしぶといわけで、自動車並みにしぶといと言っていいと思います。ですから

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) ありがとうございます。 日本に残るべき現場というのはいろんなパターンがありますけど、やはり開発と生産が一体になっているところが結局残っている感じがあります。一時期これをばらすことがブームになったことがあるんですけど、ばらしたところは生産が消えちゃったところが結構あるんですね。日本は、やはりこの開発、生産一体と、しかも、そこにうるさいお客さんが付いているという、これが勝ちパターンだと思いますので、おっしゃるとお

2020-06-03 参議院

国際経済・外交に関する調査会

○参考人(藤本隆宏君) ヨーロッパは、確かに自動車もそうですけど、やっぱりエンジニアリングを分けてやれる、これはやはり標準化が進んでいるんだと思うんですね。日本の場合は、この標準化が進んだところではなかなか戦えないんだけれども、あえて言えば、日本の企業として、外に向けて標準化をしていきながら中は標準化しないという形でやっていくと。これはやはり日本の企業は、どちらかというとエンジニアリング会社というよりはやはり先ほど言った機能完結工場とい

2009-03-27 衆議院

経済産業委員会

○藤本参考人 おっしゃるとおりでありまして、設計というふうに申し上げましたが、設計というと、何か技術開発センターでこもって設計をやっている人だけのことを思い起こしがちなんですけれども、そうじゃないわけですね。設計というのはあらゆる人工物が絡むわけでありまして、売り場の設計をやるのも設計であります。ビジネスモデルの設計もあります。そして、工程の設計、現場の設計、製品の設計、あらゆるところに設計がございます。今おっしゃったのは、いわゆる販路

2009-03-27 衆議院

経済産業委員会

○藤本参考人 東京大学の藤本と申します。 私は、若いころは民間におりましたが、現在は大学で学者をやっておりますけれども、大体週に一遍、どこかの工場を見ているような、そういった人間でございます。ちなみに国会議事堂は生まれて初めてやってまいりましたので、よろしくお願いいたします。 お手元に資料がございます。私はやはり学者ですのでいろいろごちゃごちゃとたくさん、これをまともにやると一時間かかりますので、かいつまんでお話を申し上げたいと

2009-03-27 衆議院

経済産業委員会

○藤本参考人 手短にお話しいたします。 いろいろ地方を回っておりますけれども、確かに、割と仲が悪い地方が多いという感じがいたします。結構細かいことで、あそこの町とはやりたくないとか、そういう話をいろいろやっていまして、なかなかまとまらない。 それから、かなり力のある地域に限って、固有技術で勝負、私はメッキじゃ負けないとか溶接じゃ負けないとかというおやじさんがたくさんいるところは、だからほうっておいてくれという引きこもり型の方に行

2009-03-27 衆議院

経済産業委員会

○藤本参考人 おっしゃるように、どうやって流れをつくっていくかというのは難しいところがございまして、くっつけるよといってもなかなかくっつかないところがございます。 ですから、やはりまず取っかかりですね。人の話でもそうですけれども、例えば、私は溶接のプロだと言ってくると、みんな怖がって寄ってこないんですね。何でも相談に乗ってあげるよ、改善、何でもやってあげるよ、いい商売しましょう、そういう形で入っていって、実は私は溶接もできるんですよ

2009-03-27 衆議院

経済産業委員会

○藤本参考人 この分野は私は専門じゃないので余り大きなことは言えないんですけれども、地方でいろいろ見ていますと、先ほどお話ございました、目きき的な動きをしている地方の金融機関もあるような気がします。 これは名前を申し上げていいのかどうかわかりませんが、例えば鹿児島銀行、農業生産法人の方にどんどんお金を入れていますけれども、彼らはノウハウを持っていまして、彼らが融資したところはうまくいっているというふうなことを聞いております。 そ

2009-03-27 衆議院

経済産業委員会

○藤本参考人 今、世界じゅうである種の我慢比べになっていると思うんですね。あるいは、素潜り競争じゃないですけれども、要するに皆沈んでしまったわけですね。プールの下に皆沈んでいる。この状態は皆苦しいわけですけれども、このまま沈んだままのところ、時が来ればそこから勢いよく跳び上がってくるところ、跳躍力、復元力のあるところの差が、今はわからないんですけれども、これがだんだんわかってくるんだと思うんですね。ですから、そうやって我慢をしている、技

2009-03-27 衆議院

経済産業委員会

○藤本参考人 全くおっしゃるとおりだと思います。技術的なバックグラウンドをお持ちの御発言だと思います。 我々は実は今、ものづくり経営研究センターというのをやっておりますが、我々がものづくりと言っているのは、まさに物を削るというものが当然入ってまいります。我々は情報転写と言いますが、設計情報をつくり出すということ、そしてそれを転写して、流れをつくってお客様に届けて、お客さんが喜んで何ぼと。これが全部入らなければものづくりではないから、

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