環境委員会
○参考人(辻村千尋君) ありがとうございます。 本日は、貴重な機会を設けていただきまして、委員長を始め理事の皆様、委員会の皆様に感謝申し上げます。 私は、公益財団法人日本自然保護協会で保護室室長をしております辻村千尋と申します。 私が所属しております日本自然保護協会は、尾瀬ケ原のダム建設反対に端を発して設立され、七十年弱の歴史を持つ自然保護NGOでございます。人々に寄り添い、日本の生物多様性を守り、持続可能な社会を未来に引き
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発言数 30件
初発言日: 2017-04-25 / 最新発言日: 2017-05-18 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(辻村千尋君) ありがとうございます。 本日は、貴重な機会を設けていただきまして、委員長を始め理事の皆様、委員会の皆様に感謝申し上げます。 私は、公益財団法人日本自然保護協会で保護室室長をしております辻村千尋と申します。 私が所属しております日本自然保護協会は、尾瀬ケ原のダム建設反対に端を発して設立され、七十年弱の歴史を持つ自然保護NGOでございます。人々に寄り添い、日本の生物多様性を守り、持続可能な社会を未来に引き
○参考人(辻村千尋君) ありがとうございます。 私、象牙の取引に関しては、もう本当に必須条件としては、市場を閉めるということが最も効果的だと考えているのが一つと、それから動物園、植物園に関しては、やはりきちっと動物園法みたいなものなどを作って業法としても位置付けていくことが必要なのではないかなというふうに考えております。
○参考人(辻村千尋君) 御質問ありがとうございます。 まず、その保全の現場で捕獲規制がバッティングする事例があるのかというのは、そんなに多くは私どもは逆に知りませんというのが結果です。どちらかといえば、捕獲というものが教育的なものであったり自然観察のような場面であれば事前にしっかりと許可を取っておけば今でもできる行為ではあるというふうには考えているので、それよりも逆にマイナスの面の方が怖いというふうに考えています。 例えば、販売
○参考人(辻村千尋君) 御質問ありがとうございます。 財産権の尊重というのはもう憲法にも位置付けられている基本的な権利でございますので、尊重するのは当然のことだというふうには思います。 ただ、結果、じゃ、種の保全に関して一体どういう事態が生まれてきたのかというふうに考えてみますと、希少な野生動植物が生息しているような場所、里地里山のようなところが、開発計画が持ち上がったときに、結果的にそれは土地所有者の意思の尊重、土地所有者の持
○参考人(辻村千尋君) ありがとうございます。 内海というか、内海とかそれから湾内とか、そういったところというのは、先ほどの干潟や砂泥地も一緒なんですけれども、これまでもずっと開発され続けてきたところであります。自然海岸というのは、割合で見ればもう日本では半分を切ってしまうぐらい、現在自然海岸がないという状況がございますので、そういったところにまたいろんな絶滅危惧種が出てきているというところがございます。 ですので、やはりきちっ
○参考人(辻村千尋君) 御質問ありがとうございます。 国立公園満喫プロジェクトについては、私、国立公園の自然保護問題をずっと担当していますので幾つも意見はあるんですが、ただ、ちょっと国立公園の課題と別なんですけれども、例えば、先ほど矢後先生もおっしゃっていましたけれども、日本における希少種というのが、例えばニホンイヌワシというのを見たことのない子供の方が圧倒的に今多いわけですね。そういう見たことのないものを守っていきましょうよという
○参考人(辻村千尋君) 御質問ありがとうございます。 先生の御意見に全く同意です。やっぱり反対意見が言えるという場面になかなか私どもは参加できていないというのは現実だと思います。 ちょっと翻ってみると、じゃ、例えば我々がその科学委員会に値する知見を持っていないのかということを問われるんだと思うんです。そこで、ちょっと調べてみたんですが、当日本自然保護協会、全部で二十七名の職員がいるんですけれども、その中で博士号取得者三名、修士号
○参考人(辻村千尋君) ありがとうございます。 衆議院の参考人のときに、私も業法を作るべきだという意見を述べさせていただいております。というのは、これまで、もちろん動物園、植物園の方々、自主的な努力で、多摩動物園もそうなんですし、私は小笠原の希少昆虫類の会議、矢後先生と一緒に出ていますけれども、涙ぐましい、義務もないのに涙ぐましい努力で希少種の保全に関わってきてくださっていました。 そういう人たちの思いに環境省も応えようというこ
○辻村参考人 ありがとうございます。 私も希少種のアカガシラカラスバトの保護増殖委員をしていますので、動物園の方々がこれまで多大な努力をされてきたことは十分認識しております。 その意味で、今回のこの法改正はとてもよいというふうに思うんですが、もう一つ、やはり、動物園法のような業法をつくって、しっかりと動物園、水族館を守っていくということも重要なのではないかというふうに思っております。 以上です。
○辻村参考人 ありがとうございます。 これは同様で、私どもも、ふやしていくべきだというふうに思います。 ちょっと視点を変えまして、今、レッドリストというのはかなり科学的にしっかりと中立性を持って議論をされて、三千種が指定されています。例えば、絶滅危惧の1類、1A類、1B類と二つあるんですけれども、これはもう自動的に種の保存法の指定種にしてしまうとか、そういうことでもっと種をふやす。ただ、それは何を意味しているかというと、選定する
○辻村参考人 先ほど大分熱い思いを述べさせていただいておりますので、私は、最も費用対効果がいいのはやはり市場を閉鎖するということだろうというふうには思っていますが、後半の部分はもう石井先生と一緒で、しっかりとコントロールできる状態をつくる。 例えば、僕は持っていませんけれども、この印鑑は一体どこから来て、いつ来て、どこに渡ってきて、どう製造されてここに至ったのかということが全て透明であるという状態が全ての象牙の製品においてつくられる
○辻村参考人 委員長、ありがとうございます。 本日は、貴重な機会を設けていただきまして、委員長を初め理事の皆様、委員会の皆様に感謝申し上げます。 私は、公益財団法人日本自然保護協会で保護室室長をしております辻村千尋と申します。 学生のころにギフチョウの食草であるカンアオイの調査をしたことがあり、きょうは石井先生の隣に立てるというのが、そういう意味では非常に喜びでございます。若干緊張しつつも、きょうは主張させていただきます。よ
○辻村参考人 御質問ありがとうございます。 実際の現場で捕獲が進まないことで問題があったのかということなんですが、現在の法制度の中でも、許可申請をすれば調査研究のための捕獲はできるという部分がございます。ただ、例えば、放棄されたような森を管理していく場合のときに、いろいろな希少種が逆にバッティングをしてしまうということがあります。その調整をする際に、こういった特定第二種のようなものがあった方が保全活動が進みやすいということは、私ども
○辻村参考人 ありがとうございます。 私は、少し逆の立場でお答えさせていただきますが、公益との調整という意味で、これまで里地里山というのは、どちらかというと開発の危機に常にさらされてきました。例えば、道路が通るとかそういったときには、公共性が優先されて、その土地の自然環境を守りたいという利益が侵害されてきたという歴史があります。 その観点でいうと、この財産権の尊重というのは逆に機能してきた部分があるのではないかというふうに考えま
○辻村参考人 御質問ありがとうございます。 環境省さんには厳しい意見かもしれませんが、改善される部分は少ないというふうに考えています。 というのは、現在、絶滅危惧種が減ってきているという状況ではなくて、常にふえてきているという状況ですので、やはり根本的に何かを変えていかない限りには、保全が進まない、危機的状況を脱することができないというふうに思っています。 その点では、生息地等保護区の設定をもう少し速やかに大規模にやっていく
○辻村参考人 ありがとうございます。 まずは、今回の第二種、それが創設されたことは高く評価しますけれども、先ほども申し上げましたが、販売もしくは購入、頒布の目的以外、そこだけが禁止されているということになっています、ですので、第九条の捕獲等規制や第十二条の譲り渡し等の規制が適用されないというふうに考えられますので、やはり、あわせて第三十六条の生息地等保護区の指定を進めない限りには保全の実効性が上がらないというふうに考えています。
○辻村参考人 ありがとうございます。 先ほども申し上げましたが、やはり開発ということで財産権が用いられてきてしまったということは否めない事実だと思います。 今般、絶滅危惧種のランクが下がったオオタカというのが、種の保存法の指定種に今はまだなっております。これを解除するという議論が進められておりますけれども、これまで、里地里山のような、権利関係、開発にさらされるようなところを守る象徴種としてオオタカが機能してきたという部分がありま
○辻村参考人 ありがとうございます。 非常にストレートに答えれば、市場を閉めるということが最も効果的だというふうに考えております。 もし仮に市場を閉めることができないのであれば、全ての、今この世の中に存在している象牙の器官から何から全て含めて、きちっと登録をする、要するに、登録のないものが既に違法であるという状態をつくるということが肝要かと思います。後から、例えば蔵から出てきましたというようなことはもう一切、この段階で全てなくす
○辻村参考人 ありがとうございます。 私も、この特定第二種国内希少野生動植物種という二段階にしたというのは、保全が進んでいく部分があるんだろうというふうに思いますが、やはり、再三申し上げているとおり、生息地等保護区があわせて同時進行できちっと守られていかないとなかなか難しい、実効性が上がらないのではないかというふうに考えています。 その中で、例えば、石井先生のお話にも少し関連すると思いますけれども、先ほども述べさせていただきまし
○辻村参考人 ありがとうございます。 私は、小笠原希少昆虫連絡会議のメンバーでもあって、オガサワラシジミの取り組みというのはずっと何年も前から見させていただきました。 ちょっと観点を変えさせていただいて、動物園を位置づけることの意義とかは私どもも最大限認めておりますが、ちょっと観点を変えると、小笠原の場合は特殊なのかもしれませんが、あそこは外から持ち込んだものが外来種になってしまう特殊な島ですので、域外でふやしたものを単純にもと