安全保障委員会
○道下参考人 ありがとうございます。 まず、日米韓の共同対応の体制づくりなんですが、これはやはり、日韓でGSOMIAができて、あと、日本も集団的自衛権の行使ができるようになりましたので、ターゲティング情報の交換とか、それから共同作戦をつくるとかいうのも可能になっているはずですので、やればいいと思います。 それで、過去は、それができなかった。日本が集団的自衛権がなかったので、米韓同盟と日米同盟を連接させられなかったので、仕方なく、
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発言数 23件
初発言日: 2016-12-13 / 最新発言日: 2016-12-13 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○道下参考人 ありがとうございます。 まず、日米韓の共同対応の体制づくりなんですが、これはやはり、日韓でGSOMIAができて、あと、日本も集団的自衛権の行使ができるようになりましたので、ターゲティング情報の交換とか、それから共同作戦をつくるとかいうのも可能になっているはずですので、やればいいと思います。 それで、過去は、それができなかった。日本が集団的自衛権がなかったので、米韓同盟と日米同盟を連接させられなかったので、仕方なく、
○道下参考人 皆さん、おはようございます。政策研究大学院大学の道下でございます。 本日は、このような大変重要な場にお招きいただきまして、ありがとうございます。特に、今回の場合、山口委員長が実は私のアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の先輩でいらっしゃいますので、山口先生に頼まれると断れないということではせ参じて、喜んで参りました。どうぞよろしくお願いいたします。 私の方から、きょうは三点、手短にお話しします。まずは、北朝鮮の核・ミ
○道下参考人 終着点はどこか、あるいは北朝鮮がどこに向かっているかを考えるときは、北朝鮮の政策目的、そして相対的な重要性ですね、いろいろなシステムの相対的な、要は資源配分の問題です。そして、軍事的には抑止力として何が十分であるかという、三つぐらいのポイントがあると思うんですね。 政策目的につきましては、軍事的には、もちろんアメリカに対する攻撃能力を持つというのは究極の能力ですから非常に重要だと思いますが、ただ、北朝鮮の本当の直近の政
○道下参考人 防御と攻撃というのは一番いいミックスがどこかにあるはずで、どちらか一方だけというのはやはり限界があると思っております。そういう意味で、反撃能力の検討というのはぜひ具体的に進めた方がいいと思っております。 ただ、そのとき気をつけないといけないのは、これはアメリカ、そして韓国と緊密な協調をしながらやらなければ、マイナスの効果が多く、プラスは余りないという点でございます。
○道下参考人 今回の制裁はかなり効果があるのではないかと期待されておりまして、その理由は、北朝鮮の輸出収入の三分の一ぐらいが石炭の輸出なんですが、それに上限をかけている。これはもう本当に核心部分ですから、それは効果があるのではないかと思っております。 ただ、伊豆見先生のおっしゃったとおりで、中国が結局は鍵を握っているわけですから、中国が買わないようにするということを本当にきちっとやれるかどうかというのが問題で、ある程度はやってくれる
○道下参考人 北朝鮮に対する政策はもう伊豆見先生がおっしゃったとおりですので、そこは割愛させていただきます。 中国ですが、対中政策もはっきりわからないのですが、ただ、中国の出方というのはむしろある程度予測できるのではないかと思っておりまして、やはりトランプという人が経験もないし読めない相手であるということで、中国も当初はかなり慎重に対応すると思います。 ただ、中国は、二年ぐらい待ってみて、トランプさんの力量、能力、政権の動き、政
○道下参考人 私も今の点では全く伊豆見先生と同感でございまして、やはり何らかの武力攻撃を行う方は、計算ができるかどうかというのは非常に重要なわけですね。自分が何かをやったらどういう結果が出るかというのが読めなければ、怖くてできない。 それで、ミサイル防衛は、成功するかどうかは我々だって知らないわけですね。それは、ある意味でバッドニュースというかあれなんですけれども、グッドニュースでもあり、相手もわからないわけです。ですから、攻撃した
○道下参考人 私も、六者会合というのは非常に重要な枠組みだと思っております。 それからあと、対話について、よく、対話をするたびにだまされたみたいな言い方をする人がいるんですが、それは事実と異なります。 例えば、一九九四年の合意に基づいて、北朝鮮は、寧辺にあります黒鉛減速炉の運転を八年間停止して、その間はプルトニウムはふえていません。それから、二〇〇七年の合意の後も、六、七年間とめていますから、プルトニウムはふえていません。ですか
○道下参考人 韓国あるいはアメリカ軍の戦略の変化、斬首戦略を導入したということですが、まず、これはやはり抑止力を向上させるためということと、あと人道的配慮というものがあったと思います。 と申しますのも、相手がかなり独裁政権で何を考えているかわからない、意図が変化しやすいということもありますので、本当に何か悪いことをしたら自分がやられると思いますとやはり抑止される可能性が高まるということがありますし、斬首戦略というのは何となく残酷に聞
○道下参考人 まずお断りしておきたいのは、それはあくまで概念計画であり、作戦計画であり、秘密情報ですので、報道ベースで記述しております。 それを前提にいたしまして、まずコンプランといいますか、概念計画というのは何かといいますと、大きく、軍事作戦をやるための計画には作戦計画というものと概念計画というものがありまして、作戦計画はオペレーションプラン、概念計画はコンセプトプラン、コンプランと呼びます。 その最大の差、相手は似たようなも
○道下参考人 今議員が結果が出ていないとおっしゃったんですが、結果が出ていないかどうかは本当に目的をどう設定するかにかかっていると考えておりまして、私は、実は限定的だけれども結果は出ていると思っております。 それは、先ほど申し上げたとおり、一九九四年の合意でも二〇〇七年の合意でも北朝鮮が黒鉛減速炉の運転を停止していて、その間はプルトニウムはふえていないというのは、やはりプルトニウムがなければ核兵器はできませんから、これは重要な成果で
○道下参考人 それは非常に有力な一つのアイデアであると私も思いますし、実際、一九九四年の合意はそのように実現されまして、米朝がやって、先ほど申し上げたとおり、少なくともフリーズ、凍結はされたわけですから、成果はありました。 ただ、そのやり方の問題は、やはりコストが高くなってしまうというところがありまして、九四年のアメリカと北朝鮮が結んだ合意に基づいて、先ほど二十五億ドル支出したと申し上げましたが、その内訳を申しますと、韓国が十六億ド
○道下参考人 まず、先制攻撃という言葉は非常に混乱させる言葉でありまして、実は、よく言われる、日本がやろうとしていることは、戦略的なレベルでの先制攻撃、つまり、戦争が始まる前にこっちがまず先制攻撃するという先制攻撃ではありません。あくまで戦争がもう発生している状態で、ミサイルが発射される前にやっつけるという意味での先制攻撃ですので、これは、国際法的にも違法な行為ではございませんし、日本でもできます。 その区別をした上で、日本は後者の
○道下参考人 発射する直前にわかって飛んでいっては、もう完全に間に合いません。ですから、先ほど申し上げたとおり、もしやるのであれば、アメリカと韓国と緊密に協力して、戦争になってミサイル攻撃作戦が必要だったら、アメリカの飛行機も韓国の飛行機も日本の飛行機も朝鮮半島上で一緒になって、多分、空域を分担して、この地域はどこがやるといって分担して、常にこうやって飛ばしている状態にして、地上で、ここにミサイルがいるぞというのを知らせてくれる人が、特
○道下参考人 最近ミサイル実験が余りないということの原因ですが、これは、国内政治的な理由については伊豆見先生に聞いていただくといいと思うんですが、まず、外交的には二つぐらい理由があるのではないかと思っております。 一つは、やはりトランプ政権というか、大統領選ではないか。私、これはもうあくまで疑問なんですけれども、ひょっとすると、北朝鮮はアメリカに対する対話というのを真剣に考えている可能性があるというふうに思っておりまして、それを見る
○道下参考人 まず、アメリカの高官の言葉ということなんですが、結構、アメリカの高官の分析、そういう言葉は、ぼんやりとしてしか言ってくれていませんで、あるいはそういう言い方はレポートにも出てきたりしたんですけれども、やはりどのミサイルについて言っているのかはっきり言っておりません。 ただ、実態としては、準中距離のノドン級から中距離ミサイルであるムスダン程度までのことを言っているんだと想像されます。なぜかといいますと、北朝鮮もICBM級
○道下参考人 まず、北朝鮮が余り真剣にやっていないのではないかということですが、私は結構真面目にやっているというふうに思っている方でして、といいますのも、やはり先ほどお話ししたとおり、核実験で十年かけてこつこつとやってきていますし、実はあれは一回目の実験は失敗しておりまして、実験する前は四キロトンぐらいの実験をしますというふうに中国に通報していたんですけれども、結局、一キロトンいかなかったので、失敗しているんですよ。それなのに、くじけず
○道下参考人 私は、今の状態でTHAADを導入した方がいいかどうかと判断するに足る情報をちょっと持っていませんので、結論はまだ自分の中では出していないんですが、先生のおっしゃるとおりの項目を私も同じように多分検討して、それぞれがイエスという答えだったら導入するのがいいですし、ノーだったらしない方がいいという評価をすると思います。 ただ、一般論として申しますと、確かに、ミサイル防衛にどれだけ、そこだけに突っ込むのかというのはやはりあり
○道下参考人 まず、日米同盟のコストの話ですが、ややもすると思いやり予算の話になってしまうんですけれども、やはりそうではなくて、いかに日米同盟というのが地域の平和と安定に資しているかということをもう少し、これはある意味で、トランプさんが出てきたというのはこちらにとっては頭が痛い話なんですけれども、逆手にとって、やはり、日本はこんなに重要な役割を果たしているんだということを主張するべきだと思うんですね。 例えば、やはり朝鮮半島に関して
○道下参考人 ありがとうございます。 まず、ノドンが、たくさんのミサイルを撃ってきたらということなんですが、理論的には、五十両あるわけですから、五十両並べて五十発一遍に撃つということは可能です。 ただ、実際そういう攻撃をしてくるというのは、ほぼ、多分戦争が起こっている状態しかあり得ませんので、そうすると、当然攻撃作戦も始まっているはずなんですね。そうすると、向こうは逃げ隠れして、見つからないように逃げながら、やられないようにぎり