法務委員会
○飯室参考人 私も、基本的には少年法は大変いい効果を上げてきたし、大きな役割を果たしてきたと思います。 ただし、最近衝撃的な事件が起きていることも事実ですから、それに対応をすることはやはり真剣に考えなければいけない。その対応が、少年法を改正するというだけではなくて、いろいろな面から多様な観点で考えなければいけないことは確かですけれども、少年法にもし足りないことがあるのなら直さなければいけないのではないか。その場合に、一番肝心なポイン
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発言数 41件
初発言日: 1995-03-28 / 最新発言日: 2000-10-27 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○飯室参考人 私も、基本的には少年法は大変いい効果を上げてきたし、大きな役割を果たしてきたと思います。 ただし、最近衝撃的な事件が起きていることも事実ですから、それに対応をすることはやはり真剣に考えなければいけない。その対応が、少年法を改正するというだけではなくて、いろいろな面から多様な観点で考えなければいけないことは確かですけれども、少年法にもし足りないことがあるのなら直さなければいけないのではないか。その場合に、一番肝心なポイン
○飯室参考人 飯室でございます。 私ども、少年事件の論説を書くときに初めにどういうスタンスで臨んでいるかということを、まず冒頭に申し上げたいと思います。 私ども、いつも書くときには論説委員室で会合をするのですけれども、そのときに、これだけは避けようと言っているのは、大変失礼な言い方ですけれども、空中戦はやめようやと。つまり、少年法の改正論議というのがありますと、少年犯罪は凶悪化しているかとか、いや、事件はふえていないじゃないかと
○飯室参考人 世論は確かに大変厳しいものがありまして、もっと厳しいのはインターネットの世界ですね。インターネットで少年犯罪のことをいろいろ扱っているサイトがありますが、人の命を自分の意思を持って奪った者は償いとして自分の命を差し出すべきであるという議論が平気で横行しております。もう本当に横行という姿です。そこに一言、もっと冷静に議論しようやなんというメールを打ち込みますと、罵倒されまして議論が成り立ちません。 そういう雰囲気になって
○飯室参考人 逃げるようで申しわけないんですけれども、その問題ははっきり言って我々外部の者にはわからない問題なんですね。 観護期間の問題というのが最初に注目を集めたのは、例の母子殺し事件のときに裁判官が結論を四週間の間では出せなくて、一たん観護措置を解いて、その間また熟慮して決定に至ったという過程がありました。あのときにも、我々も、確かに事件が難しくて悩んで、四週間ですぐ結論を出せというと裁判官もしんどいかななんという議論をしたこと
○飯室参考人 私は、十六歳未満の少年に刑事罰という概念で対処して、どれだけ効果があるのだろうかという疑問を持っています。 考えてみますと、しばしば例に挙がりますあの神戸の少年Aは、このケースでいきますと当然刑事罰ということになるでしょうけれども、今の医療少年院での彼の態度とか勉強の態度をいろいろ見ていますと、刑罰というもので対応してもわかるような効果があるとも到底思えないのですね。多くの場合、十四歳の少年の刑罰に値するような行為とい
○飯室参考人 御質問にお答えする前に一つだけ修正をしたいと思いますけれども、私が今度の少年法改正を、一人でも犯罪に走る人を減らせるのならそれでいいではないかと聞こえるように発言したようですが、私の趣旨はそういう趣旨ではありませんで、一人でも減るのなら改正に意義があるのではないかというのも考え方としてはあり得る、ですが、その考え方を採用するのだったら、弊害もありますから、弊害を除去する努力を最大限していただきたい、そういう趣旨で申し上げま
○飯室参考人 基本的には、それは多分大変優等生な新聞記者だったら、先生、そのとおりですと申し上げると思うんです。ですけれども、新聞記者の現場の体験からいいますと、ちょっと違うな、それはきれいごと過ぎるなという感じなんですね。 まさに一般の読者の方々というのは、大きな事件が起きた途端に、事件に関する大小さまざまな情報に関して大変関心をお持ちでして、いろいろの欲求があります。ついそれにまじめにこたえようとして、あるいは大きな事件で、ある
○飯室参考人 それは、私どもは論説という立場にいるからかもしれませんけれども、凶悪化、少年犯罪激増というキャンペーンを張ったという意識は我々にはありません。少なくとも論説ではもうちょっと冷静に対処してきたつもりです。 ただし、現場の記者たちの間に、いわゆる日々のニュースの中で、統計的に今月こんなにふえちゃったとか、そういう形で少年犯罪がふえているという印象を与える記事を書いたことは僕も否定できないと思います。 ただし、僕も冒頭に
○参考人(飯室勝彦君) 飯室でございます。 それでは、時間が限られておりますので、単刀直入に意見を申し上げたいと思います。 私は一九六〇年代に新聞記者になりまして、その後半から、濃淡あるいは遠近の差はありますけれどもずっと司法というものを眺めてまいりました。 その結論として申し上げますと、やっぱり日本の司法というのは十分機能を発揮していないのではないか。言葉は悪いかもしれませんけれども、既にもう制度疲労を起こしているのではな
○参考人(飯室勝彦君) 全くそのとおりだと思います。ですから、議事はリアルタイムで僕は公開してほしいと思っております。
○参考人(飯室勝彦君) まず、当面はやっぱり司法予算の飛躍的充実だろうと思います。まず、すぐできることということを念頭に置きまして。
○参考人(飯室勝彦君) 僕も全くそのとおりだと思います。
○参考人(飯室勝彦君) 私はそういう仕組みに疎いものですから、内閣以外にこういう審議会を置く方法があるのかどうかということを僕はわからないんです。ですから、先生の方で例えばこういうシステムでここに置いたらいいじゃないかという具体的な御意見を挙げていただければ、なるほどといって考えることができるんですけれども、代替手段を僕は知らないものですから、ちょっと意見を申し上げられません。
○参考人(飯室勝彦君) 私は選択的陪審論者でして、一定の罪に関しては被告人の意思によって陪審裁判を選択できるようにしたらいいのではないかという意見を持っております。日本人もこれを十分やっていけると思っています。それの一つの例証は、検察審査会は大変立派な業績を上げておられますし、大変まじめに取り組んでおられますから、それの負担は大変でしょうけれども、僕は日本人は十分やっていけると思っております。
○参考人(飯室勝彦君) 非公式な話としては、法律家は過半数にはしないという話を伺っておりますけれども、僕はそれは全く正しいと思います。やっぱり司法を利用する立場の人をたくさん入れて、その声をくみ上げるべきである。ただし、その選任は公正に行われなければいけないし、透明に行われなければいけないと思いますし、できるだけ多方面からの人を登用していただきたいと思います。
○参考人(飯室勝彦君) 達成されるかと聞かれると、私は委員じゃないから自信がありませんけれども、国会がきちんとチェックして公正な人事を実現すれば達成されるんではないかと思っております。
○参考人(飯室勝彦君) 整備されてきているというのは、整備されたという過去形で申し上げているのではありません。整備されつつある途上にあるのではないかと申し上げております。これから法曹人口もどんどんふえていくでしょうから、裁判官になりたいと思う方もふえてくるのではないかというのが一つ。 それからもう一つ、私が法曹一元化をぜひ実現してほしいと申し上げているのは、一気にこの日から法曹一元だよというシステムではなくて、今のキャリアシステムを
○参考人(飯室勝彦君) 初めに、審議会での議論の項目がないということが大変に問題になりました。 それは私自身は全くそのとおりだとは思いますけれども、逆に、政府案に変な項目を盛り込んでくるよりも、委員の人選さえしっかり公平に行われれば、その委員が公平な議論をして決める方が僕はいいとは思っておりました。ただしかし、衆議院でああいう修正がつきましたから、あの修正の方向そのものは、ああいう形で注文をつけることは大変いいことだと思っております
○参考人(飯室勝彦君) お答え申し上げます。 私が接触したあるいは取材した範囲で申し上げますけれども、これがすべての裁判所の雰囲気だということではないかもしれませんけれども、私の取材した範囲で申し上げますと、裁判所というのは非常に受け身でございまして、世の中の流れに一歩なり半歩おくれてついていくのが裁判所としては一番正しいんだ、先読みしてそれに対応していくなどということは裁判所がとるべき姿勢ではないというのがどうも基本的な姿勢のよう
○参考人(飯室勝彦君) 新聞記者という立場からいいますと、いや、そんなことはない、判決は高過ぎますと言わなきゃいけないんでしょうけれども、個人的には安過ぎるという感想は無理もないと思います。十万とか二十万とかいう判決が出ていますよね。 ただ、裁判官の感覚というものは、僕もこういう商売ですから名誉棄損の判例はほとんど読み切っていますけれども、高裁と地裁の若い裁判官の感覚というのは随分違います。はっきり言って、地裁の若い裁判官だと、こん