行政改革に関する特別委員会
○黒澤参考人 合併の問題につきましては、基本 的には住民意思に任せるべきであるというふうに私は考えるわけでございます。合併の問題が、中央においては合併をさせる方向で強く叫ばれておりますが、その議論は、町村の能力や財政力を中心とした論議の中から生まれてきているように私は思います。私は町村の立場に立ちまして、その前に、住民が持っておる自治権が行使できるのかということを皆さんに考えていただきたい、こういうふうに思います。 例えば、本土を
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発言数 36件
初発言日: 1984-07-04 / 最新発言日: 1998-04-30 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○黒澤参考人 合併の問題につきましては、基本 的には住民意思に任せるべきであるというふうに私は考えるわけでございます。合併の問題が、中央においては合併をさせる方向で強く叫ばれておりますが、その議論は、町村の能力や財政力を中心とした論議の中から生まれてきているように私は思います。私は町村の立場に立ちまして、その前に、住民が持っておる自治権が行使できるのかということを皆さんに考えていただきたい、こういうふうに思います。 例えば、本土を
○黒澤参考人 私は、憲法に自治という一章が設けられて地方自治が真に確立するようにすべきものであるという認識に立って考えるならば、地方自治を担当する省庁は単純に国家の、国政の中だけで考えるべき問題ではない、したがいまして、自治を担当する省庁は独立したものが欲しい、そういうふうに思っております。
○黒澤参考人 私は、御紹介をいただきました全国町村会長であります群馬県上野村の村長黒澤でございます。 先生方にはかねてから地方自治行政の振興、地方分権の推進に一方ならない御尽力をいただいておりまして、まことにありがたく、この席をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。また、本日は意見陳述の機会を与えていただき、厚くお礼申し上げます。 さて、行政改革の推進は、昨今におきましては国、地方を通じての最重要課題でありまして、とりわけ中央
○黒澤参考人 私どもの村の名前をつけた由来につきましては、合併している町村ではございません、明治の時代に先輩がつけた名前である関係もありますが、私は、そういう名前をつける際には、恐らく私どもの先輩、また今合併した町村の名前をつけられる人でも、地域連帯意識の旗印として、その旗のもとに力を結集しようという希望が持てるような名づけをやっているというふうに感じます。 それから、先生が先ほど来御主張なすったことには賛成でございます。私ども町村
○黒澤参考人 同僚と大いに議論しながら、そういう方向でいささか努めたいと思います。
○黒澤参考人 地方分権の問題につきましては、私どもは、このたびの地方分権は、政府においては、または国会においては本気でおやりになるなという感じを持って、つい昨今まではその方向で事が確実に進むという自信を持って、住民にもこれからの地方自治はこういう方向に進むのだと言い切ることができました。しかし、昨今の姿は、先生が御指摘になるように、どうも成り行きが怪しいという不安の感を私どもに持たせていると思います。 特に税財源の問題、財政対策を十
○黒澤参考人 省庁の改編に伴う町村への影響という問題については、県段階におけるほど、まだ具体的に町村にどういう影響が出てくるのかということについて議論の声は高まっておりません。 そういう中で、県と市町村との事務の分担につきましては、松江の市長さんからもお話がありましたが、私の県でも町村と県の間で話し合いが始まっておりまして、それに基づいて、どういう事務は町村におろしていいかというのをまず、早く合意ができたものからだんだんとおろしてい
○黒澤参考人 権限移譲、その中にはいろいろ規制要件が入っているようなものが相当あります。そういうものについてはなるべく幅広く、余り細かいことまで中央でかじをとるといったって無理です。それは、わかっていないところのことを遠くの人が指図するようなことになりますので、ぜひもっと国民を信頼していただきたい、率直に申し上げて。我々も四年に一回全住民の勤務評定を受けるのですから、そんなばかなことはやらないつもりであります。 ぜひそういう点を御理
○黒澤参考人 私は、町村の立場からつくづく平素感じておりますのでお願いしたいと思いますが、今の税は、人が払うのだから、人本位の考え方に基づいている部分が多くて、それが税収の偏在にもなってきているというふうに思うわけであります。 そういう中でしみじみと思うことは、私ども市町村は国土の一部を預かっているわけであります。国土を管理するという仕事をやっているわけでございます。そういう意味合いにおいて、これは私的な意見でございますのでそのよう
○黒澤参考人 補助金の問題については、私は、この補助金が自治意識を乏しくしてしまっているという罪が大きいと思います。 私は四十年に村長になりましたが、そのころまでは、地域で少し大きな仕事をするという場合には、地域住民がある程度の負担をする準備をしまして、これをやるから村や町でこれをやってくれという陳情がありました。それが、だんだん国力が増強されていって、中央においてお金がいっぱい税として集まるものでありますから、どんどん補助制度は拡
○黒澤参考人 いろいろな問題がありますが、権限を移譲するということについて、先ほども申し上げましたけれども、難しい介護保険の問題が手がけていけるのならば大概のことはやれるというふうに私は思っております。 それで、介護保険の問題をまた中心にお話しするのでありますが、小さい町村で総合病院を持つわけにもまいりません。また人口が少なければ、特別養護老人ホームを自分のところで持ったところで能率的ではございません。そういうようなこともありますか
○黒澤参考人 私は、今までの政府の施策、都道府県の施策によりまして、市町村が求めているハードの部分の整備というものは相当進んできているというふうに思います。これは皆様の御高配のたまものでありまして、厚くお礼申し上げますが、今後は、高齢化の問題、少子化の問題等々を考えますと、福祉の問題等々についてソフトの面で財政を投入していく、そういう面がふえてくるというふうに思います。 そういうことを考えますと、なるべく今後、国も地方も要領よく、ま
○黒澤参考人 私は、地方自治の問題につきましては、省庁の数を決めてしまっている中でああいう案をおつくりになったから、自治を担当するお役所ができないことになったのでありますが、地方自治を担当するお役所は、国政だけの問題じゃないのですよね。我々自治をやっている方の側も、そのお役所には我々の意見を持ち寄って合議し、それを国政に持っていって相談するお役所でもあると思うのです。一方的に国政がおやりになることだけではない。そういうことを考えるならば
○黒澤参考人 私は群馬県の一村長でございますが、就任したときに、自分の村の職員の能力の程度が極めて低いということを痛感させられるようなことに遭いまして、まず第一に、今話題になっておりますような公共事業等々を監督するような能力を養う必要があると考えまして、そういう人材を育成するために、県からの御指導をいただき、さらには若い職員を一年県に預けて勉強させるということから始めまして、だんだんとそういう事業を財政の面にも広げ、またはいろいろな総合
○黒澤参考人 補助金の一般財源化の問題につきましては、私どもは、地方の立場に立って自治省が地方財政計画をつくっていただいております。その中においてきちっと処置していただいて、抜け目のないように配慮していただけているものというふうに理解してきたわけでございますし、今後もそうなるであろうと思っております。
○黒澤参考人 全国町村会長を務めております群馬県上野村長の黒澤丈夫であります。 本日は、財政構造改革の推進に関する特別措置法等を審議している本特別委員会にお招きをいただき、意見開陳の機会を与えていただいたことは、まことに光栄であり、深く感謝申し上げる次第であります。 さて、現下我が国は、世界に伍して二十一世紀の繁栄と進歩を確保していくため、政治、行政、経済等各般にわたる改革が必要となっております。中でも、国債残高二百五十四兆円、
○黒澤参考人 私は、町村は国土の約七割を預かって維持経営しているというふうに理解しております。したがいまして、これらの地域が健全に維持存続されて、国土が国民全体のためになるように立派に経営されなければならない、その責任を果たすのが我々町村の責務であるというふうに存じております。 そうして、その町村に定住するためには、我々の地域は農林水産業が主な地域でございます、そういうことになりますというと、商工業の地域の方々に比べますというと、ど
○黒澤参考人 自主財源を課税する権限を確立させていただくということには賛成でございます。 私は四十年に村長になりましたが、そのころは、例えば橋をかけるという場合にも、地域住民の方々が応分の負担をするということを私の村なんかでは常識的に考えておりまして、地域からもある程度負担していただいたという時代がありました。それが今日のようになってしまったゆえんのものは、中央集権がどんどん強くなってきて、補助金と起債によってやるのが主たる投資の、
○黒澤参考人 一般的に、中山間地域のように農林業主体の地域にありましては、農業も林業も極めて沈滞しておりまして、非常に不況であります。 特に林業におきましては、苗木を植えてから四十年、五十年たたないと製品としての丸太ができないわけでございますが、その丸太を伐採して売っても、大方においては、ほとんど投下した資本が回収できないほど木材単価が低迷している反面、労働賃金が上がっておりますから、成り立っておりません。また、農業の面におきまして
○黒澤参考人 国がこのような財政改革を行うということについては、既に我々は、議会や職員に対しましても、時代が大きな変革のときに際会しているということを伝え、そうして、主として自主財源で事務を処理しなければならない時代になるんだということを勉強しながら話し合いをしつつあります。 そういう中で、執行の立場にある首長といたしましては、できる限り行政需要を節減する方向で対処しつつありまして、役場の職員等々につきましても、真に地方公務員として