神田博の発言 (鉱工業委員会)
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○神田委員 ただいまの委員長の説明でややわかつたような氣がいたしますが、委員長は、つとめてひとつ各黨の理事を十分活用していただきまして、私ども平委員、また黨といたしましても、よくわかるように御配慮願いたいと思います。
次になお委員長に伺いたいのでありますが、當委員會のことにつきまして、先月の三十一日でありましたか、中央放送局がラジオ放送をした、當委員會が質疑の打切りを五日にやりたいというような放送がございまして、有田委員から、この點委員長は承知しておるか、奈邊から出たことであるかということを質問されまして、委員長も、そのようなことについては自分は承知しておらぬが、非常に重大であるから、放送局をひとつ調べてから、適當な處置をしようというような御答辯でありました。私どもこの法案につきまして、委員長が言論を尊重して、われわれの審議權というものを、十分盡させる趣意であるということを考えておつたのでありますが、當時放送局に嚴重な抗議を出しまして、放送局の釋明をさせた例があるわけであります。しかるにこの十二日の新聞、續賣、毎日、朝日等におきまして、西尾長官談といたしまして、きようの三黨首會談では國管案の全般にわたり修正點等について相談した結果、完全な意見の一致をみた。内容は黨議決定後發表したい。参議院では十五日までにまわしてもらわなければ責任がもてないと稻垣委員長から申し入れてきているので、衆議院側の審議はおそくも十五日までには完了したい。こういう談話が出ております。これは誤報誤傳ではないだろうと私は思つておる。ときどきこの内閣は誤報誤傳と言うて、後から釋明したり、陳謝したりするようでありますが、この新聞はそうではないと私は考えます。しかしこれもやはりそういうことであると言えば、これはまたいたし方ありませんが、とにかくこういう記事が出ております。この點について委員長は、この新聞記事に對してどういうような感想をおもちになつておられるか。先般三十一日のラジオ放送におきまして、十一月五日に與黨側から質疑打切りの動議を出して、遮二無二通すだろうというような意味の放送が行なわれたときに、放送局に調査をし、かつまたその誤れる點を指摘いたしまして、放送記者の臆測であつた、取消しをさせた、釋明をさせたというようなことを、この委員會で述べられておるのでありますが、この新聞記事、この報道の點に對して、委員長はどういう處置をとられようとしておるか、あるいはどういう感想をもつておられるか、この點をひとつお伺いいたしたいのであります。