神田博の発言 (鉱工業委員会)

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○神田委員 委員長が他の委員に比べて精勵恪勤であるという御心臓については、私敬意を表します。主權の問題でありますから、委員長が精勵恪勤でありますれば、いきおい私どもも精勵恪勤、しかし考え方によりますと、どうもまじめな答辯ではないと思う。一體われわれには、商工大臣提案のいわゆる臨時石炭鑛業管理法案第一章から第八章まで、第一條から附則を加えて六十九條、この法案の審議を急ぐとおつしやりながら、この法案を眞黒にするといいましようか、眞赤にするといいましようか、ずたずたに筆を入れるような修正案をこの委員會の外でおやりになつておる。そうしてわれわれの質疑を續行しようという熱心な希望に對しては、ときどき委員會をお開きにならない。御所在までもどうもはつきりしないということでは、はなはだ遺憾にたえない。しかし先ほどから委員長は、今後は努めて十分ひとつわれわれの意のあるところを盡そうという趣旨の答辯がありましたので、これ以上答辯を要求することは、かえつてどうかと思いますので、一應私は控えますが、今後はひとつさようなことのないように、ありましたならばあつたことを率直にひとつわれわれ委員に諮つていただきたい。そのことがこの法案を促進するに重要なる點だと考えております。西尾官房長官が、たいへん最近の黨務御多端といいましようか、政府の大番頭といたしまして、まことにわれわれ御同情申し上げておるぐらいお忙しい中を、當委員會に間髪を入れず御出席になりましたことにつきまして、なかなか御熱心であるということを、私はまず敬意を拂いまして、お尋ね申し上げたいと思います。
 去る十二日の讀賣、毎日、朝日等に出ておる新聞の記事、西尾長官談話でありますが、こういうことが出ておる。讀賣新聞を讀みます。「石炭國管案、修正點意見一致、きのう三黨首會談で」という見出しのもとに「十五日までに審議終了へ、西尾長官談、西尾官房長官は會談終了後次のごとく語つた。きようの三黨首會談で國管案の全般にわたり修正點等について相談した結果、完全な意見の一致を見た。内容は黨議決定後發表したい。參議院では、十五日までにまわしてもらわなければ責任がもてないと稻垣委員長から申し入れてきているので、衆議院側の審議は遅くとも十五日までには完了したい。」こういう記事であります。この記事を官房官長はまずその通りであるかどうかということから、私はお伺いして、御答辯によりまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。

発言情報

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発言者: 神田博

speaker_id: 11115

日付: 1947-11-15

院: 衆議院

会議名: 鉱工業委員会