神田博の発言 (鉱工業委員会)
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○神田委員 その通りであるということでありますから、私が讀みましたとこを、その通り御承認になつたと私は考えます。そうであるといたしますと、「經營者はその才能を十分に伸ばし」こうおつしやつておられますが、先般當議場におきまして、この法案に關する公聽會を開いたのでありますが、經營者側から十數名の參加者がございまして、しかも業界を代表している錚々たる經營者諸君が、あげて本案は減産案だと言つておられる。經營の才能を十分に伸ばすというようなことが、大臣がこの法案をおつくりになつた最大の誤謬をなしておるのではないか。當時商工大臣は數日にわたりました公聽會に一度もお顔をお出しにならなかつたようでありますので、十分その邊の空氣を御存じないということでありますれば、ここに十分な材料がございます。石炭新聞に國管は減産法案なりという各公述人が公述したプリントがございますので、これを一々私が讀み上げますことはまことに煩にたえないのでありますが、いずれにいたしましても、商工大臣がこの新聞談話——公式發表の談話でありますが、經營者はその才能を十分に伸ばす、これはとんでもない間違いになつてくる。十分伸ばすどころの騒ぎではない。本法案は減産法案である。減産法案を増産法案だとお考えになりましたこと自體が、非常な誤謬でありますので、これは大臣のお耳にもそれぞれはいつて、十分に承知をされていることと思いますが、これに對してどういうお考えをもつておられますか。