稻村順三の発言 (予算委員会公聴会)

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○稻村委員 もう一つお尋ねしたいのは、豫算編成にとつてわれわれの一番惱みの種となることは、給與の問題だと考えます。實は官公廳の職員の待遇改善、二百五十萬を超える官公廳の職員の待遇改善は、非常にわれわれとしても重要な問題であると思うのであります。しかし、ややもすると官公廳職員という一言のもとに、官公廳職員の中にもいろいろ種類があることをわれわれはうつかりすると忘れることがあるんじやないかと考えております。たとえば國鐵の大部分とか、遞信の大部分とかいうものは、直接産業に非常に密接な關係のある官吏というか、これは一般産業人の立場にあるのでありますから、たとえば行政官廳の職員などということになりますと、直接生産と結びつきがない職員だというふうに考えられ、ある點から言うと、これは國家によつて與えられた一定の特權をもつている職員というふうに考えられるのでありまして、この間におきまして、給與その他について、一應われわれとしては差別して考えると言うとおかしいのですが、考えていく必要があるのではないか。そういう建前から、先ほど先生が非常に強調なさつた行政整理というようなことも考えていかなければならぬと思われますが、その點について先生の御感想をお聽きいたしたいと思います。

発言情報

speech_id: 100105262X00119471111_010

発言者: 稻村順三

speaker_id: 1021

日付: 1947-11-11

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会