草葉隆圓の発言 (厚生委員会)

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○草葉隆圓君 私も今のこの二つの條項について、先程來の厚生大臣の御答弁に対して更に伺いたいと存じます。厚生大臣の御答弁を伺つておりますと、今囘の関東の水害によつて、堤防が切れる用意とか、或いは空俵ということを予想してお話になりましたが、この災害救助法は私はそういうものは予想していない、こう思うのであるます。むしろ食糧とか被服とかそういうものであつて、土木工事の材料は本災害救助法の眼目でない。從つて只今米倉委員からいろいろとお話のありました点について、從來のこの國民の経驗から申しますと、戰争の空襲による、あの戰災者保護というものが、主として食糧、衣料というようなものを政府が備蓄をなしておる。今囘狙つておられるのはああいうふうな状態のものを平時に用意をして置くという狙いでおやりになるのか、むしろそうじやなしに、この普通の意味の災害というものはいかなる場合でもなかなか予想ができないのであります。殊に罹災者の数とか範囲とかいうようなものはなかなか予想ができませんので、殆ど從來からさようなことはやつておらんような状態でありましたが、ただ從來一つ便利がよかつたのは、軍隊におきまして衣料、食糧を平時相当持つておつたので、それで緊急の場合に殆ど多くの場合に、軍隊の衣料とか食糧を急場の間に合わしておる、或いは今後はそれができないから、何かやつて置かなくちやならないという御趣旨か、その点がどうもはつきりしないと思う。前の御答弁の土木事業というものは、この対象じやない、私はかように存じております。

発言情報

speech_id: 100114237X01719470922_014

発言者: 草葉隆圓

speaker_id: 8243

日付: 1947-09-22

院: 参議院

会議名: 厚生委員会