中平常太郎の発言 (厚生委員会)
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○中平常太郎君 もう少しお尋ねいたしたいのですが、備蓄というものは予知せざる以前にしなければならないのでありますが法律といたしましては結構でありますが、現在の実情から申しますと、物資が甚だ欠乏しておりまして、現在口に入る物さえも足りない場合に備蓄ができるかどうか、医薬品は別といたしまして、食糧に関する問題は、罐詰にいたしましても、何にいたしましても、とてもいつ災害があるか分らんという場合に、各縣におきまして備蓄としてその外に除けて置くということはとてもできないじやないか、各縣が現在食糧に困つておる場合には、これは法律といたしましては將來性のあるものでありますから結構でありますが、実際の問題といたしまして、この一両年は備蓄の品があるかどうか。
それから又金額は政府の見るところによりまして六十五倍というておりますから、五十万円が前に基礎となつておるのであれば、三千万円くらいにならんと六十五倍にはならんのですが、三木委員のおつしやつた通り五百万円では実際におきまして余りに少いように私も考える一人であります。前に五十万円だつたから五百万円にしたらよかろうというようなことは、余りに漠として根拠のないようなことと思います。政府の方で六十五倍と見ておるのでありますから、やはり少くとも一千万くらいなところは備蓄の準備金として各縣が積立てて行くべきではないかと思いますが、これは意見の方に入りますから、意見を申上げる時分にこういうことを申上げたいと思つております。
とにかくお尋ねするのはこの備蓄品があるかという問題です。これを予知し得ざる以前に各縣が備蓄しちやたまらん。現在食えんのに備蓄されては持てんのですが、その点は現在どうなさるお考えであるかということをお伺いしたいのです。