庵原文二の発言 (農林委員会)
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○庵原説明員 私はとりまとめを担当いたしました救農土木事業つきまして、今日までとつて参りました措置につきまして御説明申し上げます。
まず北海道でございますが、北海道関係の救農土木事業につきましては、節約解除分それから予備費支出及び国有林事業の三つにわかれますが、節約解除分と予備費を合わせまして、事業費にいたしまして十一億百万円、これに対する国庫補助額として六億五千百万円を計上いたしたわけであります。内容といたしましては、農業関係で土地改良事業費、それから耕地整理事業、それから開拓事業開拓実施、これは開墾作業であります。それから林業関係といたしまして林道施設、造林事業、山地治山、漁港の関係では魚港の修築であります。それから臨時施設といたしまして臨時救農施設、以上のような項目につきまして、ただいま申し上げたような予算を計上いたしております。これにつきまして農林省におきまして実施要領を定めまして、先般北海道庁及び関係官庁に対しまして、それぞれ指示並びに連絡をいたしております。ことしの北海道の災害が非常に激甚でございますので、これらの地域的な配分につきましては、被害のひどいところによけいやるように、また農林省以外の建設省等の道路工事等につきましても、農林省で行います各種救農土木事業と即応いたしまして、相互の調整をはかりながら配分の適正を期する。そして被害農民に適正な就労の配分が行われるよう指導をいたしております。これによりまして推算でございますが、地元に現金収入として落ちると思われますものが約四億九千九百万円と見込んでおります。そうして就労いたします非熟練労務の数は、延人員にいたしまして百三十六万二千人ぐらい見込んでおります。ただいま申し上げた数字は国有林事業を除く数字でございまして、このほかに国有林風倒木処理等の事業費といたしまして、八億五千万円を計上いたしておりまして、これによりまして労務の数にいたしまして、約二百四十万人くらいの就労の機会を得るものと見込んでおります。
それから次は府県の関係でございますが、これは事業種目といたしましては、土地改良事業、耕地整理事業、開拓事業開拓実施、それから林業関係では林道施設、山地治山の各種目につきまして、救農土木をやるわけでございますが、財源といたしましては本年度の節約解除分約二億二千万円をこれに充当いたします。これによつて行う事業費が三億三十万円、この中で地元に現金収入として落ちると思われますものが一億四千万円、就労し得る非熟練労務者の数を約四十万人見込んでおります それで府県の救農土木につきましては全部が節約解除分でございますが、ただいま申しましたほかに青森、岩手県につきましては、国有林事業約八千五百万円を計上いたしまして、救農土木の実をあげるということにいたしております。ただいま申しました各種の事業は、とりあえずの措置といたしましては青森、岩手ほか東北、東山、北関東等におきます高冷開拓地、それを対象にいたしまして、その被害のひどいところに事業を実施するということにいたしまして、それぞれ所要の手続きをとつております。