小林孝平の発言 (水産委員会)

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○委員長(小林孝平君) ただいまより水産委員会を開会いたします。
 ただいま出席の政府側の方々は通産省川上鉱山局長、農林省水産庁岡井次長、増田生産部長、丹羽海洋第一課長、増田海洋第二課長、小池水産課長、大蔵省の北島税関部長、間もなく厚生省の楠本環境衛生部長が見えられますが、以上の方々であります。
 まずビキニ被爆に関する件を議題にいたします。この問題につきましては、昨日の本委員会におきまして、千田、森崎その他の委員からきわめて重大なる質問が政府に対してなされております。本日はこれに対してまず根本官房長官から政府の所信を承わって、その上で質疑応答を重ねたいと考えておりましたところ、はなはだ遺憾ながら根本官房長官が出席いたされておりません。
 この際その質問の要旨をここでかいつまんで申し上げますと、政府は水爆実験の損害額二十六億余円を米国政府に通告しておきながら、わずかに二百万ドル、七億二千万円の慰謝料をもって本問題を解決しております。そこでこの政府が認定した損害額二十六億円と今回の慰謝料七億二千万円との差額約十九億円をどうしようというのであるか、国内的措置によってこれを補償するのであるか、しないのであるか。七億二千万円を慰謝料、つまり見舞金の形で払って、その他の十九億余万円は漁民の犠牲において一切が解決したものとしてしまぅのであるか、そうではなくて別途立法措置、予算措置をして損害を補償してやるのであるかということであります。
 そこで先ほども申し上げましたように、根本官房長官は御出席ありませんので、この問題をいかが取り計らいましょうか。

発言情報

speech_id: 102114562X00519550123_001

発言者: 小林孝平

speaker_id: 26056

日付: 1955-01-23

院: 参議院

会議名: 水産委員会